猫五郎の写真日記

なんか、写真よりも文章がメインになってます。しかも、くどい。要改善。でもなかなかねぇ。

2015/05/23, 24 ドクダミの花

2015-05-24 17:58:36 | 雑草

ドクダミの花のシーズンになりました。

もたもたしてると旬の花を逃してしまいます。

ドクダミの語源はドクダミの名称は「毒矯み」(毒を抑える)からきたとも、「毒溜め」(なにかの毒が入っているのではという怖れ)からきたとも。

日本ではドクダミの葉が天ぷらとして食されたり、ドクダミ茶として楽しまれたり。
中国西南部で根が食されたり、ベトナムで葉が魚料理の香草として生食されたりするらしい。

PENTAX Q7 Standard prime + Kenko close-up lens No.3


PENTAX Q7 Standard prime + Kenko close-up lens No.3



白いのは花弁ではなく総苞というものだとのこと。
苞とはつぼみを包む葉のことで、総苞とは花序全体の基部を包む苞のことらしい。

ではドクダミの花はどれなのかというと、したの写真の黄色い袋が花粉の入った雄しべで、柱頭が3つに分かれた白い突起が雌しべらしい。

PENTAX Q + TAMRON 90mm F2.8 MACRO



花が集まって棒状になっている(花序)。

花序の先端部。

PENTAX Q + TAMRON 90mm F2.8 MACRO



花序の中間部。

PENTAX Q + TAMRON 90mm F2.8 MACRO



花序の根元部。

PENTAX Q + TAMRON 90mm F2.8 MACRO


PENTAX Q + TAMRON 90mm F2.8 MACRO




開花前で、総苞に包まれたつぼみ。

Olympus XZ-2 + Kenko close-up lens No.10



総苞が半分開いたつぼみ。

Olympus XZ-2 + Kenko close-up lens No.10



総苞が完全に開いた花。

Olympus XZ-2 + Kenko close-up lens No.10


Olympus XZ-2 + Kenko close-up lens No.10




マクロ撮影用の三脚を手に入れて、意気揚々と撮影に出向いたものの、撮影は簡単ではなかった (-_-;)

パッと見、花は揺れていないように見えても、実はそよ風で微動してたりするんです。
日陰だとシャッター速度が1/5秒とかだったりして、被写体ブレしやすい。

我慢強く、風が途切れるのを待つ。
これは三脚なしでは厳しすぎる撮影です。
三脚があっても、時間的余裕が十分にないとストレス倍増の撮影になります。

でも、撮れた画像はいかにも日陰な、なかなかよい雰囲気。

1/1.7と1/2.3インチセンサーなので、ノイズが乗る。
でも、この画角は1/1.7と1/2.3インチならではなので、そこはトレードオフとして受け入れねばならぬところ。

忙しい日常ですが、身近に楽しみがあってよかった。
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2015/05/22 月齢3.9の月

2015-05-22 18:46:59 | 天体観測


20:30頃帰宅。

月がきれいだ。

夕飯の前にSD-80ALで撮影してみました。



この月齢だとくらすぎて、EOS 60DaではISO 800で1/100秒がやっと。
少しアンダー気味の撮影になりますが、現像ソフトで増感してなんとか絵にしました。

EOS 60Daでこの月齢の月を撮影するならEQ6を使いたいところです。
が、あいにくそんな時間もエネルギーもなく。。。

EQ6を使って、地球照を撮影できる日がきっとくる。
それはわかっている。
ので、それを楽しみに、日々、がんばってます。
コメント (2)
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2015/04/29 ミヤマチャバネセセリ PENTAX Q7 + EF-S 55-250mm F4-5.6 IS

2015-05-03 13:47:25 | 昆虫

夕方になり、もうひとがんばりしてみました。
近所の芝川遊水地に自動車で行ってきました。

蝶が撮りたいんです。
今まで、このもくろみはほぼ全て失敗に終わっています。
焦点距離が足りないんです。
蝶はとても神経質ですし、そうでなくともヒラヒラとして、なかなか落ち着かない。
写真に撮る難易度は高いと言えます。

PENTAX Q7 + EF-S 55-250mm F4-5.6 ISは、F値が開放で、マニュアルフォーカスになるのですが、焦点距離250mm撮影時の画角が1,150mm相当です。
さすがの蝶も、これだけ離れれば少しは油断してくれるのではないでしょうか。

