端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

電 話

2007-05-16 | Weblog
大抵の人が 携帯電話を持っていますが 我が家の二人 持って
いません。
この生活に慣れていますし 携帯電話を必要する 緊急なことも
無い毎日です。

しかし 近頃 高齢者向けの携帯のCMをテレビで流していますし
公衆電話もめっきり 少なくなってきていますので 我が家も 
考えねばならないのかなあー と思っています。

それにしても 据え置き電話は 留守電機能があるのに 入っている
電話が 面白い。
大抵 私達と同世代の方からのことが多く 独り言を言いつつ 
プツリと切れているので 何回も 再生して 二人で声の色や雑音を 
推理して こちらから かけることとなります。

相手が居ての 会話をはぐらかされ 一人言のように用件をしゃべる
のは 難しいようです。
写真は ポシェットです
縦25cm 横21cm ファスナー20cm
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参加賞

2007-05-14 | Weblog
我が家の電話の傍には 小さな暦が掛けてあります。
もっぱら 穴熊さんの予定です。
毎日が お休みのような 日々ですから 予定は ゴルフです。

仕事人間で 石橋を叩いても 渡らないような性格なのに 定年後に
始めた ゴルフにはまっています。
近くに ゴルフ場が沢山ありますし 色々なコンペが 企画され
近頃は お寺さんのコンペや 居酒屋さんのコンペ お客の入りが悪い
ので応援の為のコンペと 忙しいようです。

今月は 12回だといいつつ 今日は隣近所地区のコンペに出かけ
ました。

もう 先の見えた人生です。 スコアが計算できなくなるか 足が弱るか
友達から声がかからなくなれば 参加することも出来ません。

終わってからの 反省会も楽しみなようで 顔も広くなったようです。
そんなゴルフの 参加賞 豪華なものはありません。
卵50個 ハウスのトマトやピーマン 漬物 乾物 砂糖 瓦せんべい
など 色々頂いてきますが 私に開けさせるのが 楽しみなようで
私も 大げさに穴熊さんの前で 参加賞を開けます。

今日の コンペには 賞品を出そうと 我が家のお米を昨日から 
準備して 赤いリボンのお米が 四袋並んでいます。

帰ってきたら ゴルフに明るくない私ですが 必ずスコアはどうだった
か 聞きます。 
別に 関係ないのですが 悪ければ一緒に反省し 良ければ一緒に
良かったね と言います。
今朝も 頑張って と送り出しましたが あの歳ですから それなり
にきまっています。

写真は トマトを沢山頂いたとき に作る トマトの卵とじ。
湯むきして さいの目に切って 少しのバターで炒め 塩コショウして
卵でとじます。 お醤油を鍋肌から少したらして 出来上がり。
トマトのすっぱさが とてもいい感じです。
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綿

2007-05-13 | Weblog
女同士の 雑談の中で 綿や木綿の話しになり お友達が昨年自宅で
収獲した綿の実を持ってきてくれました。

実が出来て はじけて 取れた綿で 一個一個の綿の塊の中に 
小豆くらいの 核の硬い種が入っています。
色が 白いのでホワイト系の品種ですが 他に薄茶色や薄グリーンの
品種もあるようです。

種をまくのに くれぐれも母の日以降に蒔くように 言われていたので
寒さに弱いのでしょう。

この綿の実から 種を取り出すのが大変です。
花も 可愛い花ですし 実が付けばドライフラワーにも 
なりそうです。

畑の隅に 植えたいと思います。


これが 綿の種です。
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案山子

2007-05-11 | Weblog
あまり 鼻歌など 歌わない私が この時期 いつの間にか
さだ まさしの「案山子」を口ずさんでいます。

♪町にはなれたか  お金は あるか 友達出来たか ♪
 
このフレーズ の繰り返しです。
我が家の子供たちが 親元を離れて 何年も過ぎているのに
あのときの 親の心配を この時期 沢山の親が感じていることだろう
と の思いがよぎるのです。

義父が元気だった頃 我が家にも 和牛がいつも 二頭か三頭
居ました。
子牛を生ませて 十ケ月ほどすると 家畜市場の定例のせり市に
出すのです。
その前に 子牛を母牛から離して 別の部屋に入れると 一晩中
母牛が鳴いていました。 
子供を恋しがっているのか オッパイの張りが 痛いのか 
親子で鳴く声は うるさいより 哀れでした。

我が家も 子供たちが出て行って 親二人の生活。
子供の心配もしますが 今では 子供達から 心配してもらうこと
の方が 多いようです。

{便りの無いのは 良い便り} 昔の人は よく言ったものです。


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五 月

2007-05-10 | Weblog
宮崎の春は すぐに通り過ぎて もう初夏の陽気です。
緑の美しい 五月です。
ここ 南九州地方では 五月の節句に なくてはならない食べ物に
「あくまき」があります。

今では 地場産品売り場や スーパーでも見かけますが 昔は
それぞれの家で 作っていました。
もち米を半日から 一日灰汁につけるのですが この灰汁樫の木 
柚子の木 椎の木などを燃やし その灰を 水にひたし 濾した
灰汁に浸すのです。

そのもち米を 竹の皮に包み 大きな釜に入れ 茹でるのです。
その味は 柔らかいもち米の食感と 灰汁の味と香り 甘みは無く
少し砂糖の入った黄な粉をつけて 食べます。

本物のスローフードで おばあさんの味です。
ちょっと 変わった味ですが 食べなれると 好きになる味です。

薪を燃やすことも無くなり 竹の皮を使うことも無くなりましたが
食べ物も 時代とともに 変っていくようです。
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出会い

