猫五郎の写真日記

なんか、写真よりも文章がメインになってます。しかも、くどい。要改善。でもなかなかねぇ。

2017/05/20 再び長野へ。ジョンソン彗星、天の川、M3 球状星団、M101 回転花火銀河

2017-05-22 21:59:57 | 天体観測

来週、新月です。
月の具合としては、来週末がベストです。
しかし、来週末は待機当番。
電話があれば30分以内に職場に到着する義務があります。
遠出は無理。

2017/05/20(Sat)は、月の出がAM 1:30。
ベストではないが、最悪でもない。

問題は、翌日2017/05/21(Sun)が子どものソフトボール体験の日であること。

予報は晴れ。
行きましょう。
長野へ。
来月は梅雨に突入しているかもしれない。

今回の遠征前にオフアキを手に入れていました。
off axis guider



天体撮影では、地球の回転で動く星を望遠鏡で追尾する必要があります。
(望遠鏡を乗せる)赤道儀の回転軸を地軸と平行に合わせて、赤道儀を地球の自転と同じ速度で回転させることで、長時間露光が可能になります。

赤道儀は、大まかに星を追尾してくれますが、歯車で回転しているので、微妙な誤差が生じます。
星景撮影など、焦点距離の短い(広い範囲の)撮影であれば、特に問題となることはないのですが、焦点距離が長い望遠鏡での撮影、つまり対象を大きく拡大して写す場合、問題となってきます。
長焦点の望遠鏡(僕の場合910mm)で、赤道儀任せで天体撮影をすると、大抵、星が楕円形、もしくはほんの少し線を引いて写ります。

星を丸く写すためには、実際の星の動きと、それを追尾する赤道儀の微妙な誤差を修正する必要が出てきます。
主となる望遠鏡に別の望遠鏡(ガイド鏡)を乗っけて、星の動きを監視するためのセンサー(ガイドセンサー)に覗かせ、星の動きを監視します。
ガイドセンサーに映る星の情報はコンピュータに送られます。
コンピュータではガイドセンサー上の同じ位置に星が留まるように、回転を補正する指令を赤道儀に送ります。
これをオートガイド撮影と言います。

今まで僕は、上記のようにガイド用の小型望遠鏡(ガイド鏡)を主となる望遠鏡に乗せて撮影していました。
しかし、ガイド鏡は小さいことが多く、追尾精度が良くないんです。
可能ならば、主となる望遠鏡と同じか、それより長焦点の望遠鏡をガイド鏡に使いたい。

そのために焦点距離700mmのガイド鏡を持っているのですが、GINJI-250FNで使用してみて、大きな問題が生じました。
それは、風の抵抗をもろに喰らうということです。
ガイド鏡が大きくなればなるほど、赤道儀の負担も大きくなるし、風に敏感になる。
せっかくGINJI-250FNよりも風に強いBLANCA-130EDTにしたのに、また風で悩まされるのはご免こうむりたい。


撮影鏡筒そのものをガイド鏡に使う方法がoff axis guideです。
望遠鏡の一番画質のよいところ、つまり光軸の中心部、axis部に撮影カメラのセンサーを据えます。
撮影用カメラのセンサーの周囲には、まだ他のセンサーを配置する余地があります。
撮影センサーのように、望遠鏡の光軸上にセンサーを配置することは難しいですが、プリズムを配置することは可能です。
そのプリズムで反射させた光をガイドセンサーに送ればよい。
そういうカラクリです。



off axis guideができれば、ガイド鏡をセットする手間が省けるし、赤道儀に乗せる望遠鏡の軽量化にもなります。
選んだのは、米オライオン社のThin off axis guider TOAGです。
ジスコが販売しています。


子どもに天の川を見せたいのですが、今回も子どもはついてきてくれず。
目的地は220km先。
google mapで片道3時間ちょっとかかる距離です。
高速道路を飛ばし、きっかり3時間で現地到着。

日が陰ってきてからセットアップ開始。
前回の撮影ではレンズが曇ってしまいましたので、今回は望遠鏡のレンズ部に専用ヒーターを巻きつけ、さらにその上から手作りフードを巻きつけました。
ヒーターの電源はMPB-32000。
(5V 2.1Aで使用しましたが、一晩で8%しか減りませんでした。)

雲も風も全くない。
素晴らしい。

望遠鏡に、今回入手したオフアキTOAGを組み込みます。
星が出てきて、ガイドセンサーをセットアップするも、星を認識せず。
調べてみると、ガイドセンサーに星の焦点が合いませんでした。
ガイドセンサーと撮影センサーの距離を等しくしなければならないのですが、それがうまく行かない。
今回の撮影では、オフアキを使用することができませんでした。
オフアキとガイドセンサーが別のメーカーなので、こういうことはあり得ます。
オフアキを使用するためには細工が必要なようです。

仕方がないので、この晩は今まで通り、ガイド鏡を望遠鏡に乗せて撮影することにしました。

ステラショットの導入画面をよく見ると、「オススメ」ボタンがありました。
押して見ると、今の時期、見頃を迎えている天体が箇条書きに出てきます。
これはありがたい機能だ。

オススメのトップがジョンソン彗星。
ジョンソン彗星?
なんと6等級。
肉眼で見えるレベルではないか。
見上げるも、よくわからず。
見えるのかもしれないけど、正確な位置を知っていないと見えないのでしょう。

ステラショットで導入し、撮影してみました。

ジョンソン彗星


M3 球状星団


回転花火銀河。
今までで最高の写り。
300秒露出で星が丸く写ったのは初めての経験かもしれない。


夜が更けるにつれて、天の川が登ってきました。
凄まじい見えっぷり。
こんな見事な天の川が日本で観れるとは。。。
というわけで、久々にスカイメモSの登場。
レンズはお借りしているSIGMAの24mm。
(そろそろ返さないといけないなぁ)
レンズが早速曇ったので、こちらにもレンズヒーターをつけました。
電源が足りなかったので、スマホ用に持ってきていた5200mAhのモバイルバッテリーを使用してみました。
すると、一晩、十分持ちました。
バッテリー残量を示す4つの目盛りが一つも減りませんでした。

昇る天の川。


夏の大三角形。


スカイメモとEQ6 proの間を往復していて、忙しくて今回はルーフテントに入る暇もなく。

雲ひとつなく、風もなく。
本当に素晴らしい夜でした。
駐車場の車中泊の人がトイレを使用するたびに公衆トイレの明かりがひどかったですが、我慢の範囲でした。

この場所はなかなか良い。

月が上がってくる1時過ぎに撤収開始。
AM3:05に現地出発。
高速道路を飛ばしまくって、AM6:00前に帰宅。
昼まで眠り、子どものソフトボール体験に行き、夜は奥さんの誕生日祝いに外に食べに行き、帰ってきたら、死ぬように寝たのでした。

一晩で往復6時間運転。
やはり、自動運転支援システム、欲しいです。
車線維持支援、車間距離維持支援。
この二つがあれば、運転がだいぶ楽になることでしょう。
でも、エアちゃんはまだまだ元気だし。。。
いつになることやら。
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2017/05/06 月 BLANCA 130EDTで撮影。

2017-05-13 11:37:46 | 天体望遠鏡

GWもお終いです。
久しぶりに月が撮りたい。
最近、体力が落ちてきたために、経緯台での月撮影をしなくなりました。
経緯台での月撮影はピント出しにえらい集中力を要するんです。
Nagamitsu 60maxiの焦点距離は1200mm。
EOS 60DaはAPS-Cなので、1920mm相当の画角になります。
EOS 60Daのライブビューで10倍に拡大して、ピント合わせ操作をすると、画面がグラングランに揺れまくって、ピントがなかなかうまくいかない。
一生懸命撮って、部屋のパソコンで見るとガッカリ、みたいなことが続いてしまったのです。
バリアングルモニタではなく、ノートパソコンをカメラのモニタ代わりに使えばいいのかもしれませんが。