1,150mm。
完全に望遠鏡レベルです。
ここまで焦点距離が長いと、手持ち撮影は不可能。
三脚だけでもダメです。
三脚に加えて微動雲台必須となります。

僕が持っているのはビクセンの微動雲台。
三脚の上に設置します。




車を降りて、すぐの川にカルガモが。
橋の上から10~15mほどの距離で撮影。




鳥って、ものすごく眼がよくて神経質ですね。
こちらがカメラを向けていることを完全に意識している。
動き回って、ピント合わせが大変でした。
でも、ここまでキレイに写るんですね。


野原に出て、歩くこと100m。
蝶を見つけました。
それ以上歩くのがしんどかったので、すぐ見つかって助かった。
3mほどの距離から撮影。
ちょっと被写体深度が浅すぎるきらいがありますが、それでも悪くはない写り。



家に帰って調べると、ミヤマチャバネセセリという名の蝶である模様。
ミヤマチャバネセセリ(深山茶羽挵、学名: Pelopidas jansonis)は、チョウ目(鱗翅目)セセリチョウ科に属するチョウの一種。

小さな蝶です。
しかも動きもあるので、写真に撮らないことにはセセリの一種であること以外はわからなかったと思います。
写真に撮ることでじっくり観察でき、種の同定ができました。

今までただの虫だったものが、名前を知ることで、ミヤマチャバネセセリであると僕に認知されました。
一つ、人生が豊かになったと感じます。
もはや両生類・は虫類にこだわりません。

1休日1生き物。
これをテーマに今後は写真を撮っていきたいと思いました。


ミヤマチャバネセセリを追いかけるのに疲れたので、動かないセイヨウタンポポの綿毛をPENTAX Q7 + EF-S 55-250mm F4-5.6 ISで写してみました。



背景がよくボケてくれます。
絵作りとして、この装備での植物撮影は「あり」だと思いました。
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2015/04/29 見沼通船堀

2015-05-03 12:52:00 | その他

髪の毛がぼさぼさ。
散髪に行った帰りに見沼通船堀に立ち寄りました。



こんな小さな小川を江戸時代に船が行き来していたとは、とても信じられません。
日本でも有数の古さを誇る「閘門(こうもん)式運河」だそうで、毎年その様子を実演しているそうな。
一度みてみたい。


今、ハナダイコンが見頃。




ハナダイコンの別名はショカツサイだそうで、諸葛亮孔明が出陣した先にこの花の種子をまいて回ったそうな。
そいつは三国志ファンとしては見逃せません。


シャガ。
中国からの帰化植物だそうです。
3倍体なので種子を作ることができず、日本にあるシャガはすべて同一遺伝子をもつクローンだそうです。
(生殖する際、染色体を2分するのですが、3倍体だと2分できないので、種子が作れない)




ミズキ。
そうか、これがミズキか。
姪の名前がミズキです。





通船堀沿いの桜の木に見慣れぬ昆虫がたくさんいました。
ヨコツナサシガメ。




ヨコツナサシガメの脱皮直後の個体。
脱皮直後の個体は、色が赤いそうです。


ヨコツナサシガメ、日本にいるサシガメの中で最大だそうです。
中国から東南アジアに分布していたものが昭和初期に日本に入ってきたそうです。
関東に入ってきたのは1990年代のことだそうです。

パッと見の印象で、あまり日本っぽくないなと思ったのですが、その印象は当たっていたということです。
集団で生活するようで、その様子は正直、あまりみめよいものではありません。
おまけに刺すそうです。
激痛だそうです。
うーむ。

ここまでの写真はPENTAX Q7 + 01 standard primeにて撮影。
今まで所有した数々のコンデジで、この画質はなかったと断言できるすばらしい写りです。
やはりレンズだけ別に作った方が、無理がないということと、あとは単焦点である点が違うということでしょうか。


竹林。
PENTAX Q7 + 03 fish-eye




通船堀脇の水神社。
小さいですが、由緒正しい神社のようです。


03 fish-eye。
シャープさを求めることはできませんが、出てくる絵画とにかくおもしろいです。


PENTAX Q7。
楽しいお散歩カメラを手に入れました。
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