猫五郎の写真日記

なんか、写真よりも文章がメインになってます。しかも、くどい。要改善。でもなかなかねぇ。

ぷるぷる軟骨ソーキ汁の作り方 (猫五郎式)

2024-03-23 18:32:12 | 沖縄
大学が沖縄でした。
沖縄で美味しいと思った食べ物、いっぱいありますが、そのうちの一つが軟骨ソーキ汁です。
ソーキ汁のソーキは骨がついたソーキであることがほとんどです。
それはそれで美味しい。
ぷるぷるの軟骨ソーキ汁は少数派ですが、とても好きでした。

北谷の浜屋の軟骨ソーキそばも最高!
学生時代の行きつけでした。

沖縄では時々作っていたのですが、埼玉に戻ってきて、一番困ったのは軟骨ソーキが手に入らないこと。
隣町のデパートで売られているので、たまに買い出しに行ってましたが、手間ですし、入荷が1週間に1度だけなので、タイミングを逃すと買い逃します。

2年ほど前から、近所のスーパーで軟骨ソーキを扱い始めました。
おかげでいつでも作りたいときに作れるようになりました。

子どもに作り方を残すためにも、このブログに作り方をアップしようと思いました。

正統派、沖縄ソーキ汁の作り方とだいぶ違うと思います。
正統派、沖縄ソーキ汁よりもかなりコッテリ、濃厚豚骨です。
一番の違いは、油抜きをする際の煮汁を捨てない点です。
猫五郎式、油抜きに氷が必要なので、用意してください。

時間がかかります。
半日がかりなので、時間的に余裕のあるときにやってみてください。


まずは軟骨ソーキを煮るための煮汁
圧力鍋にお湯を入れ(量は適当です。今回は1.5リットルくらい?肉を入れた時に溢れない程度の量)、粉の煮干し出汁(沖縄は鰹出汁だと思います)と醤油料理酒(沖縄では泡盛だと思います)とおろし生姜を適当に加えます。

適当、適当ですみません。
男の料理なもので。。。
醤油は、心持ち少なめがいいです。
煮干し出汁と、後から加える昆布から結構味が出るので、醤油を加え過ぎるとしょっぱくなります。
適当にいうと、大さじ1くらい?
仕上がった時に塩味が薄いと思ったら、その時点で加えてください。

今回、ちょっと粉煮干出汁を入れすぎました。。。

軟骨ソーキ、毎回1.5kgから2kg程度、用意してます。
煮込めば小さくなるし、ケチ臭く食べたくないので。

お湯が沸騰する直前くらいに軟骨ソーキを鍋に入れます。

圧力鍋の蓋をしてシューシュー言わせます。
この写真のように、ある程度派手にシューシュー言わせてください。
このシューシューの勢いがないと、いつまで経っても軟骨がぷるぷるになりません。
とりあえず40分くらいやって、蓋を開けてみて、足りなければ10分くらい足してください。
やり過ぎると軟骨がぷるぷるを通り過ぎて、とろ〜んとなって、流れ出てしまいます。

軟骨がぷるぷるになったら、煮汁を出します。

サランラップで水道の水が煮汁に入らないようにして、周囲を流水で冷やします。

煮汁が人肌よりぬるくなったら、煮汁と周囲に氷を加えて冷やすと、このように脂が固まります。

固まった脂を捨てます。


あとは煮汁を軟骨ソーキの入った鍋に戻して、大根、にんじん、椎茸、昆布などを加えて、煮込むだけ

出来上がった
煮汁が濃厚豚骨です。
ここまで濃厚豚骨なソーキ汁は沖縄で食べたことがありません。
油抜きの煮汁を捨ててないのでどうしても濃厚になってしまいます。
ただ、僕的に、油抜きの煮汁を捨てるのがもったいなくてできないんです。。。

小ネギを乗せるとアクセントになります。
濃厚な味なので、コッテリが苦手な人は途中で島とうがらしを加えて味変させないと辛いかもしれません。
島とうがらし、泡盛を買ってきて、中にしこたま唐辛子を突っ込んでおけば1ヶ月で出来上がります。


