猫五郎の写真日記

なんか、写真よりも文章がメインになってます。しかも、くどい。要改善。でもなかなかねぇ。

2022/01/09 天体望遠鏡カバー追加 萩原工業 スノーテックス スーパークール

2022-01-10 14:44:08 | 天体望遠鏡

2020/12/31にEQ6proのベランダ放置を開始して丸1年が経過しました。
2021/11/03からはGINJI-250FNまで乗せっぱなしです。

天体望遠用カバー、TeleGizmos 全天候型 365シリーズ 25-30cm反射赤道儀用を被せてますが、裏地のアルミシートがずいぶん傷んできました。
このままでは望遠鏡にこすれて敗れそうなので、普通の自転車カバーをしてからTeleGizmosを被せるようにしました。
が、未だ若干、心もとない。
ネットサーフィンをすると、TeleGizmosを被せていたのに雨漏りをしたとか、裏地のアルミシートがダメになったとかの記事をみかけます。
NASAが開発した素材とはいえ、過信は禁物のようです。
1年経過してTeleGizmosがだいぶ汚れてきたので、この日はTeleGizmosにホースで水をかけ、スポンジでこすって洗い、テント用の撥水スプレーでコーティングしました。


もう少しできる工夫はないものかと探してました。
ネットサーフィンをしていて、日本最大のブルーシートメーカー 萩原工業が製造販売しているスノーテックス スーパークールが目に留まりました。


遮熱性・防水性にすぐれるというだけなら僕の目に留まることはなかったと思います。
僕の目に留まったのは、耐候性5年というところです。
メーカーの促進耐候性試験で、5年間で強度が99%維持されるとのこと。
僕のルーフテントに被せている耐候性を売りにしたカバーですら5年はもちませんでした。
耐候性5年を名乗るのはけっこう勇気がいると思います。
試してみよう!と思いました。

遮熱効果にも期待したい。
真夏の日差しを受けた赤道儀や望遠鏡がどれだけの温度にさらされるのか、気になってました。
あまり高温になっては基盤が傷むかもしれませんし、ギアのグリースが心配です。
スノーテックス スーパークールをかぶせるだけで、ブルーシートと比較して10℃もシート内の温度が低くなるとのこと。
素材の中にミクロボイドという気泡が入っていて、これが光を反射することで遮熱効果を発揮するとのこと。
作物の光合成や色付けを促進する効果があるそうで、果樹園の地面に敷く例もあるとか。
表面がラミネートコーティングされているので撥水性はよさそう。
(あとは、このラミネートコーティングがどれだけ維持されるか、ですね。)

スノーテックス スーパークールを被せたところ。


アルミコーティングされた自転車カバー
TeleGizmos
スノーテックス スーパークール

合計3枚被せるのは面倒くさいと言えば面倒くさいですが、そんなにしょっちゅう使うわけでもないので、よしとします。
さて、1年後、どうなっているか。
コメント (2)
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2022/01/08 ナローバンド撮影 Hα オリオン大星雲、馬頭星雲、燃える木、バラ星雲 スノーテックス スーパークール導入

2022-01-10 10:47:18 | 天体観測

2021/02/19にBaader 7nm Hαフィルターの記事を書きました。
2021/02/23に月明かりの中で撮影して自爆して以来、Hαフィルターの出番なし。

宝の持ち腐れ。

ナローバンド撮影は、自宅でベランダから撮影できることが最大の武器なのに、なぜ撮影しないのか。

(言い訳その1) 新月期、遠出が可能であれば山梨に行ってる。
(言い訳その2) 月が明るい時期はHαフィルターを用いてもまともな撮影は無理。
(言い訳その3) 家にいても曇った場合は沈黙するしかない。
(言い訳その4) 職場からの呼び出しもある。
(言い訳その5) 山梨に行っている分、週末に家でやるべきことが溜まっている。
(言い訳その6) 休日家にいれば基本的に走る。走ってしまうと疲れてしまって、夜、デリケートな操作をする気力が残らない。

突き詰めれば体力の問題かな、と思います。

この日は、3連休なのに待機当番で遠出ができないというストレスがエネルギー源となりました (^-^;)
(毎度ですが、撮影さえできれば言い訳は何でもいいんです。)

毎度、日のあるうちに準備しようと思うのですが、結局暗くなってからの準備になりました。
それでもこの夜は、我が家の西向きのベランダでオリオン座が見えるようになるのは22時過ぎ。
心に余裕をもって準備できました。

望遠鏡はGINJI-250FN
カメラはEOS Ra
ガイドスコープはF4 口径50mm
ガイドカメラはASI 290MM

真っ先に躓いたのがピント合わせ。
EOS Raのライブビューで、星、見えねぇじゃん。
その時点で我が家のベランダから見える一番明るい星はアルデバラン。
こんな感じ。


やっとこさ十字が見える。
ピント合わせができる星が見つからないと大変なことです。


ピントもあったところで、まずはお決まりのオリオン大星雲M42
新鮮な写りっぷり。
オリオン大星雲の中心部分だけ、露出を低めにした画像を重ねています。
合計でJPEG 2枚の合成


前回撮影に失敗したままだった馬頭星雲と燃える木。
しかし、根本的には前回の写りとあまり変わってないような。。。


バラ星雲。
JPEG 1枚撮り。
露出時間10分間、ISO12800
星が若干流れました。



この夜は悪夢の再現でした。
オートガイドがうまくいかない。
PHD2の設定で写りが変わる。
振り返ってみると、結局同じ轍を踏んでいたような気がします。

ガイドスコープをGINJI-250FNのファインダー台座に固定したのですが、ファインダー台座は小さいですし、固定ネジは1本のみ。
ガイドスコープの固定が甘かったのではないだろうか。

リベンジを、と思ったのですが、次の日は曇ってしまいました。。。

というわけで、今回の写真はいずれもコンポジット合成してません。
1枚撮りの画質です。
しかも、いつもみたいにJPEG保存してました。
モノクロでグラデーション重視ならRAW保存の方がよかったのかもしれません。

次回、オートガイドが安定したら、今度はコンポジット合成してみます。
そしたら、画像全体にあるムラムラが消えて、美しいグラデーションになるかな?

コメント (2)
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