AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
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盤漁りノスタルジー

2017年10月10日 | 名所ガイド、巡礼記
いやいや、今週もまたちょっと蒸しっとした三連休やったもんで。
先週ディスクユニオンで盤を漁った折、10月に京都のどっかの小学校跡地でレコードマーケットを開催するという知らせを受けて、ちょっと興味深かったので、学生の頃はよく盤漁りで通ってた河原町まで赴いたワケでございます。

京都河原町の四条と三条の間にある、木屋町の高瀬川沿いに聳え立つ(元)立誠小学校。
明治時代に設立されて1993年に閉校となり、その後小学校跡地活用プロジェクトとして、校内で喫茶店を運営したり、シネマプロジェクトなどの文化活動を続けておったらしいんですが、現校舎の改修と新たな施設誕生に向け、一旦ここでの活動を休止することになったらしい。
まぁ老朽化もすすんどるやろうからなぁ。

そこで、「ありがとう立誠小学校」という、施設に対するお別れ会みたいな学園祭的催しを、校舎全体を会場にして、マーケット、個展、ライブ、映画上映などを、この連休の3日間盛大に執り行おうと。


実は長年京都に住んでいて、この立誠小学校なる施設の存在を知らなかった。
木屋町通りは何回も通ってたんやけど。



まずはチンドン屋。チンチンドンドン♪



うわー、このレトロ感はええな-。



お、やってるやってる。



4教室くらいの規模でレコードマーケットが展開しており、そこにもちろんディスクユニオンも参加していた。
若い子からオッサンオバハンまで、みな盤漁り屋特有の犬掻き捜法で一心不乱に盤を漁っていた。
特に私の横で7インチ盤を漁っていた50くらいのオッサンの手慣れた盤捜法には鬼気迫るものがあり、もの凄い勢いで私の漁っているポイントまで迫ってくるものだから、「殺られる!」と思ってその場を離れた。

出品店によってはまあまあ安い値段で売りさばかれていたが、やっぱり貴重盤はそれなりの値段で売られていた。
ROCK、JAZZ、TECHNO・・・と、ジャンル分けはおおざっぱで、特にロックのアナログコーナーは洋邦ゴチャゴチャで探し辛く、まあ全部はチェックしてられなかった。

GODFLESHの2ndのアナログ盤あったけど、やっぱ高かった。



窓からの情景がまたノスタルジックな情念を掻き立てます。



ジューーーン!(どっかのレコードショップのステッカーらしい)



なるほど、盤漁りに疲れたらここに行けってことか。けっこう手に疲労溜まるからね。
うまくできている。



ほんまどっかの大学の学園祭的な雰囲気満載やな。こういうの久々。



体育館では、セーラー服着たDJ女子が皿を回していた。
この時ちょうど薬師丸ひろ子の『セーラー服と機関銃』が流れてた。



いい買い物をした後は、ここのアンティークな喫茶でマッタリしようと決めていた。



恐らく職員室を改築したんだと思われる。明治時代に撮影されたと思われる校長先生らしき人物のモノクロ写真も飾られていた。



うしろのオッサンたちがえらい盛り上がっていてうるさかった。卒業生かな?



いやー普段モール内のドトールとかサンマルクとかしか行ってないから、久々にオシャレな時間を過ごせた。
もうちょっと若い頃にこの場所知ってたら、クトゥルー神話読んだりデートとかに使えたかもね。



今日の1曲:『午前1時のスケッチ』/ カルメン・マキ & OZ

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