ゴールデンウィーク。
行きの電車は満員で、「民族大移動」を思わせるが、
やがていくつもの町を過ぎ、
いくつもの駅で人が降り、
山間の小さな駅に降り立ったのは数人。
そして、駅を出て10分も歩いたところで、
私ひとりになった。
まわりに誰もいないゴールデンウィーク。
人が作って、棄てられたものを見る旅。
鉄道の廃墟というものだ。
写真の鉄橋は、二十年ほど前まで使われていたが、
隣に新しい鉄橋ができ、
そのまま壊されずに残された。
駅を降りて、この場に辿りつくまで二時間歩いたが、
その間、すれ違った人は一人だけだった。
しかしこの鉄橋には、同じようなファンが数人いた。
皆、車で来ていた。
詳しい紀行は、お気楽ブログに書くつもりだが、
どんなにうまく書いても、
八ヶ岳と、甲斐駒ケ岳を眺めながら、
ひたすら一人で歩いた二時間は、
表現できないかもしれない。
紀行・「お気楽ブログ第十話・棄てられたもの」
行きの電車は満員で、「民族大移動」を思わせるが、
やがていくつもの町を過ぎ、
いくつもの駅で人が降り、
山間の小さな駅に降り立ったのは数人。
そして、駅を出て10分も歩いたところで、
私ひとりになった。
まわりに誰もいないゴールデンウィーク。
人が作って、棄てられたものを見る旅。
鉄道の廃墟というものだ。
写真の鉄橋は、二十年ほど前まで使われていたが、
隣に新しい鉄橋ができ、
そのまま壊されずに残された。
駅を降りて、この場に辿りつくまで二時間歩いたが、
その間、すれ違った人は一人だけだった。
しかしこの鉄橋には、同じようなファンが数人いた。
皆、車で来ていた。
詳しい紀行は、お気楽ブログに書くつもりだが、
どんなにうまく書いても、
八ヶ岳と、甲斐駒ケ岳を眺めながら、
ひたすら一人で歩いた二時間は、
表現できないかもしれない。
紀行・「お気楽ブログ第十話・棄てられたもの」