猫五郎の写真日記

なんか、写真よりも文章がメインになってます。しかも、くどい。要改善。でもなかなかねぇ。

2023年10月 天体観測小屋の屋根の塗装 塗装は説明書通りにやりましょう

2023-11-10 21:09:57 | その他

天体観測小屋の塗装をしてから4年が経過しました。

建物自体は築40年くらいです。

僕の宝物ですから、大切にしたい。

来年、再塗装予定でしたが、1年前倒ししました。

というのも、この夏、過去最高に暑い夏でした。

小屋にはエアコンがないので、非常に暑かった。

エアコンを入れればいいんでね?という話もありますが、壁の構造がどういうものだかわからないので、躊躇してます。

屋根の遮熱塗料を調べえてみると、屋根の表面温度を4-18℃、室内気温を最大2℃下げてくれると。

2℃室内温度が下がると体感でわかると思います。

 

夏に塗りたかったのですが、間違いなく熱中症になるので、やめておきました。

やっと暑さが緩んできた10月になって作業を始めました。

雨の日に現地入りし、雨水を利用しながら、風呂桶掃除用のスポンジで汚れを洗い落としました。

翌朝から塗装作業をしようかと思ったら、10時を過ぎてもまだ朝露が乾かない。

11時になってやっと作業開始。

 

この屋根、40cmおきに梁が飛び出ているし、スライディングルーフのレールもある。

屋根に出ている梁の両側とレールの前後はハケで手塗りしなければなりません。

これが結構手間です。

四つん這いになってやるので腰と膝にきます。

それが終わればあとはローラーで塗ってゆけばいいので楽ちん。

 

下塗り剤があることは知ってましたが、面倒臭いので、最初から本塗りしました。

1回塗りではまだ下が透けて見えるので、乾き次第、2回目を塗り、塗料に余裕があったので、最終的に3回塗りしました。

説明書には夏場で乾燥に1時間、冬は2時間かけろとある。

塗り重ねる場合は4時間、あけろと書いてある。

しかし、1日でやっているのでそんなに待ってられません。

塗ると30分もあれば乾燥しているように見えます。

1日で、立て続けに3回塗ったのでした。

説明書に「結露する季節は15時までに塗り終えてください」とありますが、終わったのは17時頃だったでしょうか。

 

ところが、次の週に見てみると、塗料が流れた跡が認められます。

 

よく見ると、塗装が剥げて、古い塗装が露出しています。

つまり、失敗だったということです。

指定された乾燥時間を待たずに上塗りし、結露する季節であるにも関わらず、乾燥前に夜露が降りてくる時刻に塗り終わった。

正解は、例え下の古い塗装が透けて見えても、1回だけ塗って、この日はしっかり乾燥させることだったようです。

手に豆ができたほど頑張った労力は徒労に終わったということです。

 

仕切り直しです。

今度は添付文書通りにやろう。

今度は気合を入れて、下塗りもしよう。

というわけで、下塗り剤も買いました。

 

しっかり乾燥させるとなると、1日に1回しか塗れません。

最低でも2日間連続で塗装作業をする必要があります。

まずは下塗りで1日目を終了。

 

翌日見ると、下塗り剤、しっかり定着していました。

本塗り1回目。

塗装面の凹凸部は、4年前に塗った塗料が固まったものです。

この日も、1回塗っただけで撤収しました。

 

次の週末に来たときも、塗装の流れや剥がれはまったくなく、よく定着しているように見えました。

本塗装、2回目を施工。

 

あと1回塗れるだけの塗料がありますが、屋根はもうよしとして、残りで外壁の錆びが出てきたところを塗ろうと思ってます。

流石に四方の壁を全て塗るのは無理かもしれませんが、一番日差しを喰らう西側の壁だけでも真っ白に塗れば、日差しが少しでも反射されて、室内気温が少し下がることを期待しています。

 

さて、来年の夏は少しは過ごしやすくなるのでしょうか。

楽しみです。

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2023/07/21〜2023/07/22 甲斐駒ヶ岳登山 竹宇駒ヶ岳神社出発、黒戸尾根経由

2023-08-16 11:24:44 | その他

天体観測小屋から、甲斐駒ヶ岳がとても綺麗に見えます。

冬に、EOS 6D+EF 70-300mmのテレ端で撮影

 

いつか登らねば、と思ってました。

しかし、地形図を見るとなかなかの距離と高低差。

出発地点の駒ヶ岳神社の標高が770mくらい。

山頂が標高2967m。

標高差2200m。

水平距離で9kmほど。

 

過去にまともな登山をしたのは、閉山後の富士山に登った2011/09/24が最後か?

これは、、、久しぶりの登山なのに単独で行くにはちょっと厳しいかも。

 

3年前に職場に入職してきた人に元高校山岳部員がいたので、彼に甲斐駒ヶ岳登山に付き合ってくれと声をかけてありました。

それから3年経ち、観測小屋の巨大ニュートンの動作もほぼ安定したことで、いよいよそのときが来ました。

もう1人、登山を始めて1年ほどの職場の仲間も参加することに。

3人で行くことになりました。

 

しかし、下界は暑い。

登山中に脱水とかになったら嫌だなぁ。

荷造りしてみたら、荷物は水2リットル込みで14.5kgになりました。(本番は水を2.5リットル持っていったので15kg)

こんなに重いもん背負って歩くの、ほんと久しぶり。

僕自身もそうだけど、同行者に何かあっても嫌だなぁ。

不安になってきました。

一応、最悪、ヘリを呼んでも大丈夫なように日数分だけ登山保険に入りました。

 

 

Amazonでその手の本を検索したら、「登山の運動生理学とトレーニング学」なる本を発見。

読んでみると、今回の1日目、七丈小屋まで、僕が登山だけで消費するカロリーが2023kcalであると計算できました。

僕が普段、1日に消費しているエネルギーが(基礎代謝を含めて)2000kcalほどなので、とんでもないエネルギー量です。

食事以外に途中でエネルギー補給をしないと追いつかないことは明らかです。

食事以外のエネルギー補給の食べ物のことを行動食というそうです。

体内に貯蓄されている炭水化物が枯渇するのが登山開始から90分ほど。

それ以降は脂肪を燃焼させてエネルギー源としますが、注意しなければならないのは、脂肪を燃焼させるためには炭水化物が必要不可欠であるという点です。

(知らなかった。。。)

つまり、飴玉などを舐めながら登った方が良いということです。

消費カロリーと脱水量はほぼ同じらしいので、水も2リットル程度持っていくのが良いとのこと。

 

