こんにちは。
花曇りの日が続きますが、いかがお過ごしですか?
私のほうは今、振り付けを作っています。
さらっと完成できる時もあるのですが、今回はちょっと紆余曲折しております…
私は、ベリーダンスとシャインサルサ(ひとりで踊るスタイルのサルサ)2つのダンスをやっているので、なるべくひとつひとつ、別々の日に振り付けを創るようにしています。
が、人間の脳というのはホントに不思議ですね。
シャイン(の振り付け)を考えているときにポッと、ベリーのいい感じの振り付けが浮かんできちゃったりするのです。
逆パターンもあります。
さて寝ようかという時になってから、いろいろ浮かんでくるときも。
布団からゴソゴソ起き出して作業再開。
そんなことを夜中の3時くらいまでやっていたり。
レッスン用の振り付けは、レッスンで生徒さんの生の様子を見ながら、少しずつ創ることが多いです。
先に完成させてしまうこともあるのですが、実際にレッスンを始めてから「もっとこうしてみよう」と、たいてい変更することに。
だから、レッスンしてる振り付けは、生徒さんのエネルギーが注入されているとも言えるのでしょうね。
そんな私の気分転換&エネルギー補給方法は、こちらのブログでも幾度かご紹介しましたように
ダンスとまったく関係ないことをすること。
具体的には、ダンス=動的なことに対して、手芸とかおしゃべりとか=静的なことをします。
そんな癒しのお気に入りが、小津安二郎の映画。
お気付きの読者さんもいるかも知れませんが、私は「昔」のものが大好きなんですね。
時代劇もそうですし、ベリーダンスやサルサの音楽もけっこう昔の曲、昔っぽさを感じさせる曲が多いんですよね。
なぜか子供の時から、「昔好き」なんです。
小津安二郎の映画を初めて見たのは、高校生のとき。
すごくすごく好きになってしまって、
ああいう暮らしを今するには、どうしたらいいんだろう?
とか
女優さんのああいう髪型にするには、美容院で何てオーダーしたらいいんだろう?
女優さんのしぐさや言葉遣い、素敵だわ~、セクシーだわ~
とか、よく考えてました。
「女優さん」「セクシー」と言えば、市川昆映画も好きです。
「昆タッチ」で世界的にも支持されていますが、私も「奈津子タッチ」のダンスなんて言われるようになったら、うれしいな~
小津映画は、終戦直後の生活や、公団が出来はじめた時代の生活など、昭和の生活が舞台。
今では絶滅した生活用品や生活スタイル、用語などがたくさん出てきます。
それが面白くて。
わからないことは、実家にDVDを持っていき両親と見ながら、父に「これは何?」と聞きながら見ます。
小津映画は、母曰く「いつも同じストーリーよね。」
そうなんです。
現代では信じられないんですが、いつも同じようなストーリーを、同じような役者さんがやっていて、デジャブみたいなのです。
たいてい、「なかなか嫁にいかない一人娘を父または母が心配し、いろいろあった末にめでたく結婚。」という話。
で、同じセリフを何度も言うんです。
そうかなあ。
そうよ。
そうか。
そうよ、そうよ。
うーん、そうか。
みたいな調子で会話が前に進まない。
これぞ「最強・小津タッチ」という感じです。
そんな低刺激加減が好きなんです。
そんな小津映画のDVDを、私は10本以上持っていて、なぜか突然むしょうに見たくなる…
刺激的な娯楽に飽きてしまったあなたにオススメ❤
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🌸よみうりカルチャー自由が丘ひとりサルサクラス
よみうりカルチャー自由が丘
第1・3(金) 13:30~15:00
🌸湘南台カルチャーひとりサルサクラス
湘南台カルチャーセンター
第1・3(木) 13:00~14:30
🌸湘南台はじめてベリークラス
湘南台カルチャーセンター
第2・4(木) 14:45~16:15