あきじの気まぐれ日記Ⅱ

「あきじ」が日頃、撮影した鉄道・バス・船など
様々な写真などを紹介して行きたいと思います。

「この世界の片隅に」展とボンネットバス 後編

2016年08月02日 | この世界の片隅に
今回は前回の続きを掲載します。
呉市立美術館で11月3日まで行われている
劇場アニメ化記念 特別展マンガとアニメで見る
こうの史代「この世界の片隅に」展
(以下:「この世界の片隅に」展の初日(7月23日)の
午後に行われた、ボンネットバスで巡る「この世界の片隅に」に参加しました。
このイベントは「この世界の片隅に」を支援する呉・広島の会が主催で行われ、
作品の舞台である呉市内をボンネットバスで巡るイベントでした。
地元呉市をはじめ県内外から約20名ずつ計約40名の参加が有りました。

ツアーにはお忙しい中、こうの史代先生も1回目に続き2回目も同行されました。

呉市立美術館を出発したボンネットバスは国立呉病院前を通って四つ道路に出て本通を
北上し市役所前を経由し明神橋バス停付近で下車し歩いて国重要文化財三つ蔵へ


細い道路を上がり、三つ蔵に到着
ここを主人公のすずさんが良く通る所です。
三つ蔵は藁(ワラ)壁です
漆喰の白い壁が落ちて剥がれてるではないんですよ。
私も数年前まではそう思ってました(汗)
この場所は呉に住んでいながら初めて訪れました。
ココより少し上にある辰川という所が北條さんの家がある所です。

こうの史代先生の解説も行われました。


三つ蔵の脇にあるブロック塀にも「この世界の片隅に」展のポスターが
貼られてましたが、ポスターの脇に写真が貼られているのを発見。
主催者の仕込みか?と思われましたが、
地元呉市に住まれてる方が貼られたそうで、本人様が登場。
当日はボンネットバスを追いかけて撮られていました。

三つ蔵側の階段を上がり、三つ蔵の裏へなまこ壁の蔵になってます。

三ツ蔵所有者・旧澤原家住宅
ここからさらに歩いて朝日町へ

現在の呉市医師会病院が有る界隈は遊郭街がありました。
漫画この世界の片隅にの中では、りんさんがいた街です。

川沿いを歩いて「千福一杯いかがです♪」でお馴染みの千福・三宅本店へ


ボンネットバスは三宅本店に先回りして私達をお出迎え。

酒工房「せせらぎ」で休憩。
チケット半券を提示するとソフトクリームが振る舞われました!
酒粕ソフトを頂きました。
お酒も冷酒用のお酒を購入。

ボンネットバス車内ではバスガイドさんによるガイドとこうの史代先生の
お話なども行われました。

バスは長ノ木~内神町~二河公園を経由して蔵本通りへ


小春橋に到着
ここも漫画に出てくる場所の一つ。

小春橋から望む灰が峰

再びボンネットバスに乗り、出発地の呉市立美術館へ戻ります。
レトロな堺橋の欄干を入れてみた。



最後に呉市立美術館から車庫に戻るボンネットバスをお見送り!

1時間半のツアーでありましたが、地元呉に住んでいながら知らないことも聞けて
良かったと思います。
作者と作品舞台を巡って歩くことは、滅多にある事ではありませんから良いイベント
となりました。

最後になりましたが、こうの史代さんをはじめ、
イベントを主催しました「この世界の片隅に」を支援する呉・広島の会並びに、
広島電鉄呉営業課の皆様
有難う御座いました。そして参加されました皆様お疲れ様でした。

「この世界の片隅に」展とボンネットバス 前編

2016年08月01日 | この世界の片隅に
最近はブログ更新が思うようにできず、ネタが溜まるばかりですが、
少しずつ掲載していきます。
呉市立美術館で7月23日から11月3日まで劇場アニメ化記念 特別展マンガとアニメで見る
こうの史代「この世界の片隅に」展
(以下:「この世界の片隅に」展が開催されてます。

「この世界の片隅に」を簡単に紹介。
昭和19〜20年の広島・呉を舞台に、昭和19年に18才で広島市江波から呉市へ嫁いだ
北條すずを主人公に戦争激しくなるなか毎日を工夫して営む様子が描かれた作品です。
詳しくは↓アニメ映画「この世界の片隅に」公式HP
http://www.konosekai.jp/


私は関連イベントに参加する為に初日の7月23日に行ってきました。
呉市立美術館に到着すると式典が行われた直後という事で行列が出来ていました。

1階ロビーでは主人公の北条すずさんがお出迎え


「この世界の片隅に」展は撮影禁止ですが、
2階から始まる展示物の2ヵ所に記念撮影できるパネルが設置されてます。
「この世界の片隅に」展はマンガ原画(複製含む)約450点の他、写真資料、
アニメからは原画、レイアウト等展示されています。
初日はこうの史代さんのギャラリートークも行われました。


展示を観て、こうの史代さんのギャラリートークも参加して
外に出ると
呉市のボンネットバス いすゞBXD30(広島電鉄運行)が来ていました。


車内見学もどうぞということで、久しぶりに呉市のボンネットバスの車内を撮影。

運転席

車掌台

呉市のボンネットバスは午後から行われる関連イベント 
ボンネットバスで巡る「この世界の片隅に」のツアーで使われました。
このイベントは「この世界の片隅に」を支援する呉・広島の会が主催で、作品の舞台である
呉市内をボンネットバスで巡る体験イベントでした。
応募者多数の場合は抽選になるイベントでしたが、応募すると幸運にも当選。
ボンネットバスで巡る「この世界の片隅に」は13時発と15時発の2回にわけて行われ、
私は2回目に参加。

ランチを済ませて普段は通る事が少ない本通り界隈で1回目を撮影
ロケハンしたものの呉らしい景色にならず。

美術館に戻ってくるボンネットバスを美術館通りで撮影。

美術館に入るボンネットバス

7月23日から土日祝日に運行されている呉市内の観光地などを巡る
呉探訪ループバス「くれたん」は
運行ルート変更や運行時間が変更され、「この世界の片隅に」展が行われている
呉市立美術館前の美術館通りを走るようになりました。
「この世界の片隅に」展の開催期間中(/23 ㈯~ 11/3 ㈷の土・日・祝日)に
臨時便を運行されてます。


呉探訪ループバス「くれたん」に使われるバスも1台がラッピングされているので
撮影しました。
ラッピングバスは1台で、呉市の日本遺産認定をPRする旧呉鎮守司令長官庁舎の内装に
使われている金唐紙をデザインした背景に
海上自衛隊呉地方総監部第一庁舎などの写真が描かれてます。

つづく