地質調査での中低山や、父親と北アルプスやら南アルプスやら少なからず登山をしてきましたが、こんな知識、全く持ってませんでした。

行動食としてバタークッキー、黒糖飴、塩分チャージなどを持ってゆくことにしました。

 

標高とともに血中酸素飽和度(SpO2)が下がる話が書かれていました。

富士山山頂では活動中にSpO2が70%台になるのは珍しいことではないし、富士山山頂付近での睡眠中にはSpO2が一時的に40%台まで下がることがあるとのこと。

新型コロナウイルス感染症流行に乗って入手した血中酸素飽和度測定器と、血圧計も持ってゆくことにしました。

 

 

日程は2023/07/21 AM 8:00に尾白川渓谷駐車場を出発。

前日まで普通に仕事なので、それ以上早く起床できる自信がありませんでした(^_^;)

 

最初のうちはこんな感じ

 

そのうち、こんな感じに。

マサなので滑りやすいです。

 

10:44

信仰の山らしく、所々にこういう石像が。

解読すればいつの時代のものか分かりそうですが。。。

嘉永三庚戌年の続きが読めない

 

11:39

標高1890m付近。

黒戸山のちょっと手前なので、これが黒戸尾根なのかもしれない。

1日目の行程のちょうど半分くらいの位置。

林床を熊笹に覆われた森

時折、陽射しが差し込みましたが、基本は曇りで、適度にガスってくれて助かりました。

これがカンカン照りだったら、状況はだいぶ違っていたでしょう。

ラッキーでした。

 

てくてく

 

11:50

こんなところでヒキガエルに会いました。

ちょっと若めの個体。

まさか標高1890mにカエルが住んでいるとは、思いもよりませんでした。

 

12:27

弓矢を持った像

この場で作ったとは思えませんので、麓で作って、ここまで運んできたのでしょう。

こんな重たいものを標高2000m(竹宇駒ヶ岳神社から標高差1200m)も担いで上がってくるとは。。。どんな思いで運んできたのでしょうか?

 

12:36

刃渡りというらしいです。

 

こんな感じで登っていきます。

 

落ちたら死ぬでしょうね。

 

 

13:02

標高2067m付近にある刀利天狗

標高2000mを超えたので、血中酸素飽和度を測定してみました。

SpO2 94%でした。

息苦しさとか、ありませんでした。

 

13:47

ツツジ科の植物?が綺麗に咲いてました。

 

14:10

五合目小屋跡だそうです。

ここに昔、山小屋があったと。

それにしてもこれだけの数の石碑。

こんなに重いものを背負ってよくぞここまで運んだものです。

 

その先は急斜面ですが、この通り、梯子や鎖がしっかり整備されているので登りやすかったです。

 

 

14:30

木々に苔?

 

14:39

七丈小屋の手前、最後の斜面への橋

 

七丈小屋に到着したのは15:03でした。

7時間かかったということです。

標準コースタイムは6時間15分くらいのようです。

1時間に一回は必ず休憩10分間くらいとっていたので、まあ、こんなものでしょうか。

驚いたことに、標高2369mの七丈小屋でもカエルの鳴き声を確認しました。

探し回りましたが、こちらを認識されてしまい、見つけることができませんでした。

 

お決まりの?地ビール

 

夕食

摂取カロリー的にはそんなに大したことはないはずですが、これだけでも結構お腹いっぱいでした。

 

翌朝、晴天でした。

月が暗い月齢だったので、朝方数時間は天体観測日和だったのかもしれません。

なんにせよ、山頂を青空で迎えることができるかもしれません。

最小限の荷物を持ち、残りの荷物は小屋に預かってもらい、出発です。

6:40に小屋を出発。

出発するの、僕たちが一番最後でした。

みなさん、朝が早いですね。。。

 

6:58

刀が。。。

 

ずいぶん遠くへ来たもんだ。

 

7:43

山頂が近づいてきている感じがします。

標高2700m付近です。

SpO2は91%

自分のSpO2最低記録です。

息苦しさとかは特にありませんでした。

 

7:44

鎖場

 

7:54

刀が2本

標高2800m付近だったと思いますが、記録しなかったので正確なところはわかりません。

七丈小屋からも見えました。

七丈小屋から見上げたときは、これが山頂なのかと思いましたが、実際は違いました。

 

8:16

山頂が近づいてきています。

が、実際には、山頂まであと30分近くかかりました。

 

8:27

 

てくてく

 

8:40

甲斐駒ヶ岳 登頂

標高2967m

僕の酸素飽和度88%、心拍数84bpm、血圧113/71mmHg

20代 男 元山岳部 酸素飽和度93%

20代 女 貧血あり 酸素飽和度83%

僕のヘモグロビン値は正常範囲内ですが、男性にしては低めの値。

体重あたりに必要とする酸素の量(ヘモグロビンが手放す酸素の量)がそれほど変わらないとするなら、貧血(ヘモグロビン濃度が低い)があると、その分、酸素を手放さなければならないヘモグロビンの割合が大きくなるので、酸素飽和度が低く出る。

(より正確には、心拍出量を増やすことで、ヘモグロビンの酸素授受の回転をあげることも絡んでくるが)

 

元山岳部の彼は僕よりもヘモグロビン値が少し高い、ごく平均的な普通の男性だったということで説明がつきます。

全員、息苦しさまったくなし

日本呼吸器学会が提示する酸素飽和度の正常値は96%以上ですが、それを下回ったからといって、息苦しさがないのであれば焦る必要はなさそうです。

(落ち着いて原因を検索し、対処すれば良いと思います)

 

9:05に山頂を出発し、下山を開始しました。

30分も休まなかったわけですが、なんせ帰りが9kmと大変長いので。

9:55 下りの鎖場

 

11:30 七丈小屋 出発

13:30 標高2080m 刀利天狗

 

13:52 標高1900m付近?の黒戸尾根。

下界が見えてきました。

標高1400mあたりからやたら汗をかきました。

下界に入ったことで湿度が上がったためでしょうか?