そうだな。。。。
次の機会が訪れたら、ノートパソコンを使って月撮影をしてみようか。

今回はGW中であり、時間を捻出できるので、EQ6を使って撮影できます。
ミッションは、BLANCA 130EDTで月を撮影することです。

BLANCA 130EDTの焦点距離は910mm。
EOS 60Daで撮影したのでは、1456mm相当の画角にしかならず、月としては小さく写る。


これではあまり面白くない。
そこで、久しぶりにPENTAX Q7を持ち出しました。

モザイク撮影して、つなぎ合わせてみました。
ソフトでのモザイク合成がなぜかうまくいかず、仕方がないので、手動でつなぎ合わせました。
だから、一枚一枚の写真の境界が微妙にズレて見えているはずです。
ですが、実のところ、よほどこだわって見てみないと僕にはズレを見つけられないくらいのレベルです。
つまり、つなぎ合わせられるくらいに歪みが少ない写りだということです。
PENTAX Q7ですから、レンズの一番美味しいところしか使っていないということはありますが、BLANCA 130EDTの光学性能の高さをうかがわせます。




コペルニクスクレーターを撮り比べてみました。
右がPENTAX Q7、左がEOS 60Da。


ここまで差が出るとは思いませんでした。
画素密度の問題ですので、当たり前といえばそうなのかもしれません。
でも、コンデジ圧勝ではないですか。
普通ではありえない結果です。
まあ、月か惑星くらいでしか、こんなことは起こりませんが。
PENTAX Q7、まだまだこれからも活躍する場面がありそうです。

コメント (2)
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2017/05/04 白駒の森

2017-05-08 07:22:33 | 旅行

GW後半にまとまった休みをもらいました。
こんなことは社会人になって初めてかも?
と思っていたら、先輩がSNSで「社会人になって20年目にして、初めてカレンダー通りのGWをとった」と書いていた。。。
この職業は、、、なんというか、、、先が思いやられますな。

相変わらず星撮り場所に悩んでいます。

この4年間ほどで、僕が満足できた星空は、尾瀬の北側の標高1500m地点くらいです(でも、そこは有料駐車場の料金支払機の明かりが酷い)。
でも、そこまで行くのに片道5〜6時間かかります。
気軽に行ける場所ではありません。
せめて片道3時間程度で到達できる場所にいい場所はないか。

この狭い日本、どこもかしこも街だらけ。
街明かりから逃れられる場所がありません。
街明かりの影響はあるものと考えるしかない。

標高で絞ろう。
標高2,000m以上で、自動車で行ける場所。

山梨県 大弛峠(標高2,360m)・・・・・良さげだが、週末は混むらしい。また、片道4時間みておいた方が良さそう。地形的に風が問題になるかも。
群馬県 国道292号の日本国道最高地点(標高2,172m) ・・・・・ネットで出てくる星景写真を見ると、街明かりの影響が大きすぎ。
長野県 池の原湿原有料駐車場(標高2,058m) ・・・・・・駐車場が日中しか開いていない。夜間に空が開けていて、天体望遠鏡一式を広げられる適地がなさそう
長野県 大河原峠 (標高2,079m)・・・・・・google mapのストリートビューで街が遠望でき、街明かりの影響が大きそう。
長野県 麦草峠 (標高2,120m)・・・・・明らかな街明かりの影響を示すものなし。公衆トイレの電灯がどうなるかが勝敗の分かれ目になりそう。

GWであり、家族持ちとしては、家族サービスを無視できない。
無視すると、のちのち厄介だから。
近くに宿のある場所で、予約が取れる場所。

麦草峠に決定しました。
GWまで1週間を切ってから宿が取れたのは麦草ヒュッテのみ。

山小屋なので、快適とはいいかねるはず。
充電ができない可能性が高く、風呂は石鹸・シャンプー禁止の可能性もある。
携帯電波が届かないだろうから、情報収集には支障があるはず。
周辺には、登山道としては軽めのハイキング気分でいけそうな山道が多数。
ハイキングのアクセントとなりそうな池もある。

麦草ヒュッテ。
国道299号は4/20に冬季閉鎖が解除されたばかりらしい。
ヒュッテに問い合わせると、タイヤチェーンは必要ないとのこと。


麦草ヒュッテ、個室利用だと一人一泊2食付きで9000円。
山小屋としてはかなり良心的。
雑魚寝部屋だと一人一泊二食付きで8000円。
お風呂、女性が15:30〜17:00、男性17:00〜19:00。
備え付けの石鹸だけは使える。
トイレですが、用を足したあとは、ボトルに入った不凍液を自分で流すシステム。
慣れが必要ですが、慣れれば、僕は気になりませんでした。
NTTの電波受信器がヒュッテ内にありましたが、運が良ければ、メールと通話ができるだけで、ネットで天気図を表示させることができませんでした。
平均的なホームページは表示不可と思っておいた方がいいです。
国道299沿いということもあり、電気は届いていました。
なので、携帯の充電くらいはできます。
チェックアウトはAM9時。


