家の窓から見える紫陽花の株に、ひとつ、またひとつと花が咲き始めてとてもきれいです。
少し前は、ピンク色の花がふたつだけ咲いていたのに、今はもう、青紫と白い花が加わり、ただの車道がにわかに
華やいでいます。
いつも何の気なしに通過している道路沿いの植え込みや並木たち。
ある時パッと花を咲かせたりして、
「おや!そういえば君もいたね」というような、嬉しい驚きをもたらしてくれますね。
紫陽花は、バラと並んで私の大好きな花。
あなたはどんな花が好きですか?
切り花が持たない季節ですが、部屋に花が一輪生けてあるだけでも慰められたり、癒されたり、元気をもらえたりしますね✨
今の時期は紫陽花のほかに、花菖蒲やトケイ草、露草、茄子の花なんかも6月~夏にかけてシーズンですね。
なんだか紫色系の花が多いですね。
紫色といえば、
時代劇で、病気になった殿様が頭に紫色のハチマキ状のものを巻いているのを良くみませんか?
あれは、
「病鉢巻き(やまいはちまき)」
といって、紫草という植物の染料で染められた鉢巻きなのだそう。
紫草は、抗炎症作用を持つことと、
紫という色が高貴な色とされていたため、悪いものを寄せ付けないと信じられていることから、
病鉢巻きが使われていたのだそうです。
現代ほど科学が発達していなかった時代に、植物のこうした薬効を発見し活用しながら生活していた昔の人の感性の鋭さ。
いつも驚かされるし、本当に不思議。感動します。
私たち現代人が、江戸時代のような生活をするのは無理だけど、
もっと自分の第六感や体感覚を信じてもいいのかも知れませんね。
Don't think,feel!
そして病鉢巻きは、頭の左前で結ぶのが一般的だそうです。
yeah!
ではまた(⌒‐⌒)