「受験生はお正月も変わらずお勉強をするものだ。人生でこんなに頑張るのは高校入試と大学入試の2回くらいなんだから」
ネットでこんなお考えをよく見るようになりました。私は「えっ、受験勉強程度の頑張りって、人生で2回しかないの?」というものですね。もちろん受験の成否は後の人生において少なくない影響を持つことは自明の理です。だから受験勉強にそのとき持っている自分のリソースを可能な限りつぎ込むことを否定するものではありません。しかしながら、前述の物言いは私は好きではないんですよね。
私は教え子に「後からさ、あのときもっとやっとけば良かったっていう後悔を先生に聞かせることにならないようにはしてほしいな」こんな感じで伝えます。お正月も休みなく平常と変わらないペースでのお勉強をした方がいいならばそうすればいいし、お正月くらい休んでリフレッシュしたければそうすればいい。
私自身は「お正月くらい家族団らんで過ごせないくらいのお勉強をしなきゃ合格できないような学校なら、そもそもあなたには向いてないんじゃないの?」という考え方が根底にあります。受験生にだってお休みは必要だ。私はこう考えているんですよね。
受験で大切なことは「自分はここまでのことが本気で出来るんだ」ということを身をもって経験することじゃないですかね。その経験が後々の人生において貴重な経験であるはずです。
私自身は大学在学中~大学院での研究の方が、受験勉強よりもはるかに大変でした。そろばん教室を開設してからお月謝で生活できるようになるまでの期間はもっと大変でした。学習塾をするようになってから、年間の休日日数は20日程度です。世間一般の感覚で言えば「超絶ブラック」なんでしょうが、「過労」で倒れたことはありません。ある意味毎日が受験勉強よりも大変です。
受験勉強は「自分のため」にするものですが、私の普段の行動は「教え子の成長にいかにして寄与するか」という考えが根底にあるので、手を抜くわけにはいかないのです。
年末年始も休みなく頑張れというのは大人のエゴだと思うくらいです。年末年始特別特訓って、塾側の臨終収入のためじゃないの?と考えてしまうくらいです。でもね、タダ同然の費用で、休日返上で教え子のために身を削って授業をされている方々はもちろん別ですよ。その考え方に受験生本人が賛同して参加する分にはいいと思います。それもまた受験ですから。
私は教え子に年末年始のお勉強は強制していません。2学期期末試験が終わった時点で、冬休み終了までの課題を渡して、先を見通したお勉強を指示しました。年末年始にある程度ゆっくりしたければ、そこを逆算して課題を進めなさいと。ライフワークバランスの充実が声高に叫ばれる今、こうしたことを考えながら指導していくこともまた、塾指導では必要だと考えているからでもあります。
ある程度先を見据えた行動をすれば、休むべきときにはきちんと休めるはずですし、休んではいけないときに走りきることが出来るはずです。私はこう考えています。
受験生の皆さん。いよいよ勝負です。睡眠時間を削るようなお勉強をしてはいけません。受験時に最大のパフォーマンスが出せるように体調管理をしっかりすることもまた、受験に勝つために必要なことだと思います。受験までの日々を逆算して、受験日に自分のピークを持っていけるように、睡眠不足でパフォーマンスの落ちることのないように、走りぬいてくださいね。
ネットでこんなお考えをよく見るようになりました。私は「えっ、受験勉強程度の頑張りって、人生で2回しかないの?」というものですね。もちろん受験の成否は後の人生において少なくない影響を持つことは自明の理です。だから受験勉強にそのとき持っている自分のリソースを可能な限りつぎ込むことを否定するものではありません。しかしながら、前述の物言いは私は好きではないんですよね。
私は教え子に「後からさ、あのときもっとやっとけば良かったっていう後悔を先生に聞かせることにならないようにはしてほしいな」こんな感じで伝えます。お正月も休みなく平常と変わらないペースでのお勉強をした方がいいならばそうすればいいし、お正月くらい休んでリフレッシュしたければそうすればいい。
私自身は「お正月くらい家族団らんで過ごせないくらいのお勉強をしなきゃ合格できないような学校なら、そもそもあなたには向いてないんじゃないの?」という考え方が根底にあります。受験生にだってお休みは必要だ。私はこう考えているんですよね。
受験で大切なことは「自分はここまでのことが本気で出来るんだ」ということを身をもって経験することじゃないですかね。その経験が後々の人生において貴重な経験であるはずです。
私自身は大学在学中~大学院での研究の方が、受験勉強よりもはるかに大変でした。そろばん教室を開設してからお月謝で生活できるようになるまでの期間はもっと大変でした。学習塾をするようになってから、年間の休日日数は20日程度です。世間一般の感覚で言えば「超絶ブラック」なんでしょうが、「過労」で倒れたことはありません。ある意味毎日が受験勉強よりも大変です。
受験勉強は「自分のため」にするものですが、私の普段の行動は「教え子の成長にいかにして寄与するか」という考えが根底にあるので、手を抜くわけにはいかないのです。
年末年始も休みなく頑張れというのは大人のエゴだと思うくらいです。年末年始特別特訓って、塾側の臨終収入のためじゃないの?と考えてしまうくらいです。でもね、タダ同然の費用で、休日返上で教え子のために身を削って授業をされている方々はもちろん別ですよ。その考え方に受験生本人が賛同して参加する分にはいいと思います。それもまた受験ですから。
私は教え子に年末年始のお勉強は強制していません。2学期期末試験が終わった時点で、冬休み終了までの課題を渡して、先を見通したお勉強を指示しました。年末年始にある程度ゆっくりしたければ、そこを逆算して課題を進めなさいと。ライフワークバランスの充実が声高に叫ばれる今、こうしたことを考えながら指導していくこともまた、塾指導では必要だと考えているからでもあります。
ある程度先を見据えた行動をすれば、休むべきときにはきちんと休めるはずですし、休んではいけないときに走りきることが出来るはずです。私はこう考えています。
受験生の皆さん。いよいよ勝負です。睡眠時間を削るようなお勉強をしてはいけません。受験時に最大のパフォーマンスが出せるように体調管理をしっかりすることもまた、受験に勝つために必要なことだと思います。受験までの日々を逆算して、受験日に自分のピークを持っていけるように、睡眠不足でパフォーマンスの落ちることのないように、走りぬいてくださいね。