今回は、いろいろやることが溜まりすぎて、でも、コロナワクチンで体がだるくて、現実逃避で作ってしまいました。
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2024/03/16 山梨 オリオン大星雲でIRフィルター改造EOS 70Dのホワイトバランス調整 スピンドル銀河

2024-03-22 20:36:30 | 天体観測
またしても仕事のあとに出発。

GPV予報が微妙。
22時頃から曇り始め、未明4時前に晴れてくる予報。
どうなんでしょう。
でもまあ、心が行きたいと言っているのですから、行きましょうかね。
本当は学会発表の準備とか仕事の勉強とか資格更新の準備とか、平行して読んでいる本が3冊あったり、録画してあるテレビ番組が2年分あるとか、やることが山積していて頭がおかしくなりそうなんですが、そういうストレスを溜め込んだ時ほど現実逃避がしたくなる。
これは学生時代からずっとそう。
死ぬまで変わらないんじゃないでしょうか。

到着するも、出発が遅れたため、温泉には入れず。
この一週間の、そしてこの日の労働の疲労もあり、月齢6で月が明るく、それに追い打ちをかけるような微妙なGPV予報で気合が入らず、外で赤道儀をセットアップする気力が出ませんでした。
この夜はスライディング・ルーフを開くだけで準備万端の巨大ニュートンのみで行くことにしました。


ピント合わせをしてから最初のオートガイド。
夜が浅いので子午線の西の空。
ガイドアシスタントを控えているので天の赤道付近。
なかなか良いではないか。


ガイドアシスタント
なんか、「ガイドカメラのピント合わせ、もうちょっとちゃんとやれよ」という表示、どうやっても出てしまう。
F15の暗い望遠鏡をガイド鏡として使うということは、そういうことなんでしょうね。
バーティノフマスクを使っているので、これ以上ピントを追い込むことはできません。
そしてDECのバックラッシュは最悪レベルであると。

おぉ。。。
過去最悪レベルのバックラッシュですな。
でもまあ、極軸は追い込んであるのだし、一方向ガイドはできるのだからいいんでないの。
この巨大赤道儀、本当に動作が安定しませんね。
原因は絞り込んであるのですが、素人レベルではどう修理のしようもない。



ガイドアシスタント後のオートガイド。
ガイドアシスタントをかけるのはけっこう時間のロスになります。
それでも、その夜空のシンチレーションを解析して、PHD2に最適な動作修正値を割り出してくれるので、ガイドアシスタント解析をした後はオートガイドの精度が良くなります。
やる価値があると思います。
もっとも、一晩のうちにもシンチレーションが変化するので、怪しいと思ったら繰り返し行う必要があり、それがちょっと鬱陶しく感じることもあるんですけどね。。。



今夜のミッションは終盤を迎えたオリオン大星雲でIRフィルター改造EOS 70Dのホワイトバランスを調整することです。
まずは巨大ニュートン+EOS Raで記念撮影
手抜きではないんです。
月齢6の月が明るいので、こんなもんで勘弁してください。


RaはAWBですが、Camera RAWで現像すると適正色温度は6350Kとな??
前回とは色温度が根本的に異なるではないか。
被写体がだいぶ違うからなぁ。
でも、被写体によって適正色温度が3550Kだったり、6350Kだったりするとなると、手動によるホワイトバランス調整作業は、けっこう手強いのかもしれない。


BKP130にIRフィルター改造EOS 70Dを取り付けて撮影を開始します。
先週末の結果をもとに、4100K A1 G9 ISO 3200からスタートしました。

20:29
4100K A1 G9 ISO 3200 80sec
ヒストグラムのまとまりは悪すぎはしない。
けど、全体的に赤味がかっている。


20:40
4200K A1 G9 ISO 3200 80sec
(拡大表示したままスクリーンショットしてしまったようで。。。)
色温度を4200Kにアップしてみたら、ますます赤味がかってしまった。


20:48
4300K A1 G9 ISO 3200 45sec
露出オーバー気味なので、露出時間を半分に減らしてみました。
4300Kにしてみるとますます赤味がかってしまいます。