5/3到着。
周りはまだしっかりと雪が残っていました。


5/4、まずは散歩。
子ども、大喜び。


苔が見事。
夏に来ると苔が楽しめそう。






黒曜の森で見かけた苔。
黒曜の森の代表的な苔はフウリンゴケらしいが、それかわかりません。
苔を勉強しに、夏にまた来るか?




白駒の池
まさかの。。。凍ってました。


白駒荘。


白駒の池を一周して帰りました。
完全なる雪道でした。

夜になりました。
僕一人、ヒュッテを抜けて、天体観測。
ヒュッテ近くの無料駐車場は、車中泊の人たちでいっぱい。
しかも、誰かが公衆トイレを使用するたびに、その明かりがすごい。
GWだし、公衆の場なので、こればっかりは泣いて受け入れるしかない。

気温は幸いにして、氷点下5度未満。
しかし、今回、初動が遅れたため、BLANCA 130EDT用のレンズヒーターが間に合いませんでした。
おそらく、途中でレンズが曇るでしょう。

この夜は、月の入りがAM1時過ぎ、天文薄明が3時過ぎ。
つまり、天体撮影に適した時間はわずか2時間。
GPVとやまやまGPVで見ると、気持ちよくは晴れてくれない予報。

いろいろ思うようにいかないことがわかっていた夜でしたが、今回のミッションは、
(1) ステラショットシステムをルーフテント内で起動すること
(2) BLANCA 130EDTのフラットナーの当たりをつけること。
これが最低限の目標なので、ミッション遂行は可能でしょう。

フラットナーですが、アタリをつけました。
が、大した効果、ないなぁ。
次回の機会では、フラットナー無しでやってみようか?と思わせてくれる程度の効果でした。

ステラショットですが、セットアップを終えて、パソコンを担いでルーフテントへ移動する過程で、USBの接触が悪くなり、通信エラーを起こすことが判明。
何度試してもそうなので、最終的には、ルーフテントの中で、USBケーブルと接続してから、ステラショットを立ち上げるようにしました。
が、次の機会では、USBケーブルをUSBポートに養生テープでガチガチに固定してやってみようかな?

なんにせよ、最低限のミッションは遂行しました。

あとは、どれだけ撮影できるか。

なぜか球状星団が気になったので、M13から。


続いてM5。
なぜか星の一部が緑色に写っている。
レンズが曇ったせい?


M57、リング星雲


M101回転花火銀河。
オートガイドがうまく行きませんでした。
180秒ですら安定せず。
回転花火銀河は、 僕の装備(BLANCA 130EDT+EOS 60Da)だと、300秒は欲しい。
やはりガイド鏡の焦点距離200mmでは厳しいのだろうか?
それとも、中古で、しかも分解整備を全くしていない8年目のEQ6だから?
一応、オフアキ導入を考えてます。


なんとなく子持ち銀河。


この晩の成果はこんなところです。
案の定、気づくとレンズは曇ってました。
次回は、レンズヒーターとフードを併用したいところです。

天の川が見事でした。
これほど見事な天の川は、僕がかつて見た中で、最高レベルです。

高速道路が空いていれば、ここまで3時間半といったところでしょうか。
299の冬季閉鎖は11月でしょうか。
また、必ずここを訪れることでしょう。
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2017/04/23 秩父の三峯神社、行ってみた。 

2017-05-07 19:05:34 | その他

4月22(土)は同好会の観測会でした。
が、あいにくの天気予報。
夜半に雲の隙間が期待できるとのGPV予報だったので、行ってみました。

行く途中、道の駅 ちちぶにて夕食。
おっきりこみ、というそうな。
醤油ベースでした。
機会があったら、味噌ベースのおっきりこみも食べてみたいです(群馬県で味噌ベースのおっきりこみが食べられるそうです)。
あとは秩父名物 味噌ポテト。
美味しかった。



道の駅の観光案内を見てみると、アニメキャラクターが。
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」
なんか、センチな気分にさせてくれるキャッチフレーズだな。
そういう花が僕にも山ほどあるよ。
秩父もこういうキャラクターを使いながら、若者に観光アピールをしているのだな。
帰えったら、秩父市のホームページでもみて、どういうものだか見てみるか。



同好会の観測地点に着くと、曇り。
まもなく雨まで降ってきた。
結局、晴れたのは薄暮前の30分程度。
おかげさまでよく眠れました。

フラットナーのあたりを出すことと、ステラショット・システムの野外での起動確認目的だったのですが、撮れたのはこれ一枚だけ。



それでもやはり実戦投入で得ることは色々ありました。
この次こそは、ステラショット撮影システムを本格稼働させたいです。

で、機材を片付けたあとに、いつもよりエネルギーが残っていたんです。
なんせ、前半は雨まで降ってくれていたので、ルーフテントでよく眠れてたので。

ここは秩父の山奥。
家から片道3時間半くらい
そう気軽に来れる場所ではありません。

というわけで、ちょっと観光していくことにしました。

秩父の有名どころ。
しかも近場となると、三峯神社でしょうか。
いつも近くまで来ているのにもかかわらず、寄った試しがない。
この機会にいってみることにしました。

三峯神社。
標高1,100m。
行くだけでけっこうな手間です。
行く道も所々狭い山道。
山頂には有料駐車場。




登って行くと、雲海が。




奥に進むと山門がありました。
随身門というそうな。



三峯山
鶴の彫刻が見事。
随身門は1691年に建てられたそうですが、現在は(残念ながら)コンクリート製です。


随身門の両脇に狛犬。
けど、三峯神社は狼信仰だから、犬ではなくて、狼?





随身門をくぐると、ちょっと雰囲気のある樹の回廊。


樹木が太い。


ここにも狛犬(狼)


拝殿


拝殿で拝む。
木彫りの装飾がやたら見事です。




木彫りの装飾をひたすら撮って見ました。
ものすごい木の彫刻です。
ぶっちゃけ、肉眼で見るより一眼レフで撮って見た方が、その精巧さがよくわかります。







これは龍ではなく蜃(しん)という伝説の生き物だそうです。
「蜃気楼」の蜃(しん)。
口から気を出して、人々に幻を見せるのだそうです。
だからこの拝殿も幻、「三峯神社自体が幻でできた神界と現世を繋ぐ空間」だということを表しているのだそうな。
(by 関東一のパワースポット三峯神社









獅子?狛犬?





拝殿以外の木彫りの彫刻も見事。




















そして、拝殿脇の二本のご神木が見事すぎる。






帰路の下り坂脇に、楓の木が花を咲かせていました。








このあと、遊湯館で温泉に浸かり、帰路につきました。

にしても、秩父、すごい山奥ですね。
いつも真っ暗な中で移動しているので、こうやって改めて見て見ると、そう思います。


こんな山奥に居を構える。
仕事はなんなんだろうか。


秩父鉄道。
車両を見かけるのは20年ぶりくらいでしょうか。



家に帰る前に、ニトリに寄って、羽毛掛け布団を買いました。


ルーフテントの中は、N warm Superの敷き毛布と掛け毛布が装備されていますが、それだけではまだ少し寒かった。
この際、思い切って、羽毛掛け布団を購入しました。
やはり寒さはこたえるので。
少しでも快適に、体力的に楽をしたい。
もう歳なので。

ニトリの暖かさレベル「5」の羽毛布団にしました。
「6」と最後まで迷いましたが、掛け布団が厚くなると、ルーフテント「レボリューション」の構造的に蓋が浮いてしまうので、薄手のレベル「5」にしました。
まあ、値段的なこともありましたが。


家に着き、秩父市のイメージキャラクターについて調べて見ると、、、あれはどうも観光アピールのイメージキャラクターではなかったようだ。
「あの花」は秩父を舞台にした深夜アニメだそうで、だいぶヒットした模様。
そうか、それは秩父にしたら幸運でしたな。

秩父は地元というわけでもないけど、同じ埼玉県民として、ちょっとうれしい。
機会があったら「あの花」見てみようかな。

コメント (2)
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