シャープ & ふらっと

半音上がって半音下がる。 それが楽しい、美しい。
思ったこと、感じたことはナチュラルに。  writer カノン

ラブレターとキスの日

2006-05-23 09:58:10 | 恋&愛


今日は、ふたつの「すごい日」である。

ラブレターの日 と キスの日 だ。

ラブレターの日は、
「こい(5)ぶ(2)み(3)」(恋文)の語呂合せと、
浅田次郎原作の映画『ラブ・レター』の公開初日であったことから。

キスの日は、
1946(昭和21)年、日本で初めてキスシーンが登場する映画となった、
佐々木康監督の『はたちの青春』が封切られた日だったことから。

なんと奇しくも、
どちらも映画に関連しての記念日だ。
しかも封切の日だという。

映画は、「はたちの青春」の方がはるかに古いが、
キスの日と制定された年は、はっきりしていない。

ともかく、なかなか甘ーい記念日である。

私が初めて「ラブレター」を書いたのは、
中学1年の時だった。
相手は、小学校時代からのクラスメート。
ずっと好きだったのだが、中学生になってやっと告白した次第だ。
彼女からは返事も貰えた。
結果は・・「いいお友達でいましょう」だったが。

20歳になったとき、クラス会を開いた。
彼女も来た。
さりげなく、「手紙あげたの覚えてる?」と聞いたら、
「大事に取ってあるよ」と言われた。
嬉しかったなぁ・・。

ラブレターは、今や死語に近い。
キスも、なんだか軽々しく扱われている。
人を好きになること。
それを、ときめきながら形として表わすこと。
少しずつ、大事なものが失われている今。

でも、記念日だからといって、
ラブレターやキスを楽しめる、というものでもない。
相手あっての、今日はきわめて特殊な記念日だ。