あきじの気まぐれ日記Ⅱ

「あきじ」が日頃、撮影した鉄道・バス・船など
様々な写真などを紹介して行きたいと思います。

阪九フェリー 新造船せっつ 命名・進水式

2019年08月17日 | 船ネタ
先日8月1日、三菱重工業下関造船所江浦工場で
阪九フェリー株式会社が2隻を発注したうち、建造中であるカーフェリーの
1番船の命名・進水式を行れたので行ってきました。
三菱重工下関造船所での命名・進水式を見学したのは久しぶり。

新下関駅で地元在住のふくふく号さまと合流して
三菱重工下関造船所江浦工場に向かいました。

会場に到着 
工場建屋とギリギリです。

平日にも関わらず、夏休みということで多くの見学者が訪れ
撮影場所を確保するのも難儀でしたが、何とか撮影場所を確保
式典は反対側で行われていたため、放送を頼りに見守りました。

わかりにくいですが、「せっつ」と命名されました。







阪九フェリーの入谷 泰生会長による命名に続いて、
号鐘の合図で順次、船底の安全装置が外され、寄港地ゆかりの
女性による支綱切断が行われました。
支鋼が切断されて船が滑り降りていく姿は何度見ても感動します!

式典出席者の記念撮影が行われ、式典は終了しました。

下関駅に送っていただく途中、艤装桟橋が見える埠頭へ
阪九フェリー「せっつ」は進水後は艤装桟橋に係留されていました。
手前は海上保安庁ヘリコプター2機搭載型巡視船「しゅんこう」が艤装工事中

巡視船「しゅんこう」は尖閣諸島警備のため第10管区海上保安本部に
配属の予定。

今回、命名・進水した「せっつ」は、阪九フェリーが運航する
カーフェリー4隻のうち「やまと」の代替となるもので、
今後は艤装工事を経て2020年春に新門司~神戸航路に就航する予定です。
新造船のコンセプトは「星空と海をのぞむ癒しの旅」を
コンセプトに、従来船にはない客室最上階である
7階には、開放感のある空間を設け、
船内で一番大きな窓から星空と瀬戸内海が眺望できる
心躍るクルージングを楽しむことができるそうです。
新造船を紹介するHP
https://newship-han9f.com/#concept

「せっつ」要目
総トン数:16,300トン
全長:195m
全幅:29.6m
速力:23.5ノット
旅客定員:633名
⾞両積載台数:
8.5mトラック約277台および乗用車約188台