陽炎日記

日々の出来事を中心に綴ってます。

「八丁堀のおゆう 北からの黒船」山本巧次著

2019-11-05 20:47:02 | Weblog
 新刊の宣伝が新聞に載っていたのですぐ買ってすぐ読み終えた😅 
(やっぱりこのシリーズ好きだわ~)

ロシアからの船に乗っていたステパノフは日本に漂着したところ
捕まえられたが脱走!江戸市中に侵入した可能性ありとのことで緊急配備された。
その中におゆうや鵜飼もまじっていた。「異人を捕まえろ!」との指令を受ける。
下っ端にには言うなのことで二人は苦心しながら捜査を始めるが・・・
最初の事件が起きる。鉾田代官所の手代の狭間という人物が殺された。
鉾田で何があったのか?ということになった。(異人捜しも続行中)
割り符の話になって・・・どこが使っていたかという話になる。
三つの回船問屋が上がって・・・
ロシア人が見つからないってどいうこっちゃということとなる。
まさか町方が入れるような場所じゃない?となると空き寺みたないな?
またまた奉行所のお偉方から声がかかり寺社地に入ることを許されて、
小塚原あたりに出向く。そこでおゆうが異人ステパノフを見つけた。
異人は駒込のとある大名屋敷に留め置くことに。
この異人の世話をおゆうがすることになったのだ😲 
一端現代に戻ってきて宇田川に相談するが・・・彼も忙しい身。
やることをおゆうに説明して「取れたら持ってきてくれ」と言われ渋々一人で段取りをつけた。
駒込の牢屋の中。一生懸命ロシア語を話すうちステパノフはおゆうに
打ち解けてきた。
ステパノフの独り言を収録されたレコーダーなどを持って宇田川の所へ行く優佳。
そんなおり権十郎という水主が殺された。
そこから廻船問屋の抜け荷に関わっているんじゃないか?
もっと上の人達が携わっているんじゃないか?という話になっていく。
交易問題になりかねない。何せ鎖国がまだあった時代だから・・・
ある日駒込のステパノフがいるところに行き、カマをかけたおゆう。
ステパノフはロシア人ではなくアメリカ人だということを知る。
(宇田川から解析されたデーターの中で英語をしゃべっていたのを聞いた😲
そこからいろんなことがわかってきたおゆうは宇田川には話した。
伝三郎は伝三郎で調べていきさつがわかってきた。
ステパノフを鉾田へ移送する段取りがつき伝三郎おゆうが付き添うことに。
ステパノフからおゆうに日本語で話しをする(じつは日本語も話すことも出来ていた😲 二人の時に)
手紙は偽物で船にのった時の船長が書いたものだといった。
この嘘の書状で金儲けをしようと企んだという話で・・・
城島佐渡守と棚橋が一切合切承知の上で今回の事件を起こした。
棚橋が采配を振るっていたことがわかったが、証はない。
「お奉行に申し出て、後は上の方々の裁可委ねる」と伝三郎の上司
与力の戸山兼良が棚橋に向かって話した。
一応ここで一段落したんだけどね。
江戸に帰って自分の家の座敷を開けるとそこに宇田川がいた。
しばらくすると伝三郎もやってくる。
宇田川と伝三郎のバトルが・・・おゆうは伝三郎といい関係になりたかったのに・・・

後付けでステパノフ(ケネス・フォークナー)が翌年今までの航海を引退して、
のんびり過ごしていた所に話しを聞きたいと言う人物が現れる。
それがペリー海軍少佐だった(ケネスが日本へ行った時の話を聞きたいとのことで・・・)
(ペリーが日本に来るのはこの1823年から30年後の話だが、ペリーは
いくつの時ケネスに会いに行ったの?29歳くらいだったのね、少佐だったから。)
けっこう面白かったので何回でも読み直しそう😁 
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