
今日、本当はスラドミ特集の一環でTESTAMENTについて書く予定だったんですが、リックの突然の訃報を知らされてまだ心の切り替えができないでおります。
昨日は部屋でずっとフロイドの曲を流したり、『P・U・L・S・E』のライブDVDを鑑賞したりと、一日中喪に服しておりました。
“虚空のスキャット”の美しくも悲しいコーラスを聴くだけで、ブワっと込み上げてくるものがあります。
そこでスラドミ特集プラス、リック・ライトの追悼の意味も込めまして、今日もVOIVODの作品を紹介することにいたしました。
リック訃報の記事で久々にTBとかもきたので、こちらに訪問して下さったフロイドファンの方々にも是非、このVOIVODの5th『NOTHINGFACE』に収められているピンク・フロイドのカヴァー“ASTRONOMY DOMINE”について知ってもらいたいというのもあります。

このアルバムは、VOIVODがすでにプログレバンドとして大変貌を遂げたことを十分に感じさせる緻密に構成されたダークな内容、そしていよいよ摩訶不思議さを強めた作品。
歌詞カード内の各楽曲ごとに描かれたアウェイ(dr)のCG画もとっても病んでてクレイジー。
この辺りは『ザ・ウォール』のアニメーションなどに影響を受けたかと思われる。

1曲目“THE UNKNOWN KNOWS”のエンディングで挿入されるアウェイによるアコーディオンソロからしてただならぬ雰囲気が漂っております。
この作品で度肝を抜かれたのが、やはり初期ピンク・フロイドのカヴァー“天の支配”でした。原曲の良さを一寸たりとも損なうことなく、それでいてオリジナルといってよいほど見事VOIVOD色に仕上げております。
ちなみにプログレ指向をさらに発展させた7th『THE OUTER LIMITS』では“NILE SONG”をカヴァーしています。
まぁでもこの5thアルバム、全体的に良くも悪くも複雑怪奇で機械的なリズムセクションの羅列のようなサウンドは、聴き手の神経を逆撫でにする程に無機質で表情がない。
まさに“NOTHINGFACE”というタイトルに相応しい。
高校生の時、雨戸を閉めて部屋を真っ暗にし、三面鏡を覗き込みながら毎日とり憑かれたようにこの作品を鑑賞したものだが、今ではよほど自分のバイオリズムが合っていなければなかなか聴く気にはなれませんね。
Pre-Ignition
当時、B!誌のレビューでは聴く耳のない者にかなり不当な評価を受けていたが、海外ではこのフロイドのカヴァーがかなりの反響を呼んでいたようで、以下のクリップもよく音楽番組などで流れてたそうです。
たしかに、そんじょそこらのスラッシュバンドがレコード会社に指示されて戯れに演ってるポップカヴァーとは明らかに一線を画しております。
最近のライヴのセットリストにはこの曲入っているそうですが、果たして今週末のスラドミでは演奏されるでしょうか?
なんせスラッシュの祭典ですからね~

今日の1曲:『ASTRONOMY DOMINE』/ VOIVOD
昨日は部屋でずっとフロイドの曲を流したり、『P・U・L・S・E』のライブDVDを鑑賞したりと、一日中喪に服しておりました。
“虚空のスキャット”の美しくも悲しいコーラスを聴くだけで、ブワっと込み上げてくるものがあります。
そこでスラドミ特集プラス、リック・ライトの追悼の意味も込めまして、今日もVOIVODの作品を紹介することにいたしました。
リック訃報の記事で久々にTBとかもきたので、こちらに訪問して下さったフロイドファンの方々にも是非、このVOIVODの5th『NOTHINGFACE』に収められているピンク・フロイドのカヴァー“ASTRONOMY DOMINE”について知ってもらいたいというのもあります。

このアルバムは、VOIVODがすでにプログレバンドとして大変貌を遂げたことを十分に感じさせる緻密に構成されたダークな内容、そしていよいよ摩訶不思議さを強めた作品。
歌詞カード内の各楽曲ごとに描かれたアウェイ(dr)のCG画もとっても病んでてクレイジー。
この辺りは『ザ・ウォール』のアニメーションなどに影響を受けたかと思われる。

1曲目“THE UNKNOWN KNOWS”のエンディングで挿入されるアウェイによるアコーディオンソロからしてただならぬ雰囲気が漂っております。
この作品で度肝を抜かれたのが、やはり初期ピンク・フロイドのカヴァー“天の支配”でした。原曲の良さを一寸たりとも損なうことなく、それでいてオリジナルといってよいほど見事VOIVOD色に仕上げております。
ちなみにプログレ指向をさらに発展させた7th『THE OUTER LIMITS』では“NILE SONG”をカヴァーしています。
まぁでもこの5thアルバム、全体的に良くも悪くも複雑怪奇で機械的なリズムセクションの羅列のようなサウンドは、聴き手の神経を逆撫でにする程に無機質で表情がない。
まさに“NOTHINGFACE”というタイトルに相応しい。
高校生の時、雨戸を閉めて部屋を真っ暗にし、三面鏡を覗き込みながら毎日とり憑かれたようにこの作品を鑑賞したものだが、今ではよほど自分のバイオリズムが合っていなければなかなか聴く気にはなれませんね。
Pre-Ignition
当時、B!誌のレビューでは聴く耳のない者にかなり不当な評価を受けていたが、海外ではこのフロイドのカヴァーがかなりの反響を呼んでいたようで、以下のクリップもよく音楽番組などで流れてたそうです。
たしかに、そんじょそこらのスラッシュバンドがレコード会社に指示されて戯れに演ってるポップカヴァーとは明らかに一線を画しております。
最近のライヴのセットリストにはこの曲入っているそうですが、果たして今週末のスラドミでは演奏されるでしょうか?
なんせスラッシュの祭典ですからね~

今日の1曲:『ASTRONOMY DOMINE』/ VOIVOD
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます