あきここの豆だいふく

VIVA 日常の嗜好品

我が家のクリスマス会。

2009年12月24日 | 日記
「傷ついても立ち直れるのは二十歳(ハタチ)までなんだって」

この間、電車の中で中学生だったか高校生の女の子が発していた都市伝説。

心ン中で「そっ、そうなの!?」と。なぜか焦りを感じる私。瞬時にいろいろ考えてしまった。

考察1 あたしもそんなこと言っていた時代があったんだろうか?
考察2 大丈夫。ハタチを超えても立ち直れる。そもそも傷つくって何?
考察3 えっ?私傷つくことすら忘れた?(ふてぶてしい?)

 *

ま、そんなんで、大学の友だちのクリスマス会でkaotaちゃんのイモートがご婚約プランなるもので結婚の申し込みを受けたんだそうで。(全然話がつながっていない)

それが、映画館を貸しきって結婚の申し込みをすると言うスィートなプラン。しかもリムジンつき。

kaotaちゃんが「すっごい羨ましくってさ~」と言っていた反面、その他の人たちの反応がイマイチでおかしかった。

だって、リムジンと言う時点で、婚約する気、される気満々で行くんでしょ。なんかおもしろいなぁ~と思って。

でも、何かの節目にそうやって宣言するのは、人間としてよいと思います。うん。

 ***

さて。大学のクリスマス会の翌日は、二日酔いで、あたし、機能してませんでした。そんなんでだんなの人はせっかくのお休みなのに「akicocoがクテクテしてた~。ボクは朝から家の片付けしっぱなし!」と不平不満を言っておりました。

すまんの。

ほんと、最近お酒に弱い。



今日は我が家のちょっと早いクリスマスパーティー&12回目の結婚記念日!それと年賀状も作らなきゃ(ウチの実家の分も!)
先週末の二日酔いのしわ寄せがてんこ盛りぃ♪イェイ。(壊れ気味)

今回は、前回作りそびれたグラタンメインで、船便のボジョレーがやってきたんでそれでお祝いです。



ケーキも焼きましたよ。
何度焼いても下手だなぁ。(笑)いつか上手になるかしら。
でも、のんたんはケーキを見たら、食事も始めていないと言うのにろうそくをともそうと躍起になってました。カワイイノゥ。

でもさ、やっぱり誕生日なんだよね。
彼、はっきり言ってもう成人するくらい自分の誕生日祝ってんじゃないかしら。

オーデュボンの祈り(伊坂幸太郎著)

2009年12月24日 | 
この間、『重力ピエロ』を読んだ時に、なんだかちょっと腑に落ちなかったので、同じ伊坂さんの『オーデュボンの祈り』を読んでみることにしました。1冊読んだだけで「合わないのかな」と思うのもイケナイと思いまして。

なんだ、なんだこの世界観・・・。
最初っからびっくりして、何がなんだか分からなくて。ダラダラと読んでいたら図書館の返却期限の2週間が経っちゃって。
まだ、面白くなる以前のところだったから、「もういいか・・・諦めようか」とも思ったんですけど、せっかく途中まで読んだのにもったいないってことで、また予約をして、結局トータル1ヶ月かかって読んでました。

 *

最後は面白かった。
ピースが組み合わさってそしてひとつのパズルができる。久しぶりに「あぁ~面白かった」とスッキリした気分になりました。

でも、私、やっぱり読書感想文と言うか書評は向いてないなぁ~とつくづく思います。

文体とか、言葉に関してクローズアップするんじゃなくて、物語のひとりになってしまって「あいつは嫌なやつ」「か、かわいそう」なんていう感情でいっぱいで。全く持って評論するんじゃなくて、登場人物になちゃってる。

すっごい主観的というか。
書評ってやっぱりある程度客観的じゃないとね。
それが私には苦手みたい。

他の人の感想を読んで「なるほどー」と思うことばっかりだもの。

今回も、身の毛もよだつほど嫌なやつがいて、その人と同じ世界にいたらどうしよう。「ゼツボウだな」って思いつめたり。

でも、そうやって取り込まれると言うことはやっぱりすごいんだろうな。

 *

さて、たった2冊しか読んでいないんですけれど、伊坂さんの作品の根底は「ハンムラビ法典」だな、って思いました。

残酷だけれど、一番分かりやすいし、ある意味人情。