細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

基礎とテコ入れと

2018-12-24 18:03:43 | 人生論

年によって師走の様子も異なりますが、今年は17~21日の平日をもって、師走の私の忙しさのピークは終わったように思います。例年に比べて、比較的余裕をもって師走まで駆け抜けてこれましたが、そういう年もあってよし。いずれどうせ首の回らなくなる状況に追い込まれるのは目に見えており、今年はめでたしめでたし、でした。

12月2日にハーフマラソンを完走し、その後、各種の忘年会が続いたこともあり、一度、節制モードを緩めることにしました。

ハーフマラソンの日までは水泳もロードバイクも時間的な余裕がなくてできず、運動はRunばかり。ハーフマラソンという明確な目標があったので、時間にも限りはあり、致し方ないかと思います。

ハーフマラソンが終わり、自由に運動を選択できる、ということでやはり選んだのは水泳、でした。一番好きなのでしょうね。

21日に師走の繁忙期を終え、その日の夕方の、土木学会のプレキャストコンクリートの委員会のWG(自身が主査)を終えた後、水泳に行き、一人でゆっくりと夕食をしました。

22日の休日からは、自身の年末モード。研究に打ち込んでいる学生たちの論文投稿ラッシュが始まり、英語論文の添削や、年末年始に集中できる執筆等の仕事に注力です。

三連休の最後の24日は、久しぶりにジムで5.6kmのRunをした後(やっぱりRunも楽しい)、1100mの水泳。さらに、ジムから徒歩でホームセンターへ向かい、いただきもののチューリップの球根の残りの半分を植えるための栽培用の土をホームセンターで購入し、自宅まで3.5km程度のウォーク。帰宅後すぐに、残り半分のチューリップの球根群を植えました。植えるのが少し遅れてしまいましたが、すべて花が咲きますように。

約6ヵ月後の鞆の浦でのトライアスロンに出場するつもりでいますが、スポーツの基礎習慣も日常に戻ってきました。

自分自身の活動を支える基礎をしっかりすることには、普段から注力しているつもりではいますが、相応の努力を必要とします。研究のための勉強・段取りや、教養のための勉強も含め、やるべきことは数え切れません。

日常のルーチンな基礎的活動を続けるだけでも容易ではありませんが、どんなに頑張っても各所にほころびがでてきますので、それらの維持修繕も必要です。

日常が普通に回るための維持修繕も結構大変で、維持修繕にも相当に注力しないと日常もおぼつかなくなります。電球が切れたり、米や調味料のストックが無くなりかけたり、早くも花粉症が出始めたり、・・・・。

10数年、歯医者に行っていませんでしたが、差し歯の不具合を契機に大学の近くの歯医者に行き、すぐに修繕してもらいました。さすがに10数年、歯医者に頼らずに自身でメインテナンスしていましたので、明日、同じ歯医者でお手入れしてもらう予約をしています。

自分自身の体も、自分の暮らす環境も、毎日の基礎的なしっかりしたルーチン的な活動と、ほころびを修繕する活動とをしっかりすることで、何とかパフォーマンスを発揮することができます。少しでも手を抜けば、私のパフォーマンスなどあっという間にレベルが低下していきます。間違いありません。

自分自身と真っ当な対話を重ねる人間であれば、人間社会のレベルを維持、向上していくことがいかに難しいかもすぐに分かるはずかと思います。

なぜ、自分自身と組織や社会を同じように考えられないのでしょうかね。組織や社会を壊すような活動ばかりが次々と実行されており、恐ろしくなります。

明日の25日からは、もちろん仕事(忘年会も二つ)もありますが、年末年始の論文添削・執筆・家族サービス、等の特別モードが楽しみです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