昨年度23年度はかなり激しく活動した1年間でしたが、強い思いとともにスタートを切ろうとした今年度、24年度の当初はいろいろとつまづいたり、どうもGW前後から体調も優れず、ペースをつかみきれないまま時間が過ぎていきました。
体調が優れなかった理由は、おそらく花粉症の薬を飲むのをやめて心身のバランスが崩れたのだろうと推察しています。重度の花粉症であり、飲み薬に頼らざるを得ないのですが、来年以降の体調管理に反映させようと思います。
いつの間にかすっかり元気になって、タンザニアの出張も何事もなく無事に終えました。7月から8月の前半、かなりの業務量をこなしているはずですが、ほとんどストレスもなく、ある意味で淡々とこなしています。これまでの経験で、まあ何とかなると心の底で開き直っているためと思います。一部、示方書の改訂関係で作業が遅れてしまっているものもありますが、まあ仕方ない。これは夏休み期間に挽回です。
多少のことでは動じないタフさはだんだんと身について来ているように思います。それくらいが昨年度からの成長でしょうか。
まだ今年度は大きなステップアップを実感できていません。焦らずしっかりと研究に取り組みなさい、ということでしょうか。
明日8日は、パキスタンからの留学生の博士論文の最終審査会です。私が主査を務める2人目の学生となります。本人もいろいろと苦労しましたが、何とかここまで頑張ってきました。今夜、時間をかけて最後に近い指導をすると思いますが、最終盤に来て成長が見られており、期待しています。
明後日9日から、南三陸町で津波の被害の調査とミーティング。私は途中で離脱して、10日に仙台に向かい、東北地方整備局で打ち合わせ。山口県の品質確保の仕組みを、何とか被災地の復興工事での品質確保に応用するための打ち合わせです。田村先生、二宮さんと「三本の矢」(岩城先生命名)で臨んできます。その夜は、岩城先生と4人で熱く語ることになると思いますが、 24年度の中盤戦、終盤戦へ向けての布石を敷ければと思っています。
8月後半は例年通り入試行事、8月末は研究室の2泊夏合宿@長崎、9月の中旬はイギリスへ10名の学生の研修旅行の引率、9月下旬には鞆の浦でのビッグプロジェクト、などいろいろ動き回りますが、いつも夏休みに思うことですが、論文投稿に注力をしたいです。
9月に修了予定の留学生は表面吸水試験の成果をJounal論文へ。すでに日本語で投稿済みの表面吸水試験の成果もACTへ投稿すべきと思っています。これも夏休みの間に着手。そして、じわじわと執筆を進めている山口県のシステムの効果のJounal論文、これはもうこの夏休みで絶対に書き上げて投稿です。
スローペースで始まった今年度の序盤戦も、ペースが上がってきた状態で夏休みに入れてよかったと思います。