最繁忙期の2月がいつの間にか終わりました。2月の末ごろから花粉症が非常にきつくなり、私の症状は重篤な風邪とそっくり(咳もひどい、声もガラガラ)なので、重要なプレゼンのために薬の種類を増やしたりして、何とかしのいだ感じです。
2月末までに終えなくてはならない仕事をいくつか3月にいくつか持ち越してしまいましたが、少し遅れますが確実に対応していきたいと思います。
学生たちの修論や卒論も終わりました。以前は学生と二人三脚的な面もありましたが、最近は博士論文は別として、修論、卒論は私はでき得るサポートをする、という立場にある意味徹しているので、成果についてはそれぞれの学生が自分の人生の中で評価、咀嚼していってもらえればと思います。成果はテーマ設定や指導教員の能力にも依存するので、学生が自分で評価、咀嚼するに足る努力をできたかどうかがポイントかと思います。
私自身について言えば、激動が続いてきたここ7~8年においては、比較的静穏と言える一年だったようにも思います。一つ一つ振り返ればアクティブにやったとも思いますが、また今後のステップアップに向けて充電も必要であり、いくつかの観点で充電、重要なテコ入れも結果的にできたようにも思います。いつものことですが、アップダウンがあって当然で、ダウンに見えるときにしか得られないインプット、発見も少なくなく、長期的に見ればそちらの方が重要だったりします。
4月からは長らく横浜国大土木を支えてこられた椿先生もおられない環境で新たにコンクリート研がスタートします。
私自身の負荷も2018年度は、少なくとも2017年度に比べると確実に大きくなると想定しています。その後もしばらくは、仕事の負荷は増えることはあれ、減ることはないと思いますので、まあそういうお年頃だと認識してポジティブに行くつもりです。
今月は、これから3月末までに3回、東北出張。
3/6~8:土木工学教室の東北復興の見学会の引率(陸前高田~相馬)
3/15~16:八戸、久慈(三陸沿岸道路の建設視察、品質・耐久性確保の講習会等)
3/27:小佐野高架橋の高耐久床版の打込み
2018年度は、今年度に種をまいてきた全国の品質・耐久性確保を力強く推進していく展開になろうかと思います。そのための、委員会設立の申請や、予算申請等を行ってきました。採択されようとされまいと前進していきますが、された場合は強い責任感を持って臨む所存です。