うさぎのたいる君

うさぎのたいる君。
私たちが来週沖縄に行くので、一足お先にだんなの人の実家であずかってもらうことにした。
義母はベガと言ううさぎを以前飼っていて、いつもベガのことを考えて、ベガがいいようにしてあげる、飼い主として「満点」な方。そんなんで、もうおじいちゃんのたいる君をあずかってもらうなら義母がいいなぁ…と思っていたの。

連れて帰って初日こそ「ここはどこだ？」と警戒していたもののそのあとはベランダでぴょんこぴょんこ遊んでいたのだそうだ。

でもおとといから急に元気がなくなって、くったりしていると連絡が入り、昨日病院へ連れて行ってもらったけれど、先生は「歯も伸びていないし、これといって悪い所が見当たらない。ストレスかな…」と。

そして今朝、義母からの電話。
「どうしよう！たいるの耳が白くなっちゃった！！！」

私は心配になったので取るものもとりあえず、のんたんと幾日分かの着替えを持って新幹線に飛び乗った！
赤ちゃんを一人で連れて静岡に来るなんて到底無理だろうなぁ…と思っていたのに情熱があると出来ちゃうもんだね。
この間銀座に行った時に東京駅を利用したのでエレベーターの場所も心得ていたしすごくスムーズだった。こんな時に役に立つとは。

静岡に着いたら、たいる君は最初はトローンとしていたけれど、思ったより元気だった。でも抱っこしてみるとすごく軽い。心細くなるくらい軽い。

義母がドライフードを水でふやかして、ジュースでさらに伸ばしたペーストをスポイトであげてくれている。
こうしてあげるとペロペロして食べるんだけど、いつものようにバナナを小さく切ったものを口元へ持って行っても食べない。

夕方になったらだいぶ元気になってベランダに出るようになった。
義母が「やっぱりakicocoちゃん来ると分かるのかな。元気になっている気がする」と言っていました。
私もたいるが私を分かっているような気がします。

今まで、旅行に行く時や入院したときに人にあずけても最長で8日くらいだったから、たいるも「8回寝たのにオカン帰ってこない…ボク捨てられちゃったのかな（・・、）」って思ってしまったんだろうか？最近のんたんにかかりきりだったからあまり相手にしてあげられなかったし。

だんなの人も「かぁちゃんのところでもしたいるが死んじゃったら、たいるはおじいちゃんだから仕方ないところはあるけれど、かぁちゃんが心配だな」って言っていた。

私は、義母がうさぎを飼うのにも慣れているし、すごく愛情も注いでくれるし、義父が単身赴任で一人住まいだからたいるが家に居たら帰るの楽しくなるだろうな、ってことしか考えていなかった。
すっごい反省。

今日来て、移動に耐えうるなら連れて帰ろうか？と話しているんだけど、義母も「動物病院で何かあったらたいるがかわいそうだから、頑張って面倒見るからここにおいといて」と言ってくれる。

たいるがこのまま元気になってくれて、「ボク捨てられたんじゃないんだ」っとことを分かってくれるといいな。
大丈夫だよたいるのこと捨てたりなんかしないんだからね。

だんなの人にしても、のんたんにしても、たいるにしても…うちのメンズは同じ時期に体調崩してる…。シンパシィですか？？？東奔西走するママンは大変ですよ。