あきじの気まぐれ日記Ⅱ

「あきじ」が日頃、撮影した鉄道・バス・船など
様々な写真などを紹介して行きたいと思います。

佐渡汽船「ときわ丸」進水式

2013年10月23日 | 船ネタ
10月21日、呉市川尻町の神田造船で新潟県佐渡市に本社を置く、佐渡汽船
発注した大型カーフェリーの進水式が
行なわれたので行って来ました。

事前に問い合わせると、工場内には10時に入れるということで、
当日は間に合うように現地に向かいました。


神田造船に到着すると、本社社屋の屋上からも見学出来ますとの事で、
本社社屋の屋上に上がりました。
しかし、ド逆光なんですよね・・・

一旦、下に降りて工場内から撮影。
工場内は屋上で撮影するより状態悪く、太陽を見上げて撮影する格好になるから
再び本社社屋の屋上に上がりました。

塗装は下の方は終えていますが、上は艤装の際に塗装されるので
鉄板のままです。

わかりにくいですが、船橋は配線が剥き出しのままの状態で
今後、数か月かけて艤装が行われます。
船首は紅白幕やくす玉などで装飾。
船名は命名されるまでボードで隠されています。

10時30分から命名・進水式が始まりました。式典は着々と進み、
いよいよ船底の支えなどを外していきます。

船名が命名されました。

船名は「ときわ丸」と命名

「ときわ丸」要目
全長125.0m
総トン数 約5300t
最大旅客定員 1500名
車両積載台数 大型バスまたは大型トラック28台及び乗用車8台
乗用車のみの場合168台
速力18.7ノット
就航は2014年3月予定です。






支鋼が切断されると船体は滑りだし、あっというに進水しました。

進水後はタグボートの力を借りて艤装ドックに移動します。

タグボートが邪魔ですが、側面の「SADO KISEN」のロゴ横には
新潟県の鳥、朱鷺(トキ)のイラストが描かれています。
ファンネルは朱鷺(トキ)をイメージしてデザインされたものだそうです。

同社のHPに船体のイメージがPDFでUPされていますのでこちらをご覧ください。
http://www.sadokisen.com/data/info/f11367374905.pdf

進水式には発注主の佐渡汽船はもちろんのこと、佐渡市長や新潟のテレビ局も来て
いたそうです。
また、同じ本社社屋の屋上で撮影されていた方の中に、
佐渡から撮りに来られていた船ファンがいました!じぇじぇじぇ!!
同社のカーフェリーが神田造船にドック入りする際に見に来られているそうです。
地元の方々に期待されている新造船だと伺えます。

艤装を行っている姿を撮影できればいいなと思いますが、果たして?

「ときわ丸」は来春、同社の新潟港と両津港(佐渡)を結ぶ定期航路の
として就航します。
就役が楽しみですね。