端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

二日目

2012-12-12 | 食べ物

自分の性格に 自分であきれることがたびたびあります。 そんな時 耳の奥で母の言葉がよみがえります。

それは「布遊び展」の時でした。 毎回来ていただく 物静かな上品な奥様から おみやげを頂きました。 

開けてみたら なんとも真っ黒なにんにくでした。  何にも知らない私は こんな黒い にんにくがあるのだと思い 頂いて 穴熊さんに試食させました。 

其の奥様の 話ではにんにくを炊飯器の保温にセットして10日ほどで 黒く蒸しあがるとのこと何しろ 体にいいし 毎日一片食べるといいと聞いていました。

しかし我が家の炊飯器は二台あるけど にんにくの黒焼き作りには 無理だし……と思って栞さんに 話したら 保温だけはぱっちりの炊飯器がある とのことで頂きました。 

其の上 家庭菜園の にんにくまで頂いていたのですが もう少しにんにくがあればと 思っていたら なんと立派な 青森産のにんにくが 昨日安くでスーパーに出ていました。   

早速 買ったのは言うまでもありません。

「中国産はだめよ」と 教えていただいていたからです。

そして 早速昨日 網の籠を入れて にんにく片を入れました。 勿論 暦にも油性ペンで「にんにく仕込み」 と書き込みました。

台所に かすかな にんにくの香りが漂っています。毎日 上 下を 入れ替えたほうがいいとか 手間が要りそうです。

ネットで調べたら いろいろ通販でも 売っているようです。 癌に効くとか効かないとか言われているようですが 体にいいと 言われているので 試してみようと思います。

子供の頃 竈の熱灰の中で 蒸し焼きにした にんにんくを口に入れてもらっていたのを思い出しました。 今日で二日目の にんにくです。

ご近所の 漬物大根の出荷が最盛期です。 

「手伝いに来て」と 働き者のご近所の主婦はお声が かかりますが 何をさせてものろい私には お声はかかりません。 その代わり 夕方 一輪車で一杯 規格外の漬物大根が届きました。

綺麗に洗って 皮を剥ぎ 適当に割って 漬物樽に入れ 塩をして 重い重い重しをして三日 水ががっぷりあがったら 取り出し 酢と砂糖唐辛子出し昆布で 漬け直します。

一週間もすると美味しい 簡単大根の漬物です。 なにもありませんが熱いお茶と漬物と 私のおしゃべりが おもてなしです。