 

17:25 駐車場

へとへとでした。

二日目は10時間45分の行程でした。

大まかに標準コースタイムが8時間25分程度。

山頂で25分間滞在したのと、昼食も含めて1時間あたり10分間は休憩をとったので、125分を引くと8時間40分となるので、まあ、悪すぎはしないかと。

 

 

日々、それなりに走ったり泳いだりしている僕ですが、残念ながら、余裕はありませんでした。

最後の方はかなり限界に近いところで頑張っていました。

日常のトレーニングはせいぜい30分間と短時間ですし、荷物を背負っていません。

(七丈小屋と山頂の往復の荷物は5kg程度でしたが)

15kgの荷を背負って9時間歩き続けるとなると、状況が違ったと言わざるを得ません。

山登りを毎月とは言わないまでも、年に3-4回行くと変わってくるかもしれません。

 

初日の途中から左大腿四頭筋が時折痙攣しました。

立ち止まる必要に迫られることはありませんでしたが、「この先、大丈夫かなぁ?」と不安にはなりました。

行程中、筋肉痛になりませんでした。

筋肉痛は下山した翌日に来ました。

毎日スクワット100回やっているのが効いていたと思います。

 

後日談ですが、調べてみたところ、今回行ったルートは甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根ルートという名で、日本三大急登一角を占めるルートだそうです。

日本百名山を作った深田久弥氏が、日本アルプスでもっともきついルートと言ったとか。

知らぬが仏、だったということで。。。

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プロパンガス・ボンベの廃棄方法

2023-04-24 20:28:15 | その他

天体観測小屋からガスコンロが出てきました。

ミニクック

パイプをくわえてフライパンを手にしたパパが描かれています。

中国工業の製品。

 

 

 

LPガス(プロパンガス)ボンベつき。

中にまだプロパンガスが入ってます。

充填期限 昭和61年2月。

つまり40年くらい前のもの。

箱に入って室内保存だったこともあり、ガスホースも健在。

しかし、使う気になれない。

万が一にも火事になったら困るし、普通のカセットコンロで困ってないので。

奇しくもその日、1-2kmのところで大火事があって、ものすごい煙が立ち上がっていました。

 

廃棄するにも粗大ゴミではなさそう。

専門業者に依頼する必要があるみたいです。

引き取ってもらうのに4-5千円が相場なようです。

ネット検索していて、北海道のLPガス協会が無料で引き取ってくれるという記事を見つけました。

埼玉のLPガス協会はどうでしょう?

電話してみました。

埼玉のLPガス協会ではいらなくなったガスボンベの引き取りはしていないよう。

「お宅で契約しているガス会社はどこですか?そのガス会社に依頼してみてください。」

と言われましたが、

 

オール電化なので、ガスと契約してないんです

 

「そうですか。。。小さな会社だと引き取ってくれることはないです。大きな会社でないと処分は難しいんですよ。ちょっとお待ちくださいね。お宅の最寄りのプロパンガス会社を調べます。。。。」

「とりあえず、ここに連絡してみてください。LPガス協会の名前を出してもいいので、引き取りを依頼してみてください。そこでダメだったら次を探しますので、また電話をください」

 

言われた通りに電話して、LPガス協会にここへ電話してみなさいと言われたことを伝えると、

「そういうのは基本やってないですね。でもLPガス協会に電話をするように言われたんですね。ちょっと調べますので、お電話折り返しでよろしいですか?」

と。しばらくして折り返しの電話がり、引き取ってくれることになりました。

 

ガス機器処分代として、¥3,300なり。

決して安くないですが、高すぎもしない。
必要な費用として支払い、スッキリさせてもらいました。

感謝

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2021/03/29 通勤路

2021-03-31 19:50:15 | その他

我が家は繁華街からも駅からも遠く、便利さとか賑やかさとは縁遠い場所にあります。
通勤・通学を最優先しての立地です。
通勤は徒歩。

いろんな通勤パターンがありますが、裏道を通るとなかなか素敵なんです。

ちょっとご紹介。















帰り道だとこんな感じです。



行きは緑に癒されますし、帰りは仕事疲れを引きずりながらでも、少し気分転換になります。
徒歩通勤、最高です。
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2021/03/27 近所の桜

2021-03-28 19:50:10 | その他

今年も桜の季節がやってまいりました。
今、8割咲いてます。
週末です。
晴れました。
見に行かないわけがない。













綺麗でした。

地面に咲いてたハナニラ。


春の雑草が花盛りです。
最近、花の写真、撮ってないなぁ。
興味をなくしたわけではないのです。
毎回、休日は分刻みの大忙しなんです。
(趣味だけでなく、家庭人としてのお仕事もやってます)
たまにはテレビを見ながら寝転びたいですが、そんなことは年に3回あるかな?
観測小屋で、観測の合間の時間はそんな感じなこともありますが。
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2020/10/02 iMac mid 2011 27inchが故障 修理過程の備忘録

2020-10-18 17:25:34 | その他

晴れませんね。
天体撮影がまったくできません。

そうこうしているうちに、2012年に購入したiMac mid 2011が故障しました。
起動時に黄緑色の縦線が入って、起動したり起動しなかったりを繰り返し、最終的には起動しなくなりました。



丸8年経過しているので仕方がない面はあります。
しかし、iMacが動かないと2002年発売のQuickSilver以来使用しているバックアップHDDのデータにアクセスできない。

QuickSilver。。。
脱線ですが、懐かしすぎるので、さよならする直前の写真を載せてしまいます。



過去の資産がパーになるので、新しいパソコンに移行する前にiMacには1度復帰してもらわないと困る。
というのも、次のメインマシンの選択肢にWindowsも入れているためです。
バックアップHDDはMac OS用にフォーマットしてあるので、Windowsマシンで認識してくれないのです。
蓄積した過去のデータをネットクラウドに移すためにも、iMacには一時的にでも復帰してもらわねばならない。

修理に出すか?
しかし、2011年のマシンだというのはともかく、修理してくれるサービスへのアクセスが面倒臭い。
できれば近場で本体を持ち込んで、その場で治しくれとは言わないまでも、後日直接受け取りできるといいのですが、宅急便で送らなくてはならない。
ご丁寧に箱まで送ってくれるようですが、修理費用もわからないのに送るのも怖い。

自分で治せないのか?