20:51
4200K A1 G9 ISO 3200 45sec
色温度を下げたことでヒストグラムはまとまりつつあります。



20:55
4200K A1 G7 ISO 3200 45sec
グリーン(G)値を下げてみたら、ヒストグラムで緑が左側から出てきてしまいました。


21:18
4200K A1 G9 ISO 3200 45sec 02
G9に戻しました。



21:19
4100K A1 G9 ISO 3200 45sec
色温度を下げてみました。
4200Kと比較して大きな変化はないように見えます。



21:22
4000K A1 G9 ISO 3200 45sec
さらに色温度を下げてみると、全体的に青味がかってきました。
(でもまあ、僕の好み的には、これがベストかなぁ。)

21:24
3900 A1 G9 ISO 3200 45sec
さらに色温度を下げると、ますます青味がかってきました。
また、ヒストグラムでブルー(B)が右側から出てきました。

21:26
3900K A3 G9 ISO 3200 45sec
ブルー(B)が主張してきたので、それを抑えるべくアンバー(A)側に少し振ってみました。
ヒストグラムのまとまりがよくなった
写真の色も、若干良くなったように見えます。


21:29
3800K A3 G9 ISO 3200 45sec
色温度を下げてみました。
再びブルー(B)が主張し始めました。


21:33
3700K A5 G9 ISO 3200 45sec
色温度を下げつつ、アンバー(A)側に振ってみました。
グリーン(G)がヒストグラムの左側に出てきてしまった。


21:35
3400K A5 G9 ISO 3200 45sec
色温度を一気に3400Kまで下げてみた。
案の定、ブルー(B)が主張し始めた


21:37
3300K A8 G9 ISO 3200 45sec
さらに色温度を下げて、アンバー(A)側に振ってみた。
ブルー(B)を抑え込めてません。


21:40
3200K A9 G9 ISO 3200 45sec
さらに色温度を下げ、アンバー(A)側に最大限振ってみました。
アンバー(A)を最大値にしてもブルー(B)を抑え込めてないので、3200Kはダメだということがわかります。
でもまあ、個人の好みによっては、この写真の色合いが今までの中でベストとする人もいそうです。


21:57
NGC2237 3200K A9 G9 ISO 6400 45sec
オリオン大星雲が低くなりすぎたため、色温度とホワイトバランス補正をそのままに、バラ星雲にNGC2237向けてみました。
月が明るすぎて、バラが写りません。
そして、この設定では果てしなくブルー(B)が勝ってしまいます。
やはり被写体ごとにホワイトバランスが大きく異なるということでしょう。



このあと22:00過ぎにはバラ星雲も低くなりすぎました。
で、南の空が若干晴れていたので、スピンドル銀河NGC3115に巨大ニュートンを向けてみました。
なぜスピンドル銀河かというと、この巨大ニュートンが南を向いたときに写せる最も低い天体だと思われるからです。
巨大ニュートンをスピンドル銀河に向けてみると、鏡筒の先端がギリギリスライティングルーフにかからない。
というわけで、撮影しようかと思ったら、VIXENのガイド鏡もBKP130も屋根にかかってしまってオートガイドができない。
そういうわけで、ISO 25600 15secでたくさん撮影してコンポジットすることにしました。
天の赤道付近ですので、ノータッチガイドの難易度が一番高い。
15秒露出で70枚撮影して、使えたのは30枚ほどでした。
歩留悪いですね。



トリミングしたスピンドル銀河



このあと獅子座のトリオを狙ってみましたが、いよいよ雲が出てきて、ダメでした。
24時頃に一旦撤収。

AM4:00前から再び晴れる予報だったので、それまで眠って、3:30頃からちょくちょく空を見上げましたが、結局最後まで晴れることはありませんでした。

翌朝、行きつけの森のパン屋さんでパンを買って、帰路に着いたのでした。





で、結局、オリオン大星雲のホワイトバランスはどれが一番良かったのよ?ということが問題です。
僕的には4000K A1 G9 ISO 3200 45secかなぁ。。。
ヒストグラム、見た感じ、両方ともベストというのは一枚もありませんでした。
だから、難しい。


さらに問題を複雑にする困った事情が発見されました。
Camera RAWで現像するときに、EOS 70Dで撮影時に設定した色温度と、Camera RAWでの現像するときに表示される撮影時の色温度が若干ズレるんです。
うーむ。。。

