先月末にこのニュースあがありました。
あれからいろいろなニュースをチェックしました。大阪市教育委員会のホームページもチェックしました。でも「なぜ?」に対する答えはわかりませんでした。
橋本市長は「ありえること」と言い放ちました。でもね、ありえたらいかんと思います。たとえば病気が見つかったとか、本人に過去の不祥事があって、校長職に相応しくないとか。なにか理由があればいいんです。でも調べる限り「自分の思い通りにできない」というのが退職の理由です。しかも「不祥事ではないから謝罪する気はない」と、この前校長の言い分です。
この方は、橋本市長肝いりの施策「民間公募校長」に応募してきた一人です。職歴は伝え聞くところでは、証券会社を4社渡り歩いたそうです。そこでは「結果」を出してきたんだと思います。そして校長職は「結果」が求められます。
退職の理由は、ニュースを見る限り「自分自身の思うことができなかった。これでは結果を出せないし、自分自身の能力を発揮できない」というのが一点。もうひとつは「同時に採用された校長職の中で、年齢が一番若いというだけで、給料が一番安いという待遇にも不満」というものでした。
まず一点目・ミスマッチングについてです。
確か、この民間校長の採用に当たっては、論文審査があったはずです。そこでこの方が思いの丈を語り、校長職についた際に行いたい施策について論じており、面接の際もこの方の意を汲みますという約束で採用したのであれば、大阪市なり大阪市教育委員会に非があると思います。しかし、記者会見でもそんなことは漏れ聞こえてきませんでした。少なくとも「約束が違う」というレベルにはないような気がします。
もし、「約束が違う」のであれば、その約束も含めて公表すべきです。橋本市長の掲げる「原則オープン」という姿勢にも則りますしね。
二点目・待遇についてです。
これは、採用の契約に至る時点で、公務員が職能給であることは分かっているはずです。4回も転職されていて、勤務条件を確認しないまま就職するなんて考えられませんもんね。
以上のことを踏まえて、批判を承知で書けば「ふざけるな!」の一言です。
まず、子供たちの教育が三か月で結果が出るわけがありません。もっといえば、子供たちが成長したことが「数値」として短期間で現れることなんてあるわけがないんです。数値で評価できるのは「紙」のテストで計る「点数」を付けることのできる「学力」です。でもそれこそ、民間の力を借りずとも、プロの教師に任せておけばいいんです。民間校長ならば、もっと社会から求められていることを学校の現場に持ち込めばいいんです。たとえば、学校の情報公開とか、随時授業参観とか、「閉鎖的」といわれる部分に風穴をあければいいんです。自分の教育の理想を、いきなり子供たちに持ち込んだとして、その理想が失敗だったときに、個人で責任が取れるものではありません。
今回の退職劇は、私には「駄々っ子が自分の思い通りにならないから拗ねただけ」に見えました。
これを反面教師として、私はあせらずにじっくりと子供たちと向き合い、そして何か輝くものを引き出していきたい!。そう想いを新たにしました。
あれからいろいろなニュースをチェックしました。大阪市教育委員会のホームページもチェックしました。でも「なぜ?」に対する答えはわかりませんでした。
橋本市長は「ありえること」と言い放ちました。でもね、ありえたらいかんと思います。たとえば病気が見つかったとか、本人に過去の不祥事があって、校長職に相応しくないとか。なにか理由があればいいんです。でも調べる限り「自分の思い通りにできない」というのが退職の理由です。しかも「不祥事ではないから謝罪する気はない」と、この前校長の言い分です。
この方は、橋本市長肝いりの施策「民間公募校長」に応募してきた一人です。職歴は伝え聞くところでは、証券会社を4社渡り歩いたそうです。そこでは「結果」を出してきたんだと思います。そして校長職は「結果」が求められます。
退職の理由は、ニュースを見る限り「自分自身の思うことができなかった。これでは結果を出せないし、自分自身の能力を発揮できない」というのが一点。もうひとつは「同時に採用された校長職の中で、年齢が一番若いというだけで、給料が一番安いという待遇にも不満」というものでした。
まず一点目・ミスマッチングについてです。
確か、この民間校長の採用に当たっては、論文審査があったはずです。そこでこの方が思いの丈を語り、校長職についた際に行いたい施策について論じており、面接の際もこの方の意を汲みますという約束で採用したのであれば、大阪市なり大阪市教育委員会に非があると思います。しかし、記者会見でもそんなことは漏れ聞こえてきませんでした。少なくとも「約束が違う」というレベルにはないような気がします。
もし、「約束が違う」のであれば、その約束も含めて公表すべきです。橋本市長の掲げる「原則オープン」という姿勢にも則りますしね。
二点目・待遇についてです。
これは、採用の契約に至る時点で、公務員が職能給であることは分かっているはずです。4回も転職されていて、勤務条件を確認しないまま就職するなんて考えられませんもんね。
以上のことを踏まえて、批判を承知で書けば「ふざけるな!」の一言です。
まず、子供たちの教育が三か月で結果が出るわけがありません。もっといえば、子供たちが成長したことが「数値」として短期間で現れることなんてあるわけがないんです。数値で評価できるのは「紙」のテストで計る「点数」を付けることのできる「学力」です。でもそれこそ、民間の力を借りずとも、プロの教師に任せておけばいいんです。民間校長ならば、もっと社会から求められていることを学校の現場に持ち込めばいいんです。たとえば、学校の情報公開とか、随時授業参観とか、「閉鎖的」といわれる部分に風穴をあければいいんです。自分の教育の理想を、いきなり子供たちに持ち込んだとして、その理想が失敗だったときに、個人で責任が取れるものではありません。
今回の退職劇は、私には「駄々っ子が自分の思い通りにならないから拗ねただけ」に見えました。
これを反面教師として、私はあせらずにじっくりと子供たちと向き合い、そして何か輝くものを引き出していきたい!。そう想いを新たにしました。