NHKの「週刊こどもニュース」という番組がありますが、それに11年間出ていた池上彰さんの「伝える力」という本を読みました。よく売れているようです。岡山への出張の帰りの新幹線で読みました。
この本を読んで、私は「教員」という仕事をしていることでいかに自分の「伝える力」を鍛えてもらっているかがよくわかりました。
学生に説明する、講義をする、ゼミや勉強会で解説をする際に、「なるべくわかりやすく伝えてあげよう」と工夫します。なるべく平易な言葉で伝えるためには、ものごとの本質を徹底して理解する必要があります。それがとても訓練になっているのです。学部1~4年生、修士、博士課程、留学生、彼らに対してそれぞれのレベルに応じた説明をする必要があります。教員としての日常を全力で生きることで、自らの伝える力はどんどんと磨かれていきます。
学生の投稿論文を添削したりするのも自分にとっては知らず知らずのうちに文章力の訓練になっているのだと思います。学生のプレゼンの指導をするのも、結局は自分のトレーニングになってます。
今年は、美しい文章を読む必要があると思い、夏目漱石や芥川龍之介も読みました。美しい文章は読むだけでなく、書き写すことで、または音読することで、より自分のものになる、と池上さんは言ってます。私もそう思います。すぐに実行するかはわかりませんが、休暇中にでもやってみようと思います。
そうやって学生に鍛えられ、自身でも鍛えて、さらにそれを学生の教育に生かします。フィードバックとスパイラルです。
この本を読んで、私は「教員」という仕事をしていることでいかに自分の「伝える力」を鍛えてもらっているかがよくわかりました。
学生に説明する、講義をする、ゼミや勉強会で解説をする際に、「なるべくわかりやすく伝えてあげよう」と工夫します。なるべく平易な言葉で伝えるためには、ものごとの本質を徹底して理解する必要があります。それがとても訓練になっているのです。学部1~4年生、修士、博士課程、留学生、彼らに対してそれぞれのレベルに応じた説明をする必要があります。教員としての日常を全力で生きることで、自らの伝える力はどんどんと磨かれていきます。
学生の投稿論文を添削したりするのも自分にとっては知らず知らずのうちに文章力の訓練になっているのだと思います。学生のプレゼンの指導をするのも、結局は自分のトレーニングになってます。
今年は、美しい文章を読む必要があると思い、夏目漱石や芥川龍之介も読みました。美しい文章は読むだけでなく、書き写すことで、または音読することで、より自分のものになる、と池上さんは言ってます。私もそう思います。すぐに実行するかはわかりませんが、休暇中にでもやってみようと思います。
そうやって学生に鍛えられ、自身でも鍛えて、さらにそれを学生の教育に生かします。フィードバックとスパイラルです。