色温度は撮影時にどんな値に設定しても、RAW現像する際にどうとでもなりそうだから、撮影時は大まかに合わせておいて、結局、家に帰ってパソコンで処理する際に微調整するのが良いのかもしれません。

となると。。。50枚コンポジットする時は、予め50枚分、Camera RAWで色温度を弄らなければならないのね。。。

まだ結論ではありませんが、こんなに手間暇かかるのであれば、純正の天体撮影カメラを買うことをお勧めします。

現状、キャノンが天体撮影カメラを販売してないので、如何ともし難い。
そのせいで、EOS Raの中古が50万円で売られてます。
EOS Ra、25万円くらいで買いました。
当時は高いなぁと思ってましたが、こんなことなら3台買っておけばよかったかもしれません。

今までのペースから予測すると、次の「a」シリーズが発売されるのは2025年か、2026年になりそうです。
それまでIRフィルター改造EOS 70Dで遊んでましょう。

あとは、次の「a」シリーズがいくらになるかですよね。
カメラは高額化の一途を辿っています。
次、35万円を覚悟しなくてはならないかもしれません。
場合によっては40万円を超えることもあるでしょう。

それまでお金を貯めておかなくちゃ。。。



おまけですが、この夜のオリオン大星雲の写真をコンポジットしたのがこれ。
そんなに明るい月ではなかったですが、オリオン大星雲と月が近かったので、月明かりの影響が大きかったですね。

そして、これが有名なBKP130の写りの特徴なんでしょうね。
BKP130鏡筒内に飛び出した接眼筒の尻尾の影響が大きいでしょう。
接眼筒がギラギラの銀色なのも良くない。

フランジバックが短いミラーレスの、キャノンのRシリーズにすれば接眼筒をより外側に繰り出すことになるので、解決するかなぁ、とか思ってBKP130の接眼筒を切断せずにいました。

しかし、よくよく考えてみるとBKP130専用コマコレクターを使っているので、RマウントにマウントアダプターをつけないとRaのセンサーからコマコレクターまでのフランジバックが変わってしまうのでダメですね。

これでBKP130の接眼筒を切断する決心がつきました。
あとはそれがいつになるかですが。。。

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2024/03/9, 10 M61, M63, M84, M86, M96 子午線越えの撮影はできない Photoshopで自動整列するなら「位置の変更」がいい

2024-03-21 21:13:01 | 天体観測
仕事が終わってから帰宅し、家族と夕飯を食い、風呂に入ってから出発。
現地入りしたのが23時過ぎ。
速攻、巨大ニュートンを起動します。
この夜は、あまり深く考えずに子午線を超えてきた乙女座銀河群を狙うべく、巨大ニュートンを西の空へ向けました。

起動作業のルーチン
まずは巨大ニュートンとBKP130とガイド鏡のVIXEN f=1200mm D=80mmにそれぞれバーティノフマスクをつけてピント合わせから開始します。

口径50cm f=2475mm 巨大ニュートンの焦点合わせ。
カメラはEOS Ra


ガイド鏡 VIXEN D=80mm, f=1200mmの焦点合わせ
カメラはASI 174 MM mini


BKP130のピント合わせ
カメラはIRフィルター改造EOS 70D


一番最初のキャリブレーション。
西の空


ガイドアシスタント
バックラッシュが大きすぎてDECは一方向ガイドになると。
ガイドカメラのピントが甘いと言われても、バーティノフマスクで合わせてるので、これ以上の改善は無理です。
キャリブレーションをやり直せとのことだけど、これもバックラッシュが大きいから、妥協が必要。
でも、確かにRAステップが13(理論値12)に対して、DECステップが16(理論値6)ですから、何かがいつもと違うはず。
でも、この時はすでに日を越していて時間が惜しかったので、撮影を優先しました。


バックラッシュ測定
西の空なので、こんなものでしょう。


この夜はひたすらM61を狙いました。
なぜかって?
子午線を超えてきたばかりの天体で、適当に望遠鏡を向けただけで、深い意味はありません。
僕はまだ経験が浅く、乙女座銀河群のどれを撮っても新鮮に感じます。
M61、小さいけど綺麗な銀河ですね。
次回はEOS 70Daで挑戦かな?


朝になり、望遠鏡の改良作業。

今までVIXEN f=1200mm D=80mmにはEOS kiss X5をつけていました。
EOS kiss X5はメーカー公証の必要電圧が7.2ボルトですが、実は5ボルト電源でも動作します。
(だからUSB電源1つで動作します)
なので今まで、EOS kiss X5用のカプラーに5Vの電圧を供給していました。

このたび、VIXEN f=1200 D=80mmをガイド鏡として使うことになり、ASI 174MM miniをカメラとして取り付けました。

余ったEOS kiss X5用の電源をBKP130に取り付けたEOS 70Dに回したのですが、EOS 70Dが動作しませんでした。

EOS 6D、EOS Ra、EOS 60Da、EOS 70Dに共通のバッテリーパックLP-E6の定格出力はEOS kiss X5と同じ7.2Vですが、サードパーティー製のDR-E6互換のDCカプラーをUSB電源1つに繋いで電源供給しても動作しません。
動作させるためにはUSB電源を2本繋げなければなりません。

キャノン純正の「DC COUPLER DR-E6」のACアダプター「AC-E6N」や「AC-E6」の定格出力は8Vです。
なので、EOS 70Dに回す電源の電圧を8Vに上げました。

今まで友人任せで、そこら辺の事情はノータッチでしたが、このたび、中身を見せてもらいました。
供給される12ボルト電圧を降圧するチップが組み込まれてました。
DC-DC降圧電源モジュールというチップだそうです。
青いプラスチック部品の上についているボリューム(マイナスネジ)を回すと出力電圧がいじれます。


作業のあとは昼飯。
新しい店を開拓しました。
2年くらい前から気になっていた店。
いつも前を通過してて、知ってはいたのだけれど、なかなか行く機会がありませんでした。
ビーフシチューを美味しくいただきました。
季節の果物を使ったスイーツも売りらしく、デザートにいちごパフェをいただきました。
パフェ食べたの、いつ以来だろう (^_^;)

午後に友人が2人合流し、計4人で観測しました。
この観測小屋、4人までならなんとか布団を敷けます。

今夜も乙女座銀河群を狙います。
日暮からスタンバッていたので、東の空でスタート。
しかし、なかなかスッキリ晴れてくれず、ガスが流れる空となりました。
最初のキャリブレーション
おぉ、やはり東の空の方が正常動作します。

M96
淡いですね。
これは空を選ぶ銀河ですね。
もう少し条件が良い空で狙いたい。


ガイドアシスタントをかけました。
東の空であってもバックラッシュが大きいと。。。
はて、キャリブレーションからわかりませんでした。
うーむ、この赤道儀の動作、把握しきれていません。
シンチレーションは昨夜とほとんど同じレベルであるよう。



M84, M86付近
f=2475mmの視野にずいぶんとたくさんの銀河が収まるんですね。


オートガイドはこんな感じ。
悪くはない。
星が丸く写ってくれてるので、まあよし。

天頂付近に来たM63ひまわり銀河
1度まともな写真が撮りたいと思ってました。
EOS Ra ISO 6400, 140sec, 35枚コンポジット

トリミングして、M63銀河をアップにするとこんな感じでした。
いやぁ、こんなに構造がしっかり見えるんですね。
この夜の夜空、正直、そこまでいいと思ってませんでした。
ここまで解像したら十分満足です。
ただ、、、35枚コンポジットしてもこんなにノイジーなんですね。
スムーズな画像を得るためには最低100枚?
子午線のどちらか一方となると、一晩に撮れるのはせいぜい60枚くらいではないでしょうか。
しかも、ずっといい夜空でなければならない。
かなりハードルが高いですね。

M63撮影中に子午線越えしました。
子午線の東側のガイド
F15の暗いガイド鏡にも関わらず、ライブでM63が見えてしまう。
ASI 174MM mini、いいガイドカメラだと思います。


子午線の西側のオートガイド
日を越したあたりで、ガスが多くて他の友人たちは諦めて寝てしまいましたが、天頂付近のM63のあたりだけが晴れてました。
このグラフを見る限り、シンチレーション、良かったようですね。


撮影終了時の空は若干、シンチレーションが悪化したよう。
ターゲットグラフのバラツキの変化を見るとわかりやすい。
同じ修正動作をしていてもシンチレーションが変わればオートガイドの精度が変化する。
シンチレーション、一晩でものすごく変動しますよね。
この夜のようにガスが流れていたり、雨雲が去ったあととかは、ほんとシンチレーションが一定しません。
天体撮影はものすごく粘り強さを要求される趣味だと思います。


子午線前後の画像を明合成で重ねてみました。
画像が微妙に回転してしまっていて、完全に重ね合わせることができません。
つまり、極軸がズレた。
極軸合わせ自体は、極限まで追い込んであります。
ただ、この望遠鏡が重すぎて、振り回すと極軸が微妙に動きます。
赤道儀の強度の問題というべきか。

それでも東西のガイドアシスタントを見比べると、極軸からのズレは0.1分角とか0.2分角。
かなり精度の高い極軸合わせがなされていると言っていいでしょう。
それにもかかわらず、画像を重ねるとこれだけのズレが観察される。
写真を撮るときは子午線の東西どちらかのみで勝負するしかないということですね。

今回、M63の写真を35枚ほどコンポジットしたのですが、Photoshopの自動整列機能で位置のずれを調整しました。
自動整列機能を使って重ね合わせた画像の位置のずれを調整したのち、「差の絶対値」の機能を使って、その精度を確認してみました。
納得のできる精度だと思います。
これなら安心して位置合わせを任せられる。



ただし、注意があります。
レイヤーを自動整列させる時に下のような画面が出てきます。
通常は「自動設定」を選択するところでしょうが、それでやると周辺部に結構なズレが生じます。
複雑な作業はさせず、単純に平行移動のみで位置調整させる「位置の変更」がいいです。
単純な並行移動のみで対応できないほど画角がズレている場合は、コンポジットを諦めた方がいい画像が得られると思います。



この裏方で、外にVIXEN GP + BLANCA-80EDT + ×0.8レデューサー + IRフィルター改造EOS 70Dのホワイトバランス探しをしていた、、、と。
忙しかった。。。

これだけの作業量を並行して行えるのもリモートデスクトップをフル活用しているからに他なりません。
2月に新しいWi-Fiルーターを小屋に取り付けました。
これのおかげで野外のGP+BLANCA-80EDT+EOS 70Dも、巨大ニュートンも、一台のノートパソコンでこたつの中から撮影を監視することができました。
氷点下6度の夜でしたから、リモートデスクトップをフル活用しなかったら体力的にも厳しかったでしょう。



明け方の光景。
ついついこの時刻まで頑張ってしまいますが、全てが中途半端で、毎回不完全燃焼です。
が、人間の能力って限りがあるし、時間も限られる。
夜空に至ってはこちらの都合とは無関係。
そんな条件の中、やれることをやったと思います。


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2024/03/09 IRフィルター改造EOS 70Dのホワイトバランス探し

2024-03-20 15:11:45 | 天体観測
複数の望遠鏡で並列撮影をし始めて、カメラが足りなくなってきました。
まともなのはEOS Raのみ。
EOS 60Daはさすがに厳しくなってきました。
ノイズが半端ないので、ISOを下げて、長時間露出するとなると時間がかかってしまっていけない。
月に何度も遠征できるわけではないので、少しでも効率を上げたい。
EOS 6Dは、僕的にボックス蹴られが気になります。
EOS 6DもEOS 60Daも発売が2012年。
EOS 60Daの元となるEOS 60Dに至っては2010年発売。
6Dも60Daもそろそろサブ機になってもらってもいい頃でしょう。

しかし、カメラが高くなりましたね。
Canonのフルサイズ機 現行機種で一番安いEOS R8で23万円程度。
(RPは除外しました。。。)
ちょっとハードルが高い。

友人にEOS 70Dを勧められました。
中古で購入してIRフィルター改造してはどうかと。
中古が3万円台
改造費用 1.5万円程度。
お試しにはいいのではないかと。
BKP130とかVIXEN ED81Sとかフルサイズがちと厳しい望遠鏡もあることだし。

ヤフオクで入手した直後に室内で試し撮りした写真がコレ

IRフィルター改造後の写真がコレ

星雲が発するHα線が656nmで、IRフィルター改造は「ダストリダクション機能を残して760nm付近までの波長感光を確保します」とのこと。

ヒトの視覚は、波長の長い光を赤色光として感じとるが、その上限は 760 - 830 nm 付近とされ、それより波長の長い光は知覚できない(Wikipediaより)そうなので、赤い光が写り込みやすく改造されていると解釈しています。

それじゃあ、普通のカメラが捉えられる光は、可視光よりも狭いということなのね?