グーグル博士に聞いてみます。
「iMac mid 2011 27inch」「画面に黄緑色の縦線」などと検索すると、同じ症状の憂き目にあった人々の情報が多数ヒットします。
な、なんと!
iMac mid 2011 27inchのグラフィックカードは不具合が出る個体があるとのことで、無償交換プログラムが出ていたんですね!
「iMac (27-inch) : AMD Radeon 6970M ビデオカード交換プログラム」
調べてみると僕のマシンも対象製品でした。
しかし、プログラムは購入から4年間までとのことで、とっくに終わってる。
アップルで直接購入したんだから、ハガキでもメールでもいいから、お知らせしてくれればいいやん!!
過去のメールをチェックしても、お知らせメールが来た形跡はありません。
なんて不親切な。。。
の割りに、新製品の案内とかはご丁寧に届いているという。。。
アップルのこの姿勢、どうなんでしょう?
結果的に僕の個体は不具合が出ずに8年間もったわけですが、週末にしか使っていないことが間違いなく影響しているでしょう。
平日毎日使っていたら、2年ほどでOUTだった可能性があります。

結果的に8年間もったことを喜ぶべきなのか、それとも無償交換していれば今回も故障せずに済んだのに、と思うべきなのか。
それは誰にもわかりませんし、四の五の言っても始まりません

グーグル博士に色々聞いてみてると、「iMac 27インチ 2011 A1312 起動しない映像ノイズ修理やり方方法」なる動画に行き着きました。
ご丁寧に修理に必要な道具ややり方までしっかりと解説してくれています。
「リフロー」という作業らしい。
ホットエアガン(ヒートガンともいうらしい)で230度の空気で3分間炙ったのち、空冷して室温に戻し、再び230度で5分間炙れば良いそうだ。
ホットエアガン。。。
見たことも聞いたこともない。
でも、とりあえずアマゾンかな?
見る分には無料ですから。
858D


5,888円なり。
安くはない。
オリジナルのグラフィックカードAMD Radeon 6970Mはすでに市場になく、代替品は中国からの個人輸入で2万円弱。
それと比べればホットエアガン、まだ安いかも。。。

それに、冷静に考えてみれば、故障の原因がグラフィックカードであるという保証もない。
2万円弱出して新しいグラフィックカードを買って交換して、それで治らなかったら痛すぎる。
グラフィックカードが故障の原因だったとして、ちゃんと自分で交換できるのか、自信がない。

ならば、まずは5,888円のホットエアガンを買ってみて、iMacをバラしてグラフィックカードを取り出し、リフローしてみて、治ればグラフィックカードが故障の原因だったと言える。

どうせ故障しているのだし、やれるだけやってみよう。

iMac mid 2011の分解の仕方については、たくさんの方が紹介しています。
どれもかなり丁寧に写真付きで解説してあり、僕の及ぶところではありません。
なので、僕の写真は、僕の備忘録的な感じで載せます。

モニターのガラスですが、吸盤を使って剥がすのが正統派のようですが、そのためだけに吸盤を買うのも面倒だったので、養生テープ(粘着ガムテープ)を貼り付けて引っ張ってみたらあっけなく剥がれました。
液晶盤のネジを外してゆっくり液晶盤を傾けると、マザーボードから液晶盤に伸びてる電線が4本くらいかな?あるので、それらを丁寧に外します。







液晶盤を外すとこんな感じ。



グラフィックカードはマザーボードに固定されている。
色々調べるとマザーボードを外さないと、グラフィックカードは外せないようだ。
マザーボードを外すためには、ディスクドライブと右下のファンを外さないといけないらしい。

ファンが3つありますが、どれもホコリまみれでモコモコ。
こんなんじゃ、空冷能力ガタ落ちでしょう。
モール(毛の生えた針金)で丁寧に取り除き、掃除機で吸い取りました。

マザーボードを外したところ。
中身、空っぽになったiMac。



取り出したグラフィックカード付きマザーボード。
右下のヒートシンクがグラフィックカードのもの。
左下のヒートシンクがCPUのもの。



取り外したグラフィックカードAMD Radeon 6970M



ここで熱伝導グリース(CPUグリース)が必要であることに気づきました。
が、QuickSilver 2001のシングルCPUをQuickSilver 2002 デュアルCPUに交換した際の残りがあることを思い出し、探すと見つかりました
一体いつのものでしょう?
メールを調べると「PowerMacG4 QuickSilver搭載1GHz Dual/256KB/2MB」を2008年にヤフオクで落札した模様。
12年前のCPUグリース、使えるのか?
少し出してみると使えそう。


グラフィックカードのヒートシンク。
えらい立派なヒートシンクです。
iMac mid 2011は、本体の右上が熱くなるので、僕はそこに小さなヒートシンクを貼り付けてる(iMac本体が写っている写真の右上参照)のですが、グラフィックカードのヒートシンクの熱だったんですね。




「リフロー」
ホットエアガンで230度の空気で3分間炙ったのち、空冷して室温に戻し、再び230度で5分間炙る。
(写真でホットエアガンの温度表示が100度になってますが、ブログのために撮影した写真なので、そこは流してください)




作業は順調に進んでいるようでいて、落とし穴が待ってました。
このあと、グラフィックカードにCPUグリスをしこたま塗りたくって、ヒートシンクで蓋をしてマザーボードに組み込みました。

ふと気になったんです。

CPUグリス、塗りすぎちゃいけないってことない?

調べてみると、CPUグリスには電導性のものがあり、それを塗りすぎるとグラフィックカードがショートするとのこと。
手持ちのCPUグリースの種類を調べてみると、シルバーグリースで、見事に電導性。。。
ショートしたのでは修理した意味がないので、再びグラフィックカードをマザーボードから外し、シルバーグリースを拭ったのでした。
これがまた大変だった。
合計で2時間以上かかったんじゃないかな。。。
日曜日に終わらなかったので、平日帰宅後にコツコツ拭き取りました。
その間、絶縁性グリスをアマゾンでポチる、と。
(価格の安い商品はアマゾンの一人勝ちですね。楽天は送料が別になるのでどうしても高くなる。)

組み上げですが、全ての配線は1対1な感じで、1つとして同じ形状のオスメスがなかったので、なんとかなりました。
丁寧にみていけば、外した配線が届く範囲に、差し込み口が必ず見つかります。
SSDの配線はマザーボードに。

結果、起動しました。
(ほんとは「ビーッビーッビーッ」と3回連続の警告音が、5秒おきくらいに鳴り続けて、起動しなかったのですが、これまたグーグル先生に聞いたら、メモリの問題だと教えてくれたので、メモリを挿し直したら起動しました。)



その他、モニターの液晶が汚れてしまったので、液晶用のウェットティッシュで拭いてみたり、カメラレンズのクリーニングキットで綺麗にしてみたりして、うまくいかず、結局、これまたグーグル先生に教えを乞うて、精製水とマイクロファイバーで綺麗にするという顛末もありました。

今のところ、普通に動いてます。
しかし、修理していて、こんな記事を見つけました。

グラフィックチップのリフローとリボールの作業はなぜ無駄なのか?

