薄青の空広がりていま初秋
息通う命見守り放生会
瞬く間心洗いて星流る
押し黙り空を見ている宵の闇
虫籠に鈴響きたる爽やかさ
雲の色虫の音にまた秋思かな
盆も過ぎ徐々に用事の増える頃
川も澄み蜻蛉休みて汗乾く
夜長にも耳を澄ませば虫時雨
夜明け時枝に止まりて草雲雀
無花果の遠き故郷の匂いかな
寂しげな顔も絵になる露草や
息通う命見守り放生会
瞬く間心洗いて星流る
押し黙り空を見ている宵の闇
虫籠に鈴響きたる爽やかさ
雲の色虫の音にまた秋思かな
盆も過ぎ徐々に用事の増える頃
川も澄み蜻蛉休みて汗乾く
夜長にも耳を澄ませば虫時雨
夜明け時枝に止まりて草雲雀
無花果の遠き故郷の匂いかな
寂しげな顔も絵になる露草や