久しぶりに、家族で回転寿司に行った。
「くら寿司」。
関東・中京・近畿圏に店舗を持つチェーン店だ。
とにかく、「客を楽しませる」という点では一番だろう。
普通に、ベルトコンベアーに乗って皿が流れてくるまでは一緒だが、
流れていないものを頼みたい時は、
テーブル脇のTV画面で頼める。
全種類の写真が表示されている。
好きなものをパネルタッチすると、「あと○分でお届けします」と表示される。
やがて、注文したものが近づくと、テーブルのチャイムが鳴る。
「注文品」と書かれた器に乗った皿がやってくる。
そのまま取ればいいわけだ。
これまでの回転寿司は、
「ご注文の品がありましたら、おっしゃって下さーい!」という式だった。
しかし、本来これは、回転寿司の楽しみとは違う。
新鮮なネタが食べたいというより、
いろいろなネタが流れてくるワクワク感、
欲しいものがやって来た時の満足感、
そういうものを求めて、わざわざ行っているのだ。
その都度、声をかけて注文するのでは、回転寿司ではない。
くら寿司のこのパネル式は、
流れてくる楽しみを失わないのと同時に、
声をかけにくい女性や子供にも好評だ。
子供のわさび抜きも、パネルで注文できる。
そしてもう一つのシステム。
食べ終わった皿は、その都度テーブル脇の穴に通す。
すると、画面に枚数が表示されるので、現在何枚食べたかわかる。
しかも5枚ごとに、ルーレットのようなゲーム画面が現れ、
当たりに止まると、上に設置されている「ガシャポン」が
景品として、落ちてくる。
子供には大きな楽しみだが、
「29枚」などという枚数だと、あと一枚食べて帰ろう、ということになる。
店側にとっても、いいアイデアだ。
もう30年前くらいに、
当時出始めたばかりの、回転寿司に行った。
子供心に、感動してしまったが、
その後なかなか、これといった新しいスタイルの店は出なかった。
くら寿司は、これまでの客の不満と遊び心を、うまく取り入れた店だ。
肝心な味は、まあ平凡。
やはり専門店にはかなわないだろう。
寿司は高級で、芸術品だ。
それを、楽しいものに変えた回転寿司もまた、芸術である。
「くら寿司」。
関東・中京・近畿圏に店舗を持つチェーン店だ。
とにかく、「客を楽しませる」という点では一番だろう。
普通に、ベルトコンベアーに乗って皿が流れてくるまでは一緒だが、
流れていないものを頼みたい時は、
テーブル脇のTV画面で頼める。
全種類の写真が表示されている。
好きなものをパネルタッチすると、「あと○分でお届けします」と表示される。
やがて、注文したものが近づくと、テーブルのチャイムが鳴る。
「注文品」と書かれた器に乗った皿がやってくる。
そのまま取ればいいわけだ。
これまでの回転寿司は、
「ご注文の品がありましたら、おっしゃって下さーい!」という式だった。
しかし、本来これは、回転寿司の楽しみとは違う。
新鮮なネタが食べたいというより、
いろいろなネタが流れてくるワクワク感、
欲しいものがやって来た時の満足感、
そういうものを求めて、わざわざ行っているのだ。
その都度、声をかけて注文するのでは、回転寿司ではない。
くら寿司のこのパネル式は、
流れてくる楽しみを失わないのと同時に、
声をかけにくい女性や子供にも好評だ。
子供のわさび抜きも、パネルで注文できる。
そしてもう一つのシステム。
食べ終わった皿は、その都度テーブル脇の穴に通す。
すると、画面に枚数が表示されるので、現在何枚食べたかわかる。
しかも5枚ごとに、ルーレットのようなゲーム画面が現れ、
当たりに止まると、上に設置されている「ガシャポン」が
景品として、落ちてくる。
子供には大きな楽しみだが、
「29枚」などという枚数だと、あと一枚食べて帰ろう、ということになる。
店側にとっても、いいアイデアだ。
もう30年前くらいに、
当時出始めたばかりの、回転寿司に行った。
子供心に、感動してしまったが、
その後なかなか、これといった新しいスタイルの店は出なかった。
くら寿司は、これまでの客の不満と遊び心を、うまく取り入れた店だ。
肝心な味は、まあ平凡。
やはり専門店にはかなわないだろう。
寿司は高級で、芸術品だ。
それを、楽しいものに変えた回転寿司もまた、芸術である。