内容、あまりよく理解できませんでしたが、リフローで修理したものが再び故障するのは時間の問題のようです。
仕方がないので、グラフィックボードの代替品を中国に発注しました。
到着には1ヶ月ほどかかる模様。
気長に待ちます。


が、さすがに買い替えの時期だと感じました。
iMac mid 2011は、OSもバージョン10.13.6(Mac OS high Sierra)までです。
これ以上アップデートできたとしても、動かなくなるソフトウェアが大量発生して用をなさないでしょうけど。

現状、最新のOSはCatalina バージョン10.15.7のようです。
そろそろ新しいパソコンにゆるりと移行する準備にかかった方がよいでしょう。

いずれまたインターネットの表示がおかしくなってくるに違いありません。
(以前のように、Google Mapあたりから表示ができなくなってくるのでしょう)


以下、蛇足
さてさて、ここからはiMacの修理とはまったく関係ない話になりますが、備忘録として書きます。

実は、次のマシンはWindowsにしようかと思ってたんです。
iMac、高性能ですが、やはり高価なイメージがあります。
それに、天体写真の画像処理にステライメージが使いたいので、Windowsにしようかな、と。

ここのところ、自分と親に、合わせて3台、マウスコンピュータのノートとデスクトップを購入しています。
リーズナブルな値段に感じました。

そこで、最新のiMacと同じくらいの性能だといくらになるか、マウスコンピューターのホームページで見積もりしてみたんです。
そしたら、、、iMacの方が圧倒的に安い!!!
(メモリを最小で購入して、自分で増設することを前提にすると、です)
iMac、いつの間にかコストパフォーマンス、すごくいいマシンになっていたんですね。。。

これなら、iMacを買って、Boot campでWindows10を載せた方が性能もいいし、Windows 10の購入費用を合わせてもまだ安く済む。
おまけに5KのRetinaディスプレーだし。


どうも現行のiMacがintel Macとして最後になる可能性があるようです。
これからCPUがintelからAppleシリコンになると、Boot campが使えず、iMacでWindowsを使うことができなくなるとのこと。
Power Macintosh 6300からのマックユーザーとしては、MotorolaのPower PCからintelに変わったときのゴタゴタと言ったらなかった。。。
あんなをまた経験するのは御免こうむりたいなぁ。

intel Macとして最高性能なんだろうし、Windowsマシンとしても使えて、同価格帯のWindowsマシンと比較にならないくらいコストパフォーマンスがよい。
となると、次のマシンは27インチiMac Retina 5Kディスプレイモデルでいくしかないでしょう!

ついでに、iMac mid 2011には、なんと!サブモニター機能がついているらしいので、27インチiMac Retina 5Kディスプレイモデルのサブモニターとして活躍してもらいましょう!
(27インチを2つ並べる?!なんと贅沢な!!)


2020/12/06 追記

その後、iMac mid 2011は2020年11月中旬に再び同じ症状が出て、故障しました。
結局、リフローでもったのは1ヶ月半といったところでしょうか。
その間、大して使ったわけではありません。
天体画像処理を週末に少しやったくらい。

幸い、交換用のグラフィックボードも、最新のiMacも手元に届いていたので、対応は早かったです。
iMac mid 2011のグラフィックボードを交換したことで再び通常動作しています。
グラフィックボード交換のついでに、CPUの熱伝導グリースも塗り直しました。
作業は2時間ほどで終了、、、のはずが、組み上げて最後のモニターパネルを取り付けようとしたら、液晶の下にマザーボード上の配線が一本、挟まれていることに気づき、再度液晶パネルを外すことになったというオチもつきました。
今度こそ、数年、もってもらいたいものです。

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2019年4月から5月にかけての通勤帰路の街灯

2019-06-22 11:30:40 | その他

なかなか陽のあるうちに帰ることができません。
土日も何かと忙しい。

自分の時間が欲しい。

何度か、寝る前に10分間だけ仕事以外の本を読もうと試みるも、なかなか続かない。
やはり家に着いてしまうと気力が失せてしまって、風呂・飯・寝る以外、できない。

できれば運動もしたいのですが、最後にプールに行ったのが去年の話。
ランニングは一年以上前か?
帰宅前に職場で縄跳びをしてから帰路についていた時期もありましたが、今はとてもそんな体力が残りません。

何もできない欲求不満が溜まってきました。

家路に見かけた街灯が、なんか魅力的に見えてしまいました。

撮ってみました。




















これらの写真をみて、寂しい写真と思う人が少なくないかもしれない。

けど、なんか味があります。
これから家に帰るぞ。。。って気持ちがします。
僕が20年後にこの写真をみて、きっと懐かしく思う、、、いや20年後ではまだ現役か。
30年後に見れば懐かしく思うのかもしれません。

今回街灯を撮ってみて、時代は確実に進んでいるなぁと感じました。
いつの間にか、街灯がLEDの白い光に置き換わっている。
黄色味がかったガラス電球の街灯の光をみることはもうないのでしょうね。
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2019/04/09 散る桜

2019-04-09 21:31:38 | その他

徒歩通勤の経路はいくつかあります。
時間的余裕に合わせて、コースを選んでいます。
そのうち2コースで桜並木があります。

桜は満開を過ぎて、葉桜に移行しつつあります。
今朝は春風に桜の花びらが舞って、文字通り桜吹雪の程でした。



地面は散った桜の花びらで敷き詰められています。



そして帰路の夜桜もまた楽し。


こんなに素晴らしい通勤、幸せです(^^)

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2019/04/06 近所の桜

2019-04-07 16:53:01 | その他

休日に桜、満開。
撮りに行きました。
なかなか使っていないEOS 6D+EF50mm F1.8を持ち出して。
本体だけで12万円も払ったのですが、望遠鏡で天体撮影してみたら周辺減光が激しくて思ったほど使い勝手が良くない。
星景撮影には向いていそう。
というわけで、なかなか出番がないんです。
勿体無い。


EF50mm F1.8
フルサイズのボケっぷりは半端ないですね。
ピントが合っているところは非常にシャープで、柱頭とヤクまで写っていますが、ほかはボケボケ。
慣れないと良い絵が撮れない。








