今日、木曜日は研究所で終日集中的に仕事をできる日の予定だったのですが、長女がお腹の調子を崩して、自宅で子供二人の面倒を見ることになりました。。。
インターンで来ている学生たちには申し訳ないですが、自宅でも仕事やSkypeでのミーティングはできるので問題なく、私も家でくつろぎながら仕事したり読書したりすることにしました。
リラックスして楽しく読む本としては、東野圭吾と村上春樹の作品が、今のところの私の中では両巨頭です。
東野圭吾の本では、加賀恭一郎刑事の出てくるシリーズをここのところ連続で読んでいますが、人情に溢れ、低俗な推理ものではなく、様々な知らないことにも触れることができ、とても好きなシリーズです。
今は、「祈りの幕が下りる時」という最新に近い本を読んでいます。
先ほど、途中で出てきたセリフ、「どれだけ無駄足を踏んだかで、捜査の結果が変わってくる」。これは研究も、人生も同じだな、と思います。
何も考えずに無駄な時間を過ごした、というのではなく、全力で取り組んで、一見無駄に終わったと思えることには無駄なことなどないと心から思えます。すべてが経験になるし、失敗に見える過程でどれだけのことを吸収し、感じるか、がその人の幅や度量になっていくのかな、とも思います。
むしろ、とんとんとん、と進むことの方が珍しく、かつ進むことは良いことなのかもしれませんが、落とし穴やしっぺ返しがつきものです。とんとんとんと行くことなどない、と私などは思っていますが、地道に下積みを重ねて、それが少しずつ成果に結びつく、というのが真実かなと思います。積重ねた結果、成果が一気に表れる場合もありますが、それも下積みの結果だろうと思います。
研究にもいろいろなタイプのものがありますが、刑事の捜査と似た、推理力を働かせて仮説・検証していく過程も研究には多くあるので、その意味でも楽しく読めるのだろうと感じています。
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