こんにちは。
スタジオのビルの一階には、
40歳からの女性のための
ベリーダンス&ひとりサルサ教室
💖アモールダンス教室💖
主宰の齊藤なつです。
1/12(木)はベリーダンスクラスのレッスンでした。
この日はベリークラスの2023年稽古初めでした。
スタジオのビルの一階には、
カラオケスナックがあり昼カラオケをやっているのですが
感染対策のためドアを開けているので
歌声が表通りによく響いているのです。
この日の帰り一階に降りたら
♪あかるいだけが とりえでも…
聞き覚えのある唄が耳に入ってきました。
｢あ、この歌聴いたことある。
………そうだ、竹内まりやの♪純情ラプソディーだ。
うわあ、懐かしいわあ…」
竹内まりやさんの歌いかたって
ちょっと特徴あるじゃないですか。
この時聴いた歌声はなんだかウィスパーボイスでちょっとハスキーで
訥々とした歌いかたが妙にセクシーだったものですから
思い出すまでにちょっと時間がかかりました。
若い頃は竹内まりやって何だかコンサバティブなイメージがあって少し苦手でしたが
今あらためて聴くと懐かしさが先に立って、妙にしんみり聴いてしまいました。
さて、今稽古しているレパートリー
♪habibi ya eyniハビビ ヤ エイニ
(=あなたは私の目と同じくらい大切な存在)
も、レッスン曲はインストゥルメンタルバージョンですが
本来は歌唱が入っています。
この日振りうつししたパートでは
歌詞の内容を表現したハンドモーションを２つ入れました。
フラと似ていて、ベリーにも少し歌詞を表すハンドモーションがあります。
ベリーのハンドモーションには２つの考え方があるようで
1曲に２・３個入れるくらいが曲の雰囲気を壊さない
という考え方と
歌詞は歌の心なのだから、ということで手話ダンスのようにハンドモーションをふんだんに盛り込む方もいらっしゃいます。
私は前者の考え方。
やはり本当にアラビア語やエジプトのスラング、それに対応するハンドモーションに詳しい方でないと
後者のようなダンススタイルは見ていてちょっとしんどいかなあ、と私は感じてしまうのです。
この日振りうつししたハンドモーションの１つは｢ハビビ」。
ハビビとは恋人を呼ぶときの言葉で(=you are my lover)、
胸のまえで人差し指を前に出すハンドモーションで表します。
ハビビという単語は、歌詞やタイトルで本当によく出現するんですが、
生徒さんに意味を説明するときいつも迷うというか、違和感がぬぐえません。
だって、ハビビを訳すと｢恋人よ」になるわけですが
そんな言い方日本人は恋人にしないでしょう？
どうしても、五輪真弓の歌｢恋人よ」の重いイメージがつきまとってしまい、
私は生徒さんに説明するときも｢恋人よ」って訳したくない。
恋人に呼びかける単語が日本語にはないんですよね。
〇〇ちゃん、〇〇君とか、
〇〇(よびすて)とか、
とにかくファーストネームやあだ名を使いますね。
夫婦になるとパパとかおとーさんとか…
ちなみにサルサでも歌詞やタイトルでハビビに共通するような単語がたくさん出現します。
ミ・コラソン(=マイ・ハート)、
ミ・ヴィーダ(私の人生)
そんなフレーズが聴こえたら
恋人に呼びかける単語なんだなと思ってください。
ベリー曲もサルサ曲も、基本的に愛情表現が直接的なんですね。
日本の曲は日常の場面とかしぐさが歌詞になっていて、聴き手がそこから恋とか愛情とかを想起して受けとる
みたいなものが中心のような気がする。
先の純情ラプソディーなんかも
｢タイムカード」なんて出てくる。
全体を聴いて、｢あ、不倫愛の歌なんだ」と聴き手が察する。
アラビア語やスペイン語ではどんなふうに訳されるんだろう。
エジプトの方ややスペインの方は
｢どうしていきなり『タイムカード』が出てくるの？」
｢どういう意味の歌だったの？」
と感じるのでしょうか？
あなたさまは、
ダーリンを何て呼んでいますか？
さて、次回レッスンは1/26(木)。
振りうつしをすすめていきましょうね。
残りあと半分、一緒にすすめていきましょう。👯
生徒さん、よろしくお願いしまーす☺️💕
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