猫五郎の写真日記

なんか、写真よりも文章がメインになってます。しかも、くどい。要改善。でもなかなかねぇ。

2019/05/05 ツタバウンラン 蔦葉海蘭

2019-05-05 19:31:29 | 雑草

3週間ほど前から、通勤中に気になっていた雑草があるんです。
家から50mくらいのところです。
が、撮影することができずにいました。
朝は急ぐし、夜は暗いし、休日も忙しいし。

GW終了二日前になって、やっと、やっと撮影できました。

この日は子どもと奥さんが潮干狩り、僕は待機当番なので、遠出できず。
朝起きてからずっと家の掃除をして、一人で昼飯を食って、やっと、撮影に向かえました。

毎日見ている割に、どんな花かまでは見ていなかった。
よーく見ないとわからないくらい小さな花です。

PENTAX Q7+TAMRON 90mm MACRO










EOS kiss X3で写すとこんな感じ。




全体像を写すとこんな感じ。



ツタバウンラン、地中海沿いから来たそうです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019/05/03 長時間追尾、成功! 山梨県 M13、M51、M101、M8

2019-05-05 17:07:13 | 天体観測

GW前半は家事と学会の準備で潰れました。
(まだ準備、終わってないけど)

GW後半のうち、手前2日間を休日としていただきました。
(残り2日間は、待機当番なので、遠出禁止)

子どもと奥さんはソフトボールの試合。

久々に自由な時間。
しかも、晴れる!
天体観測に行かないわけにはいかないでしょう。
お友達から、一緒に行かないかとのお誘い。

しかし、行き先が、山ではないんです。

標高は低そう。
町から離れていない。
高速道路のインターチェンジからわずか10km。
山梨県。
スターパーティーや、スケッチブックなど、星を見る宿がある地域とはいえ、うーむ。

正直、あまり乗り気ではなかったです。
真っ暗な夜空を目指して、山のてっぺんに行きたかった。

が、使える小屋があるという。
半世紀前に、個人で作った天体観測小屋だと。
興味が湧きました。

半世紀前に、夢と情熱で建てられて、今は持ち主が使わなくなった建物。

いいじゃないですか。
人生の勉強のつもりで、行ってまいりました。

2ヶ月前、友人が訪れた時には、床が腐って落ちていたそうです。
が、それをなんと半日で使えるところまで直した、と。。。
修復過程の写真を見せられて、絶句。
こんなことができるのか、、、と。

それは脇においておくとして、この天体観測小屋、感動ものでした。
個人の所有物ですので、あまり詳しく書くことができませんが、口径50cmのニュートンが常設されていました。。。
半世紀前の特注品です。
ゼロからこれを形にすること、僕にはできないと思いました。
半世紀経ち、すでに15年間以上放置されていたため、赤道儀の電子機器類が故障してました。
でも、1970年頃の様子が伝わってきました。
感動しました。



夜になりました。
空が開けていると、お世辞にも言えない場所でした。
しかも、足場が悪い。
草を刈っただけの場所なので、地面が柔らかい。
三脚プレートの上に三脚を設置して、自分の体重で地面に押し付けて、赤道儀を設置しました。

暗くなって、極軸望遠鏡を覗くと、木の枝が邪魔して北極星が見えない。。。
が、北極星がまったく見えない自宅ベランダの予行演習で、1,200秒露出ができたのですから、大した問題ではないでしょう。

今回、初導入したバーティノフマスク。
William Optics製
6千円。
高かった。。。




でも、ピントが確かに合わせやすい。
ピント合わせに、迷いが入らないのは、気持ちがいいです。
フード越しに取り付けるために、脚立が必要なのが難点ですが。





そして、その成果。
望遠鏡はBLANCA 130EDT、カメラはEOS 60Da、赤道儀は、、、。

M13球状星団。
ISO 1600、240秒露出。
ちょっと露出オーバー気味。




いやぁ、しかし、粒々です。
今まで、こんな点像がなかなか得られなかった。
写真に撮り損ねましたが、PHD guidingのグラフを見る限り、追尾精度はそれほどよくなかったんです。
赤経方向はいいのですが、赤緯方向の追尾精度がよろしくなく、上下1ピクセルの線の間に収まり切りませんでした。
が、星が丸く写ってます。
今まで、240秒露出で星が丸く写るのは、10枚に2枚程度だったので、4枚連続で点像を得たのは感動ものです。
しかも、コンポジット処理をするために、画像を4枚重ねてみると、星が1ピクセルたりとも位置がズレていない。
感動ものです。




M51子持ち銀河。
ISO 1600
1,200秒露出。
2枚合成。




焦点距離910mmのBLANCA 130EDTとAPS-Cのセンサーで写すM51は、大きさがもう一つ、ですね。
(トリミングになりますが)せめてこれくらいの大きさで写って欲しい。
フォーサーズカメラの入手を検討中です。




にしても、背景に今まで見たことのないタイプのノイズが認められます。
白い砂粒をまぶしたような。。。
これがもしかして、ダークノイズ?
今まではせいぜい180秒露出だったこともあり、目立ちませんでしたが、1,200秒露出をするにあたり、目立ってきました。
これの消去が次の課題です。




M101回転花火銀河。
ISO 3200
600秒露出。
薄いガスが通ったためか、背景が明るくなってしまったため、あまり写っていない。
これは、空がもっと暗いときにISO 3200で1,200秒露出しないとダメだ。
回転花火銀河は、夜空にシビアな被写体ですね。




締めは、明け方に登ってきたM8干潟星雲。
ISO 1600の240秒露出。
JPEGの1枚撮りでこれだけ綺麗なら、次回、ISO 800で600秒露出すればもっと良くなるはず。





仕事が忙しく、なかなか天体撮影のために遠征ができていません。
が、オートガイドが自由自在になりつつあります。
これは今後が楽しみです。

次、行けるのはいつになるでしょう。
梅雨前に、素晴らしい夜空に出会えたら、奇跡でしょう。
おそらく、夏休みにずれ込むでしょう。

でも、その奇跡を期待したいと思います。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする