細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

過去の日記

2007-11-17 08:44:20 | 人生論
先輩の研究者が、「細田の過去の日記(博士課程時代)を読み始めたら1時間過ぎていた」、とメールで連絡をくれたので、私も読んでみました。その先輩もしばしば登場してたのでのめりこんで読んでおられたのだと思います。

当時は自己制御できずに苦しんでいるのですが、「視野の狭さ」が明らかです。私自身、日記の著者が自分でないような感覚を持ってしまいます。良い意味で言えば、約8年くらいの間に自分が大きく成長しているということですが、26歳くらいのときの自分が非常に幼稚に見えます。ただし、当時ではそれが全力です。

「視野」という意味で言えば、25-6歳当時と今では相当に違います。今後、私の視野がどのように広がっていくのかは自分でも分かりませんが、「コンクリートだけでなく土木」、「横浜から関東、日本、アジア、世界へ」、「自身から家族、研究室、教室、大学」などいろいろな展開の軸があり、視野は確実に広がっていくのだと思います。

そうなっても対応できるように、底力をつけるべく、コンクリートのことは当然ですが、上記の展開に必要と思われるさまざまな教養を身につけたい、と心から思って努力しております。