2007-05-09 | Weblog
とても 嬉しいことがありました。

田舎に住む私が バック作りに使う 古布を 手に入れる 骨董市は
綾町の「酒泉の杜」で春と秋2回開催されます。

二日間の営業は日の出から日没まで の呼びかけで それはそれは
沢山の 物好きが集まります。

この骨董市で いつも覗く古布屋さんが あります。
山口県からみえているのですが ここの女主人 大きな銭袋を前に下げ
呼び込んでいます。
金に糸目をつけない 奥様など すぐに分かるらしく 私なんぞは
いつも 軽い扱いでしたが この春 店の前に立ったとき ちゃんと
覚えていてくれたのです。

何回も何回も めぐって 最後に「この型染めの布が私の袖を引くから
つれて帰りたいけど 勉強して」と買った秋の骨董市のこと 覚えて
居てくれたのです。

感激した私 バックの中の小銭入れの中身を出して 「大きいお金は
貯金して 小銭を入れて」とプレゼントしたのです。
すると 女主人 名詞を差し出し 私の住所を書くようにペンを出した
のです。

そんなこと 忘れていたら 留守中に 商売にならない端布を送ったと
のこと 無愛想とも取れるその声は 私に気遣いをさせない心配りが
感じられるものでした。

そして 届いた布の一部が 写真です。
御礼の電話をいれ 「今日は どちらの旅の空ですか?」と聞いたら
「今日は たまたま 自宅で明日から 日本海側よ」との返事。

何より 嬉しいプレゼントの送り主は 軽くいいました。
「一期一会」を 肌で感じた出来事でした。
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2007-05-08 | Weblog
いつものように 豆腐を左の 手の平に乗せ さいの目に包丁を
入れていたら チクリ。 
親指の腹に包丁が当たったらしい。
皮を切ったのかと 思ってすぐ傷テープを探すが 小さめのものが
見つからず 大きなものばかり。
日ごろの 心がけの悪さを後悔しつつ 大きい傷テープを 切り分けて
親指に 巻きつけた。

一日したら 何のことは無い全治。
そして又 昨日 夕食の準備中に 左の人差し指の爪下の皮を 傷つけ
傷テープを 巻いている。

右手が強すぎるのか 左手が鈍いのか 脳の命令に鈍くなったのか
困ったものです。

わずかな 段差も目で見て 足を上げたはずなのに 足が上がって
おらず 前のめりなることが 時々ある。
やはり 脳の命令を 体が なまって 受け入れていない証拠。


達者なのは 口ばかり 気をつけよう。
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バラ園

2007-05-05 | Weblog
三日 いつもの友達四人連れで 五月晴れの一日 今噂の鹿児島県
鹿屋市の「かのやバラ園」に 行って来ました。

バラ園は 近くにもありますが 4000種で 日本一と宣伝して
居るからには 行かなくちゃとオバサンの好奇心をそそります。

バス三時間かけていっただけのことは ありました。
広い園内は バラ バラ バラで 見たことも無い色のバラなども
あり 感動のばら園でした。

それにもまして 感心したのは バリアフリーに徹底していたこと
でした。
傾斜地にある園にもかかわらず 車椅子で 全てが回れて 園内の 
数あるトイレも全て 車椅子の方や障がいの方にも対応できるもの
でした。
その為か 多くの車椅子の方や 高齢者を見かけました。

バラは 春もいいですが 秋のバラもいいので 又秋に行きたい
ものです。
お弁当を食べて バラのソフトクリームを食べて バラを見て
目も満足し 心も満足した 一日でした。



 数ある バラの原種の一つだそうですが どう見ても
信じられません。
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手伝い

2007-05-02 | Weblog
私が子供の頃は よく家事を手伝わされていました。
人の手が足りなかったのか 女の子に家事のやり方を覚え
させていたのか 定かではありませんが 遊びの半ばに
呼び返されると いやでした。

芋や豆の皮むき インゲン豆などの筋とり 七輪の上の魚の番
すり鉢の押さえ 果ては布団の綿入れの真綿の引っ張り 
洗濯のときのポンプつき など子供には面白くないことばかり
でした。

そんな時 今の時期 母は筍の硬いところでままごとの道具を
作ってくれていました。
玩具など 買ってもらったことはありませんでした。
抱っこの人形も 母の手作りでした。
でも 絵心の無い母の書いた 人形の顔は 少しも可愛くなくて
いやで いやで 一日中すねていたのを 今でも覚えています。

そんな話 ゆっくりしてみたいのですが 母が逝って40年も
過ぎてしまいました。
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蕎麦掻

2007-05-01 | Weblog
私の住む 町も色々の農作物を生産して 町おこしに頑張っていますが
その中に 蕎麦があります。
蕎麦の花が咲く頃には 蕎麦の花見をしたり 十割蕎麦の乾麺を
作ったりして 頑張っています。

先日 蕎麦粉を頂きました。
自家用に使うときは 製粉所で挽いて貰うのですが そのお裾わけ
です。

お昼一人の時や 小腹がすいた時など 良く蕎麦掻を作ります。
大き目のどんぶりを熱湯で 暖めて蕎麦粉を入れ 箸を二膳分右手に
握り 左手に熱湯の薬缶を握り 少しづつお湯を差注ぎ すばやく
かき混ぜます。
こんな 簡単な料理ですが 熱湯であることと すばやく
かき混ぜること。
上品に混ぜていると 生煮えになってしまいます。

あっあつを 生醤油をつけて食べます。
蕎麦の いい香りが 鼻に抜け 日本人だなあと感じる食べ物です。
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