東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

〇〇な生徒は…という表現について想うこと

2022-10-21 15:53:41 | 日記
 SNSを見ていると、「〇〇できないこどもは成績が悪い」とか、「成績が悪い生徒は▲▲しがちだ」とか。中には「親が■■だから子供の成績が悪いんだ」なんて書き込みが目にとまることがあります。で、ほとんどの場合はその解決方法を示すこともなければ、ご自分がどのように接して改善しようとしているかを示すこともないわけです。

 で、そういう書き込みには同業者の方から評価が付くことが多いんです。これがちょっと不思議で仕方がないんですね。子供たちを教えるという仕事は、上手くいくことが稀な仕事だと思っています(←これは単純に私のスキルが不足しているのかもしれませんが、、、)

 私自身はそろばんの先生を本業に、小学校高学年と中学生には塾での指導を、高校生にはできる範囲での指導を。これを個人で行っている教室はそんなに多くはないのかな?なんて思います。関わっている子供たちの数の割には、経験値(経験則)はある程度あるのかもしれません。だからこそ、子供たちをお預かりして「この生徒は△△な風に見えるから□□な指導をしよう」などと、色眼鏡をかけて決めてかかることはしてはいけないと常々思っています。
 できることは、経験値として持っている引き出しから出してくるわけですが、手持ちの方法で上手くいかなければ新しい方法・やってみたことがない方法を模索します。懇談では「こういう点に問題を感じていて、こういう考え方をもとにこういう指導をしています」という風にお伝えすることが多いんです。胸を張って「上手くいっています!」とお話しできることは少ないものです。

 愚痴ることは簡単なんです。できない生徒の特徴をあげつらうことも容易いことです。しかし、その解決方法を模索し実行することは簡単なことではありません。それをわかった上でやり続けることに、子供たちをお預かりするこの仕事の本筋があると思っています。

 蔑むひまがあるならば、どうすればいいか考えることに時間を割けば?。手のかかる生徒に自分の時間を使いたくないならはっきりそう言えばいいのにね。と黒いものを飲み込みながら(あっ、言ってしまった、、、)今日も明日もガンバリマス!
 
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