2018年の1月も半分が終わりました。
4日に軽いめまいのする体調不良で新年がスタートしたため、無理をしないで最重要業務に絞って最初の週を乗り切りました。
10日ごろに回復してきたかな、と思った矢先、11日に再び悪化し、2回の講義中にも何度かめまいを感じたので、周囲の勧めもあって念のために、12日の朝に耳鼻咽喉科で診察を受けました。原因は特定できず、めまいの症状も非常に軽い、とのこと。。。一般的な飲み薬を処方されて、様子見になりました。。。
翌13日、14日はセンター試験の監督でフル拘束。15日の15時がJCI年次論文集の締切りで、研究室内からは私の指導学生が3名投稿したため、朝晩や隙間の時間を使って添削作業を行いました。無事投稿できたようで良かったです。
何とか乗り切った感じの1月の第一週でした。しかし、家では全く仕事をする気になれなくても、やはり職場に来ると身が引き締まり、仕事は普通にできました。
病は気から、とも言いますが、耳鼻咽喉科で大した症状でない、と言われ気持ちも安心し、ゆったりした気持ちで行けるようにもなりました。
結局のところ、この私もこれまでの仕事を通じて自分の能力を鍛えさせていただいたのだな、と改めて仕事をすることの喜びを覚えました(完全にワーカホリック?)。学生の投稿論文の添削も数え切れずやってきましたが、その過程で結局は私自身の文章力も鍛えられてきたのだと思います。今では多少のめまいがする状況でも学部、大学院の講義(英語でも)も大した準備もせずにできますが、これもこれまでの数知れない講義で鍛えられてきた結果です。
社会人としての能力(供給能力)は、基本的には仕事を通じてしか鍛えられません。
仕事のありがたみは重々分かっていたつもりではありますが、軽度の体調不良を経て、改めて感じ入りました。新年に入って、土木史の講義も今日で2回が終わりました。今回の体調不良の間に考えたこと、勉強したこと、経験したことはすべて講義でのメッセージ、情報に入れ込んだつもりです。いつもよりもさらに真摯に、土木史の講義に臨んだつもりです。レポートを見る限り、それなりの数の学生たちとの信頼関係はすでに構築されたようです。
1月はあまり出張を入れないようにしています。その分、デスクワークでやるべきこともそれこそ無数にあると言って過言ではないので、そういう月もあってよいかと思います。1月の終わりごろからまた各地を動き回る生活に戻ろうかと思いますが、それに耐え得る完全な健康体に戻れるよう、じっくり英気を養いたいと思います。