2019年の大晦日です。子どもたちと私の実家に2泊で来ており、本日一旦、自宅に戻り、家族四人で大晦日の夜を過ごして、元旦を迎えます。昨日は、長女とカルボナーラを作り、合計7名に振舞いました。実は、カルボナーラを作るのは初めてでしたが、美味しくできました。。。
年末年始、落ち着いて仕事もできるので、様々な仕事をのんびりこなしていますが、
12月17日の土木史の講義のレポートに出てきた、都市基盤学科の2年生のある留学生の言葉です。
「日本に来て、私は一時期、夢をもつことは恥ずかしいことなのではないかと考えてしまったことがある。それは、周りの人が、土木を学びたいという明確な意志で土木を学んでいるわけではないと知ったからだ。」
皆さんは、どう感じますか?
私の所属する都市基盤学科の学生たちは、他の学部や学科の学生たちと比べると、平均的には、社会に貢献したいという気持ちを強く持っており、その方々が学科や研究室等の教育を受けて、立派に社会で活躍する方々に育っていっていると認識しています。そのように育ち始める前の、留学生の失望、なのかもしれませんが、現代の大学生たちも苦しんでいるのでしょうね。
ちなみに、都市基盤学科の2年生の少なくない学生たちは、この講義から多くを学び、誠実なレポートを書くことを積み重ねてくれています。夢を持ち始める学生たちも出てきてくれていることと思います。
経済学部等、他学部や他学科の学生たちのレポートを読んでいると、憐れに思うこともしばしばです。私の講義を無理に取る必要もないでしょうに。私の基本方針は、大きく、高く伸びようとする方々にはいくらでも支援を惜しまない、というものです。全くやる気のない方々に見えても、その中の1割くらいは、気付く人もいます。教育とは、育つためのきっかけを提供する、くらいのことしかできませんので、かなり絶望的な状況にも思えますが、この時代に生きる教師として、やるべきことをやり抜こうと思います。
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