端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

案山子

2007-05-11 | Weblog
あまり 鼻歌など 歌わない私が この時期 いつの間にか
さだ まさしの「案山子」を口ずさんでいます。

♪町にはなれたか  お金は あるか 友達出来たか ♪
 
このフレーズ の繰り返しです。
我が家の子供たちが 親元を離れて 何年も過ぎているのに
あのときの 親の心配を この時期 沢山の親が感じていることだろう
と の思いがよぎるのです。

義父が元気だった頃 我が家にも 和牛がいつも 二頭か三頭
居ました。
子牛を生ませて 十ケ月ほどすると 家畜市場の定例のせり市に
出すのです。
その前に 子牛を母牛から離して 別の部屋に入れると 一晩中
母牛が鳴いていました。 
子供を恋しがっているのか オッパイの張りが 痛いのか 
親子で鳴く声は うるさいより 哀れでした。

我が家も 子供たちが出て行って 親二人の生活。
子供の心配もしますが 今では 子供達から 心配してもらうこと
の方が 多いようです。

{便りの無いのは 良い便り} 昔の人は よく言ったものです。