週末とあって、たくさんの人たちが花見にきていました。




フルサイズで焦点距離50mmのレンズは使い勝手が良いですね。
風景でも近景でもいけます。




脇に咲いてた諸葛菜。


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2019/01/13 ヘルシオ・デビュー

2019-01-14 14:04:24 | その他

ここ10年ほど、新しい料理に手を出していない。
新しい料理の開拓ができていない。

日々の業務も忙しく、週末に気分転換に料理するにしても、新しいことを始めるには準備不足。
結局いつものお決まり料理が多かった。
調味料も、だいたい一通り手を出したような気もしますしね。

そもそも、(迷惑な話なのですが)うちの奥さんと子どもが辛いのが苦手なため、豆板醤や鷹の爪や胡椒が使えず、中華料理やイタリアンの半分くらいのレシピが冬眠状態です。
さらには、沖縄の食材が入手困難なので、沖縄料理も冬眠状態です。

食事に閉塞感が漂っておりました。

現状にものすごく不満というわけでもないのですが、満足はしていない。

新たな挑戦がないということは、脳みそが停滞しているということです。
脳に新鮮な刺激を与えたい。
でも、僕にエネルギーがない。。。

ああ、この進歩のない食事でこれからもずっと過ごすのだろうか?
いや、定年退職したら、いろいろやってみたい。
でも、それって、20年後ですよね。。。


付き合ってもう少しで満17年になるオーブンレンジ。
大学に入学したときに買いました。
特に不満があるわけではありません。
しかし、オーブンの火力不足が否めない。
カップケーキ、3個はいけるが、6個は厳しい。
キッシュも何度も焼き直しが必要。
大きな不満があるわけではないけれど、もう少しなんとかならないか。




そんな我が家に、ヘルシオがやってきました。




基本は「焼き」と「蒸し」のようです。
もちろん、普通のレンジとしても使えます。

蒸し料理?

僕のレシピにはほとんど存在しない領域です。
今まで蒸すといえば、カボチャを蒸すくらいですかね。

茶碗蒸しも出し汁さえ用意しておけば簡単にできるようです。

最初に作ってみた蒸し料理がこれ。
ピリ辛大根
しかし、例によって、僕はレシピに従えない男でした (^_^;)
ヘルシオのレシピ本に書いてある食材の分量を無視してその2.5倍を投入。
合うだろうと思って椎茸を加え、調味料は所定のものにオイスターソースを加えました。




レシピを相当無視したので、流石に、一発ではいかず、3回加熱しました。
が、美味しいです。

(辛いのが苦手な子どもは渋い顔をしていましたが。。。)

イメージ通りの味と食感です。
炒めるより美味しい。
何より、加熱の作業がおまかせなので、加熱を2回追加してもかなり気楽でした。

そうかぁ、これって、蒸し料理なんだぁ。
新たな世界です。




ウォーター・オーブンというそうです。
過熱水蒸気を使って、効率よく熱するようです。

なんと、過熱水蒸気で古いパンを焼くことができます。
ちゃんと焦げ目もつきます。

そのほか、「炒め」「茹で」「揚げ」も出来ます。
焼き魚から、鳥の唐揚げ、ハンバーグ、ローストビーフ、焼き野菜、茶碗蒸し、温泉卵、チャーハン、焼きそば、お菓子、ケーキなどなど。

調理する上で一番の特徴は、加熱がハンドフリーだということです。
普通、火を使うときは気を使いますよね。
火加減はどうか、火が均一に通っているか、焦がしてないか。
火を扱っているときは、目を離さないのが基本です。

ところがヘルシオ、お任せなんです。

調理物の状態をセンサーが感知して、火加減や、熱が均一に分布しているかなどをコンピュータが管理してくれるそうです。
つまり、具材を盛り合わせて、ヘルシオに入れれば、あとはお任せなんです。

(実はこのブログを更新しながら、ヘルシオでローストビーフを焼いている最中です。)

これは調理の革命です。

待ち時間の間も、ヘルシオが料理のコツや、健康な料理の仕方などについて小話をしてくれます。
Wi-Fi常時接続で、常にアップグレードされます。
使い込むと、その家族の料理の好みを解析して、料理を提案してくれるようになるそうです。

魔法の箱。
奥さんだけに使わせるのはもったいない。
僕も新たな料理の世界に踏み込みます。


おまけ
この記事を書いている間に焼けたローストビーフ






美味しゅうございました。
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2018/12/31 ルーフテントにソーラーパネル 自走式発電システム 完成

2018-12-31 16:17:17 | その他

いつか天体撮影で連泊してみたいなぁ、と思ってます。
一番のハードルは、その時間を確保することです。
今は無理でも、いずれいけるように、環境を整えて行きたいと思ってます。

天体観測はとにかく電気を使います。
バッテリーの残量は減っていく一方。

天体撮影で連泊するためには給電の手段が必要です。
普通は宿に泊まるんだと思います。
でも、天体撮影って、夜活動して、昼寝るんです。
宿って、夜寝るところですよね。
迷惑な客になってしまうんです。

宿に泊まらずに給電する手段がほしいと思ってました。

suaokiの150kWのソーラーパネルを入手しました。
今のソーラーパネル、軽いですね。
2.2kgだそうです。
大きいので3kgくらいあるように感じますが。
このくらいの重さであれば、ルーフテント レボリューションの庇に乗せても支障はないです。




ソーラーパネルを注文して届くまでの数日に、ソーラーパネルのための袋をミシンで縫いました (^_^;)
ポータブルなので、固定せず持ち運びをするわけですが、傷をつけたくないですからね。




庇に取り付けてみました。




庇を開くとこんな感じ。




庇の傾きを調整して太陽に向けるとガンガンに発電してくれます。
びっくりなことに、89%充電されていた大型ポータブル・リチウムバッテリーPowerArq (600Wh)を満充電するのに20分とかかりませんでした。
家庭のコンセントで充電する場合はここまで早いことはありません。
午前11時頃だったと思います。




PowerArqは充電しながら他の機材に給電をするパススルー機能搭載です。
なので、やってみました。
他のポータブルバッテリーを2つ同時に充電できました。




庇にボルトを固定して、ソーラーパネルの四つ端にあるハトメにボルトの先を通して、上からナットで押さえているだけです。
庇に固定したボルト部から中に浸水しないように、ゴムワッシャーを使用しています。
ソーラーパネルを気軽に取り外しできるように、スパナではなく、手で締めるナットを使用しています。
簡易的な取り付けなので、ソーラーパネルを乗せたまま走行する予定はありません。




外したソーラーパネルは庇の裏に収納しました。
150Wソーラーパネルはデカいので、ルーフテントでも乗せてない限り、普通は収納場所に困ると思います。





ソーラーパネルを乗せるためというわけではありませんでしたが、ルーフテント Easy Camper Revolutionの標準装備のハシゴを外して、オプションの伸縮ハシゴにしました。





