信号を守りて渡る秋茜
秋の雲北の空へと流れけり
千円で交響曲の文化祭
椋鳥が行く先々で顔を見せ
火の鳥の炎眩しき鳳仙花
様々な形の雲の残暑かな
秋風に疲れを忘れ帰宅せり
新蕎麦を啜りて今日も空晴るる
夕月に思うことありただ黙す
空に舞う思い風船葛かな
数種類花束にせむ秋の薔薇
法螺吹きが回る時計も薄紅葉
秋の雲北の空へと流れけり
千円で交響曲の文化祭
椋鳥が行く先々で顔を見せ
火の鳥の炎眩しき鳳仙花
様々な形の雲の残暑かな
秋風に疲れを忘れ帰宅せり
新蕎麦を啜りて今日も空晴るる
夕月に思うことありただ黙す
空に舞う思い風船葛かな
数種類花束にせむ秋の薔薇
法螺吹きが回る時計も薄紅葉