この日は正直、あまり良い天気予報ではありませんでした。西高東低の典型的な冬型の気圧配置。日本海側が雪で、その雪雲が南アルプスまで迫っており、日中は雨、日を越したあたりから東の空が晴れてくるかな、という感じ。月も22時過ぎまである。勝負は日を越してからなので、焦らず現地入り。現地入りした時点で雨が残っている可能性があり、かつ、観測中に南アルプスを雪雲が乗り越えてくる可能性もあり、今回はタープを持ち込 . . . 本文を読む
日中に小屋の近くの木を数本伐採しました。木が大きくなると切り倒すのが大変ですから、細いうちに。。。夜が寒くなりました。車が真っ白。この夜はAM1:00過ぎから晴れてくれるかも。。。みたいな予報でした。この夜も野外のONSTEP GP 2号機と巨大ニュートンの二刀流で臨みました。古いWi-Fiルーターを介して、リモートデスクトップを利用することで、望遠鏡の向きを変えるとき以外は基本、小屋の中のこたつ . . . 本文を読む
本当はこの週末は待機当番で遠征不可でした。直前に上司から次週の待機当番と交代できないかと打診がありました。今週末は上弦の半月。夜半からは真っ暗な夜空。来週末は満月。喜んで交代しました。というわけで、急遽、山梨へ。まだ紫金山-アトラス彗星が狙えるはず。数枚撮影してみると、f=2475mmの長焦点でノータッチガイドだと流石に星が丸く写らない。急遽、オートガイドを追加しました。巨大ニュートンで撮影するに . . . 本文を読む
C/2023 A3 紫金山-アトラス彗星をなかなか見れない日々が続きました。曇ってしまうのだから手も足もでない。2024/10/03の早朝は完全に油断してて見逃しました。2024/10/13は待機当番で遠出が叶わなかったとはいえ、与えられた条件の中で最大の成果を上げることができました。でも、その2回しかチャンスがなかった。平日に有給を取ればチャンスを増やすことができたのでしょうけれど、度胸がなく、 . . . 本文を読む
今度こそ肉眼で見える彗星。そう言われ続けて今回で何度目でしょうか。期待を裏切られ続けても、毎回、期待して構えてます。今回の彗星は本当に目で見えるらしい。世界各地で報告がたくさん上がってくる。しかし、晴れない。2024/10/02の早朝は晴れて埼玉県でも広く見えていたらしい。が、もう晴れないと諦めて寝てました。。。なんせ、まともな星空を最後に見たのは6月ですから。。。今年は、異常と言っても良いのでは . . . 本文を読む
2024/04/06(Sat)の山梨は曇りと雨でした。友人たち4人(僕を合わせて5人)で観測を予定していましたが、涙を飲みました。次の土曜日(2024/04/13)は、僕が仕事(呼出当番)です。代休とかありません。2024/04/13の朝8時から仕事。つまり、土曜日の未明までは自由(物は言いよう)。行ってまいりました。埼玉では桜の満開が過ぎつつある状況。山梨はどうでしょうか。標高が高い分だけ開花が . . . 本文を読む
またしても仕事のあとに出発。GPV予報が微妙。22時頃から曇り始め、未明4時前に晴れてくる予報。どうなんでしょう。でもまあ、心が行きたいと言っているのですから、行きましょうかね。本当は学会発表の準備とか仕事の勉強とか資格更新の準備とか、平行して読んでいる本が3冊あったり、録画してあるテレビ番組が2年分あるとか、やることが山積していて頭がおかしくなりそうなんですが、そういうストレスを溜め込んだ時ほど . . . 本文を読む
仕事が終わってから帰宅し、家族と夕飯を食い、風呂に入ってから出発。現地入りしたのが23時過ぎ。速攻、巨大ニュートンを起動します。この夜は、あまり深く考えずに子午線を超えてきた乙女座銀河群を狙うべく、巨大ニュートンを西の空へ向けました。起動作業のルーチンまずは巨大ニュートンとBKP130とガイド鏡のVIXEN f=1200mm D=80mmにそれぞれバーティノフマスクをつけてピント合わせから開始しま . . . 本文を読む
複数の望遠鏡で並列撮影をし始めて、カメラが足りなくなってきました。まともなのはEOS Raのみ。EOS 60Daはさすがに厳しくなってきました。ノイズが半端ないので、ISOを下げて、長時間露出するとなると時間がかかってしまっていけない。月に何度も遠征できるわけではないので、少しでも効率を上げたい。EOS 6Dは、僕的にボックス蹴られが気になります。EOS 6DもEOS 60Daも発売が2012年。 . . . 本文を読む
仕事が終わってから出発。
到着は夜中になりました。
気温は氷点下6℃
関東平野とは違います。
すでに日を越している。
天文薄明が5時として、時間がない。
この状況でやりたいことがありました。
それは巨大ニュートンのガイド方法を変えることです。
今までほとんどオフアキでやってきました。
しかし、オフアキだとオフアキのプリズムの影が写り込むんです。
下の写真の底 . . . 本文を読む
昨夜はたくさん失敗を犯しました。
今夜こそスムーズな撮影がしたい。
昨夜不発のVixen GP+EVOSTAR72EDⅡに加えて、日中のうちにEQ6proにBLANCA-130EDTを乗せてセットアップしておきました。
つまり、巨大ニュートンと合わせて、3台の赤道儀を同時に扱おうという作戦です。
初めての作戦になります。
巨大ニュートンと他2台は20mほど離れているし、靴を履いて小屋から . . . 本文を読む
正月休みも終盤です。
17:30頃、小屋に到着。
赤道儀コントロール用のパソコンのモニターの向きを変えたら、急に何も映らなくなりました。
焦りました。
モニターの接続ケーブルを抜き差ししたり、電源を入れ直したりしているうちに10分ほどでモニターが復帰。
原因はわかりませんが、近い将来、本格的に故障することを想定しなければならないでしょう。
モニターがなければ何もできませ . . . 本文を読む
友人の友人が野辺山宇宙電波観測所の近くに天体観測小屋を入手したという。
友だちの友だちはお友だち、ということで行ってきました。
野辺山は標高1340m前後。
ぶっちゃけ、僕が過去に天体観測した地点で、麦草峠と那須岳の峠の茶屋駐車場を除く全てを凌駕する標高です。
僕の天体観測小屋に至っては標高600mなので比較になりません。
空の青さが違う。
野辺山宇宙電波観測所の4 . . . 本文を読む
仕事が終わってから出発し、17日23:50に現地入り。
望遠鏡を稼働させましたが、雲がひっきりなしに流れてきて、全く撮影できず。
八ヶ岳スポットに放置撮影させたスタートレイル写真も雲でダメダメ。
晴れていた分だけだとこの写りです。
やはり月がないから前回より星の数は多いですね。
また来月に再挑戦です。
翌日、なんと、昼過ぎに雪が降りました。
短時間でしたが、吹雪い . . . 本文を読む
前回、2023/09/10に自宅屋根の上から星空くるくる写真を撮って以来、チャンスを伺っていました。
前回の撮影では途中から雲が出てきてしまって、良い写真になりませんでした。
気付かされたのは、僕の手持ちのインターバルタイマーが最大399回しか撮影できないよう。
1枚30秒露出とすると、約200分間、つまり、3時間20分間しか撮影できない。
街明かりが落ちてくる22時以降の撮影が望ましいこ . . . 本文を読む