猫五郎の写真日記

なんか、写真よりも文章がメインになってます。しかも、くどい。要改善。でもなかなかねぇ。

2017/10/04 中秋の名月

2017-10-08 12:29:44 | 天体観測

中秋の名月。

団子とススキを前に、月をのんびり眺めるイメージがありますが、実際に誰かがそんなことをしているところを見たことがあるわけではありません。
我が家はアパートですが、共同の前庭があり、頑張ればそれを実現することが可能です。
やってみても良いかもしれません。
やってみると、、、ものの数分で、妻はスマホ画面に目を落とし、子どもは暇を持て余して、そこらへんで遊びだすに違いありません。
まあ、それでも、一度試してみる価値があるかもしれません。
団子を用意すれば、もう数分、月を眺めてくれるかもしれません。

この日、仕事は割と早く終わりました。
帰り道を歩いていて、月がキレイでした。
でも、薄い雲が空全面を流れていて、雲越しにみる月でした。

食事を終えて、月が雲間から出てくるのを待ちました。
が、なかなか出てきません。
30秒ほどでしたら雲の間から出てくることが数回ありましたが、それ以上はなかなか。。。

21時近くになり、EQ6とNagamitsu 60 maxiを構えて30分以上待っても出てこないので、撤収作業をし始めたら。。。雲が晴れて月が出てきました。
天体観測あるあるです。
中秋の名月ということで、気力を振り絞って、再度EQ6+Nagamitsuをセットアップ。



撮れました。
中秋の名月。




日々、忙しいなぁ。

その昔、友達から教えられました。
忙しいと書いて、「心」を「亡くす」と読む。

いったい、いつまでこんな日々が続くのだろう。

月を撮る気力も出なくなったらおしまいだな。

コメント (3)
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2017/09/30 群馬県へ。オフアキ、立ち上げ。M31、M45 すばる

2017-10-01 18:43:41 | 天体観測

仕事がそこそこ充実していて、少しワーカホリック気味です。
なんか、気持ちが待機当番モードのままでいましたが、同好会の友人に天体観測に行かないかと誘われて、ふと待機当番でないことに気づきました。
やはり持つべきは友。

でも、9/29(Sat)は数ヶ月前から東京駅前でやる有料講習会に申し込んでいたのでした。
講習会が終わるのが18:00。
家に着くのは20:00前でしょう。
天体観測はちと厳しいかな。

でも、調べてみると、月が沈むのが24時頃。
だったら間に合うな。

あとは体力の問題。
普通に疲れてます。
金曜日の夜にプールに行く予定でしたが、疲れすぎていて無理でした。
土曜日に講習会から帰って来て、うーむ、体力的にやはり無理か?と思いました。

が、頑張りました。
ほぼほぼ半年ぶりの遠征というのもありましたが、今回はなんと、子どもが「一緒に行きたい」と言ってくれたのです。
奥さんも付いて来るという。
家族で天の川を見るためにルーフテントを手に入れたのです。
このチャンスを逃すわけには行かない。
しかも、ありえないくらい、GPV予報がいい。
雲ひとつないとの予報。

機材を車に積み込み、晩飯を食べて、20:30に出発です。
22:30過ぎに現地到着。

月がまだ高い。

セットアップにかかります。
5月以来なので、ぎこちない。
配線にあくせく。

ここのところ、数回、月の撮影をEQ6でやっておいてよかった。
バランスの取り方とか、意外とコツがあるから。
バランス取り終わったら、実はピント出しをしていない状態だったから、最初からやり直し、とか。

今日こそは、オフアキを起動させたいです。
ところが、ステラショットでガイドカメラQHY5L-Ⅱが反応しない。
こ、故障?!
そんなぁ。。。

月が沈みました。
夜空に天の川が浮き上がって来ました。
撮影は、諦めるか。
せめて、子どもと奥さんにこの素晴らしい夜空をみせられるということで、今夜は満足しましょう。

奥さんは簡単に起きてくれましたが、子どもがなかなか起きてくれない。
抱っこでルーフテントから降ろして、見せるも、寝ぼけ眼。

「星がいっぱいでしょう?」
「うん。。。」
「白い天の川、見えるでしょう?」
「うん・・・。」

コテっと寝てしまいました。

とにかく、これで最低限のミッションは完遂。

このあと、どうするか。
ステラショットを終了して、PHD guidingを起動。
QHYが機能しました!

再びステラショット起動。
QHYを認識しました。

やったッッッ!!!

天頂付近にあるアンドロメダ銀河M31をワンショット!



む・・・画像の上方向にある影は・・・きっとオフアキの影だな。。。
フルサイズのEOS 6Dで撮影したからでしょう。
オフアキの鏡を六角レンチでひっこませます。

すると、



影がほぼほぼ消えた。
画像が汚いのは、ISO 25600の1枚どりなのでご勘弁。

アンドロメダ銀河をISO 3200、露出時間180秒で撮影。
それ以上露出すると背景が白っぽくなってしまうので。
4枚をコンポジット。
今回は人工光カットフィルターを使用せず。
それにしても、オフアキの追尾精度はいいですね。
今まで使用していたガイド鏡の焦点距離が200mm。
オフアキは主鏡をそのままガイドに使うので、910mm。
精度がいいわけだ。



フルサイズなので、画像の端で星が少し流れます。
でも、こんなの、僕にとっては、全然許容範囲です。
まあ、画素数がもう少し増えると嬉しいので、いずれEOS 60Daでモザイク撮影しそうな気がしますが。


EQ6proの電源を入れて、そのままステラショットを起動させたせいか、やたら目標天体を大きく外します。
目標天体と同期させても、離れた別の目標に向けると大きく外す。
EQ6proの電源を入れたら、一度コントローラーでAlignmentをしてから、ステラショットに移行した方が良さそうです。


試行錯誤を重ねるうちに、すばるが天頂付近に来ました。



オォ、こんなすばるを撮りたかった。

4時前には天文薄明になってしまいました。
でも、こんな見事な星空を見れたのは本当に良かった。

朝、子どもに感想を天の川の感想を聞いたら、見たことを全く覚えていない。。。
やはり寝ぼけていたようです。
でも、見に来てくれただけで今回は良しとしましょう。
次回は、21時までに天の川が出ているタイミングで見せに来なければ!


コメント (2)
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