標準装備のハシゴは便利なのですが、横に大きくせせり出ます。
このため、駐車するときに、他の人の迷惑にならないように気を遣いました。
特に、一台一台分の駐車スペースを白腺で分けているようなちゃんとした駐車場で車上泊するときは、2台分のスペースを占有してしまいます。
マナー違反と言われなくとも、僕の心が痛みます。
伸縮ハシゴは、就寝中は盗難のリスクがありますので、ワイヤーロックで固定しています。
また、使い終わったら、畳んだ状態のルーフテントの庇の下にソーラーパネルと並べて収納しています。




長期遠征の準備は着々と整いつつあります。
あとは、不調のEQ6の調整と時間の確保、です。
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Canonキャノンのインクジェットプリンターで年賀状(ハガキ)印刷を複数枚したら、遅い件

2018-12-30 19:31:12 | その他

僕のプリンターはi8730です。
まだ現役で売られているようです。

今年も残りあと二日になり、慌てて年賀状を印刷しております。
ところが、プリンターの印刷速度が異様に遅い!

1枚目の印刷は早いのに、2枚目以降の印刷がムッチャ遅い!!
我慢できないくらいに遅い!!

100枚未満なのに、住所の印刷で1時間以上かかるって、どういうこと?!!

住所印刷が終わり、通信面の画像印刷も終盤になって、ネット検索で解決方法を見つけました。

解決しました。
サクサク印刷できます!
でも、その時点で残り3枚になってました。。。

悔しぃぃぃぃいいいいいい!!

同じ思いをしている人たちが全国にいるに違いないと思い、ブログにアップすることにしました。

かいつまんでいうと、

「ユーティリティ」→「特殊設定」→「インク乾燥待ち時間」で、待ち時間を短くすれば早くなる。












たかが年賀状印刷に丸1日かかりました。

キャノンさん、そこんとこ、しっかりユーザーに周知してくださいよ!!!
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マイホーム取得過程を振り返る 建物編 総論

2018-10-13 11:11:30 | その他
写真日記のはずが、この一連の記事では僕の写真がほとんどないです。

マイホームの写真を多用するのはプライバシーの観点からためらわれたためです。
ご理解ください。
-------------------------------------------------------------------------------

マイホームの建物について、皆さん、悩むのは、間取りであったり、設備であったり、いろいろあると思います。
僕も散々悩みました。
希望で叶ったものもありますが、叶わなかったものが少なくないです。

先に結論を箇条書します。

今からマイホームを建てるなら、僕は以下の条件を希望します。
もちろん、好き勝手言っていますし、これを全て満たすためには注文住宅になり、予算的に無理でしょうけど。

(1) 耐震等級3級
(2) 風呂場は2階。脱衣所の隣に、洗濯物を干すベランダを配置する
(3) 風呂は、ジャグジー風呂で、天井から(スマホの)音楽を流せる(浴室音響システム「サウンドシャワー®」)
(4) リビングを防音壁とし、100インチのホームシアターを設ける
(5) リビング階段
(6) オール電化(IHクッキングヒーターやエコキュート)
(7) 太陽光発電をできるだけ多くするために、南向きの片流れ屋根とする
(8) 屋根の北側半分はルーフバルコニーとする
(9) 屋根裏 換気廃熱ファンを設置
(10) 壁の断熱材を厚くするのと、窓ガラスに断熱フィルム(マジックミラータイプ)
(11) 吹き抜けを建物の東側に設ける
(12) 床暖房をリビングと脱衣所に設ける
(13) 壁掛け扇風機を全ての部屋に設置するので、そのためのコンセントを配置する
(14) 天井の壁紙を空模様や、星空にする
(15) 広いトイレ
(16) できれば長期優良住宅。建設会社には、長期優良住宅の建設実績があることを最低条件として求めたい。


その他の希望
(i) 要所に防犯フィルム
(ii) カーテンレールは窓枠より、両側に10cmずつ、はみ出すように設置

では、始まり始まり

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2017年年末 プロジェクターの廃棄方法、捨て方でてんやわんやした話

2018-01-08 15:25:58 | その他

2009年に購入して以来、9年目になるホームプロジェクターから異臭がするようになりました。

「やばい」ということで、使用中止。

ランプを取り出そうと本体をひっくり返すと、蓋にいかにも「捨てるな」というマークが。


蓋を開けると、ランプに「Hg」の表示。
水銀が使われているランプなんですね。

ランプを本体に固定しているネジを外したにもかかわらず、ランプが取り出せない。
無理に引っ張ったら、バキッとランプのプラスチック部が割れました。

ランプの配線がプロジェクター本体に残されました。
配線を引っ張ったら、これまたバキッと取れました。




配線接合部が溶けていました。




「これは修理というレベルではないな。」
「無理に使い続けて、火事にならなくてよかった。。。」

今までたくさん働いてくれて、ありがとう。

さよならをしなければならない。
さて、どうやって捨てよう。

市のゴミ捨てリストをめくって、索引を見ても、プロジェクターはない。
リサイクル法のリストにもプロジェクターがない。

「プロジェクター 捨て方」とググってもなかなかいい情報に行き着かない。。。

プロジェクターのメーカーのサポートに電話して聞いてみると、家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)やパソコンリサイクル(資源有効利用促進法)ともに該当しないため、
「メーカーとして廃棄に関与していない」
「お住いの自治体にお問い合わせください。」
とのこと。

左様ですか。
「お住いの自治体によって異なりますが、一般的には◯◯や△△であることが多いですよ」
程度のことを言ってくれてもいいのに。。。
でも、トラブルの元になるから、こういうことも言えないんだろうなぁ。


さて、高圧水銀ランプはどうしよう。
水銀を含んでいるとなると、気軽に捨てられないな。
当該プロジェクターのメーカーのホームページに記載なし。
「プロジェクター ライト 捨てる」
などとググると、キャノンのホームページが引っかかった。


キャノン:Q&A検索|プロジェクター/ビジュアライザー
Q:ランプや本体を廃棄するときは、どのようにすればよいですか?
A:
●プロジェクター本体
【法人】(省略)
【個人】
本体はランプを取り外し、お住まいの地域の条例に従って廃棄してください。
詳しくは、お住まいの地域の自治体にご確認下さい。

