前回の続きです
わりざんの計算が上手になる以外の目的。そのひとつ目が
というものです。この学習イベントは「毎日」の宿題であることが肝です。毎日続けることがどれだけ面倒なことか。みなさんにも経験があると思います。でも、お勉強はこの「めんどくさいことをどれだけこなしていくか」にすべてが凝縮されているといっても過言ではありません。
毎回のように忘れる生徒もいます。はなからやる気がないのです。「ノートを忘れました」「やったけど記録するのを忘れました」「点数まだつけていません」など、まあよく毎回言い訳を考えるものだと感心します。しかしながら、努力は結果に正直です。やっていない生徒はタイムの伸びが悪いのはもちろん、百点が取れないのです。
本来、こんなことはそろばん教室ならクリアできて当たり前!と思われる方も多いかと思います。そんなことはありません。塾に入れただけですべての生徒がよい成績になるでしょうか?。スポーツクラブに入れただけでみんなが運動神経がよくなるでしょうか?。
子供たちの「うまくなりたい!」という気持ちと、指導者の「うまくしたい!」という気持ちが化学反応を起こした時、子供たちの能力は飛躍的に伸びます。でも伸びるためには伸びるための助走が必要です。その助走が「毎日訓練する」ということなんです。
そして、その努力が「4分以内百点」という結果に結実した時、それまでの苦労を振り返って感動を手に入れることができます。達成感・自己肯定感など、学習の正の好循環を生み出すために必要な体験を獲得するのです。
そのためには、さぼりを見抜く指導者のスキルも問われます。
☆やっていないのに、タイムと点数を適当に書く「嘘書き」
☆とりあえず答えは書くが、タイムもはからず採点もしない「鉛筆の芯の無駄遣い」
☆やるのを忘れた分をまとめてやってしまう「要領よいさぼり」
☆答えを写した答案でごまかす「アリバイ証明」
などいろいろな「ズルい」やり方があります。4つめなんてそれならちゃんとやればいいのにと思いますよね。
そして一番だめなのが
なんですね。これはもう繰り返し諭すしか方法がありません。とにかく「できた」という体験を経験しないとこの「いやいや」を乗り越えることは本当に難しいです。しかしながら「できた」ステージへ導くのがこの学習イベントの目的ですから、こちらも手を変え品を変え、子供たちに本気で向き合います。
わりざんが上手になり、そろばんが上手になり、いつの日かそろばん教室を卒業した時、この毎日頑張る時間をお勉強に廻せばいいのです。そうすることで、積み上げた学習習慣が華開くことになるのです。<またまた次回へ続きます>
わりざんの計算が上手になる以外の目的。そのひとつ目が
学習習慣を育てる
というものです。この学習イベントは「毎日」の宿題であることが肝です。毎日続けることがどれだけ面倒なことか。みなさんにも経験があると思います。でも、お勉強はこの「めんどくさいことをどれだけこなしていくか」にすべてが凝縮されているといっても過言ではありません。
毎回のように忘れる生徒もいます。はなからやる気がないのです。「ノートを忘れました」「やったけど記録するのを忘れました」「点数まだつけていません」など、まあよく毎回言い訳を考えるものだと感心します。しかしながら、努力は結果に正直です。やっていない生徒はタイムの伸びが悪いのはもちろん、百点が取れないのです。
本来、こんなことはそろばん教室ならクリアできて当たり前!と思われる方も多いかと思います。そんなことはありません。塾に入れただけですべての生徒がよい成績になるでしょうか?。スポーツクラブに入れただけでみんなが運動神経がよくなるでしょうか?。
子供たちの「うまくなりたい!」という気持ちと、指導者の「うまくしたい!」という気持ちが化学反応を起こした時、子供たちの能力は飛躍的に伸びます。でも伸びるためには伸びるための助走が必要です。その助走が「毎日訓練する」ということなんです。
そして、その努力が「4分以内百点」という結果に結実した時、それまでの苦労を振り返って感動を手に入れることができます。達成感・自己肯定感など、学習の正の好循環を生み出すために必要な体験を獲得するのです。
そのためには、さぼりを見抜く指導者のスキルも問われます。
☆やっていないのに、タイムと点数を適当に書く「嘘書き」
☆とりあえず答えは書くが、タイムもはからず採点もしない「鉛筆の芯の無駄遣い」
☆やるのを忘れた分をまとめてやってしまう「要領よいさぼり」
☆答えを写した答案でごまかす「アリバイ証明」
などいろいろな「ズルい」やり方があります。4つめなんてそれならちゃんとやればいいのにと思いますよね。
そして一番だめなのが
いやいややる
なんですね。これはもう繰り返し諭すしか方法がありません。とにかく「できた」という体験を経験しないとこの「いやいや」を乗り越えることは本当に難しいです。しかしながら「できた」ステージへ導くのがこの学習イベントの目的ですから、こちらも手を変え品を変え、子供たちに本気で向き合います。
わりざんが上手になり、そろばんが上手になり、いつの日かそろばん教室を卒業した時、この毎日頑張る時間をお勉強に廻せばいいのです。そうすることで、積み上げた学習習慣が華開くことになるのです。<またまた次回へ続きます>