●使用済みランプ
蛍光灯の廃棄と同じ扱いとなります。
お住まいの地域の条例に従って廃棄してください。
詳しくは、お住まいの地域の自治体にご確認下さい。


キャノン、なんて親切な。。。

でも、気になった。
「蛍光灯と同じ扱いになります」
蛍光灯って、もしかして水銀を含んでいるの?
「蛍光灯 水銀」とググると、水銀使用製品一覧を載せたページを見つけました。
(ただ、このページは産業廃棄物向けのページで、個人の廃棄方法について説明しているページではない点に注意)
なお、プロジェクターの高圧水銀ランプはこの表のHIDランプ(high-intensity discharge lamp)に含まれるらしい。

HIDランプ(high-intensity discharge lamp)
金属原子高圧蒸気中のアーク放電による光源である。 高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、高圧ナトリウムランプの総称であり、高輝度放電ランプ (こうきどほうでんランプ)ともいう。(Wikipediaより)

市のホームページをたぐっていくと、「廃棄物対策課」なるものが見つかり、問い合わせ電話番号もe-mailアドレスも書いてある。
今日は祝日なので、e-mailでプロジェクター本体の廃棄方法につき、問い合わせてみました。

後日届いた返信。

平素から、本市の廃棄物行政にご協力頂きありがとうございます。
「プロジェクター」の廃棄についてですが、
一辺が40㎝以下のため、「金属類」として廃棄となります。



なんて親切な回答。
手取りの10%以上を住民税として毎年払っているんだから、これくらいやってもらわなきゃね。
感謝、感謝です。


結果的に、プロジェクターを捨てるのに思った以上のエネルギーと時間を要しました。
きっと「日本のどこかで同じようなことで困っている人がいるに違いない」と思い、今回の顛末をブログの記事にしてみました。

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2017/04/23 秩父の三峯神社、行ってみた。 

2017-05-07 19:05:34 | その他

4月22(土)は同好会の観測会でした。
が、あいにくの天気予報。
夜半に雲の隙間が期待できるとのGPV予報だったので、行ってみました。

行く途中、道の駅 ちちぶにて夕食。
おっきりこみ、というそうな。
醤油ベースでした。
機会があったら、味噌ベースのおっきりこみも食べてみたいです(群馬県で味噌ベースのおっきりこみが食べられるそうです)。
あとは秩父名物 味噌ポテト。
美味しかった。



道の駅の観光案内を見てみると、アニメキャラクターが。
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」
なんか、センチな気分にさせてくれるキャッチフレーズだな。
そういう花が僕にも山ほどあるよ。
秩父もこういうキャラクターを使いながら、若者に観光アピールをしているのだな。
帰えったら、秩父市のホームページでもみて、どういうものだか見てみるか。



同好会の観測地点に着くと、曇り。
まもなく雨まで降ってきた。
結局、晴れたのは薄暮前の30分程度。
おかげさまでよく眠れました。

フラットナーのあたりを出すことと、ステラショット・システムの野外での起動確認目的だったのですが、撮れたのはこれ一枚だけ。



それでもやはり実戦投入で得ることは色々ありました。
この次こそは、ステラショット撮影システムを本格稼働させたいです。

で、機材を片付けたあとに、いつもよりエネルギーが残っていたんです。
なんせ、前半は雨まで降ってくれていたので、ルーフテントでよく眠れてたので。

ここは秩父の山奥。
家から片道3時間半くらい
そう気軽に来れる場所ではありません。

というわけで、ちょっと観光していくことにしました。

秩父の有名どころ。
しかも近場となると、三峯神社でしょうか。
いつも近くまで来ているのにもかかわらず、寄った試しがない。
この機会にいってみることにしました。

三峯神社。
標高1,100m。
行くだけでけっこうな手間です。
行く道も所々狭い山道。
山頂には有料駐車場。




登って行くと、雲海が。




奥に進むと山門がありました。
随身門というそうな。



三峯山
鶴の彫刻が見事。
随身門は1691年に建てられたそうですが、現在は(残念ながら)コンクリート製です。


随身門の両脇に狛犬。
けど、三峯神社は狼信仰だから、犬ではなくて、狼?





随身門をくぐると、ちょっと雰囲気のある樹の回廊。


樹木が太い。


ここにも狛犬(狼)


拝殿


拝殿で拝む。
木彫りの装飾がやたら見事です。




木彫りの装飾をひたすら撮って見ました。
ものすごい木の彫刻です。
ぶっちゃけ、肉眼で見るより一眼レフで撮って見た方が、その精巧さがよくわかります。







これは龍ではなく蜃(しん)という伝説の生き物だそうです。
「蜃気楼」の蜃(しん)。
口から気を出して、人々に幻を見せるのだそうです。
だからこの拝殿も幻、「三峯神社自体が幻でできた神界と現世を繋ぐ空間」だということを表しているのだそうな。
(by 関東一のパワースポット三峯神社









獅子?狛犬?





拝殿以外の木彫りの彫刻も見事。




















そして、拝殿脇の二本のご神木が見事すぎる。






帰路の下り坂脇に、楓の木が花を咲かせていました。








このあと、遊湯館で温泉に浸かり、帰路につきました。

にしても、秩父、すごい山奥ですね。
いつも真っ暗な中で移動しているので、こうやって改めて見て見ると、そう思います。


こんな山奥に居を構える。
仕事はなんなんだろうか。


秩父鉄道。
車両を見かけるのは20年ぶりくらいでしょうか。



家に帰る前に、ニトリに寄って、羽毛掛け布団を買いました。


ルーフテントの中は、N warm Superの敷き毛布と掛け毛布が装備されていますが、それだけではまだ少し寒かった。
この際、思い切って、羽毛掛け布団を購入しました。
やはり寒さはこたえるので。
少しでも快適に、体力的に楽をしたい。
もう歳なので。

ニトリの暖かさレベル「5」の羽毛布団にしました。
「6」と最後まで迷いましたが、掛け布団が厚くなると、ルーフテント「レボリューション」の構造的に蓋が浮いてしまうので、薄手のレベル「5」にしました。
まあ、値段的なこともありましたが。


家に着き、秩父市のイメージキャラクターについて調べて見ると、、、あれはどうも観光アピールのイメージキャラクターではなかったようだ。
「あの花」は秩父を舞台にした深夜アニメだそうで、だいぶヒットした模様。
そうか、それは秩父にしたら幸運でしたな。

秩父は地元というわけでもないけど、同じ埼玉県民として、ちょっとうれしい。
機会があったら「あの花」見てみようかな。

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