試しにEOS 60Daで撮ってみたのがこれ。
あれれ?
割と普通の色だぞ?
これはどういうことなのか。
改造を請け負ってくれた人に質問したら、過去にEOS 60Daの修理を請け負った際にEOS 60Daの中身をみたら、CMOSの構造(フィルター以外)は通常機と全く同じだったのでCanon基準に基づいて『ホワイトバランス』のみを調整しているのではないかとの個人的な推測を教えてくれました。
(「だったらキャノン、とっとと次の「a」シリーズを出してくれよ」と思ってしまうのは星見屋のわがまま?)


観測小屋の外の風景をIRフィルター改造したEOS 70Dで撮ってみたらこんな感じになりました。
やはり赤っぽい。
ちなみに、オートフォーカスがおかしくなってます。
フィルターを交換するとピントが合わなくなるようです。



ホワイトバランスを適当に調整してみたらこんな感じになりました。
(ピントはマニュアルで合わせました。)
まだ赤っぽいけど、ホワイトバランスを調整すれば普通の色に近づけることができそう。


というわけで、この夜はBLANCA-80EDTに笠井の×0.8レデューサを介してIRフィルター改造したEOS 70Dを取り付け、ホワイトバランス探しをすることにしました。
赤道儀は、モーターを17HS3401S(1アンペア)から17HS8401(1.7アンペア)にパワーアップしたVixen GPです。

被写体は乙女銀河ぐんのM96です。

まずはオートホワイトバランス(AWB)で撮影。
 ISO 3200 120sec 色温度5500K
赤かぶりしてます。
ヒストグラムでRedが分離している。

ISO 3200 120sec 色温度7000K
ヒストグラムでますますRedが分離してしまった

ISO 3200, 120sec 色温度2500K
今度はBlueのヒストグラムが分離

ISO 3200 120sec 色温度4000K
RGBのヒストグラムが集まってきました。

ISO 3200 120sec 色温度4500K
色温度4000KのときRGBの中心にあったRedが右側に出てきました。

ISO 3200 120sec 色温度4200K
だいぶRGBが集約してきました。

ISO 3200 180sec 色温度4200K
露出時間を120secから180secに延したらGreenが左に離れてしまいました。
つまり、同じ被写体であっても、露出時間が異なれば、適切なホワイトバランスが異なるということです。
なんてこったい。
EOS RaやEOS 60Daはこれを自動でやってくれる。
そこら辺がメーカー純正ということなのでしょう。

ISO 3200 180sec 色温度4300K
色温度4200Kとほとんど変わりませんが、Redがほんの少し主張してます。

このあとはホワイトバランス補正を試してみました。
ホワイトバランス補正(カメラ撮影設定画面の「WB補正/BKT設定」で、グリーン(G)-マゼンダ(M)、ブルー(B)-アンバー(A)を調整できます。
G-M、B-A方向にそれぞれ9段階ずつ調整できます。

ISO 3200 180sec 色温度4200K M5
最初にマゼンダ側に5段階、寄せてみました。
そしたら、グリーンのヒストグラムが離れていってしまいました。

これはいかんということで、今度はグリーン側に振りました。
ISO 3200 180sec 色温度4200 G5
RGBのヒストグラムが集まってきました。

もう一息、RGBのヒストグラムを集約するために今度は、
ISO 3200 180sec 色温度4200 G9
さらにいい感じになってきました。


ISO 3200 180sec 色温度4100 G9
今までで一番いい感じかもしれません。
しかし困った。
G9はグリーンの補正の限界値なので、これ以上、グリーンのヒストグラムを右に寄せることができません。
これが調整の限界です。


いい感じになったところで、再び120秒露出を試してみたくなりました。
ISO 3200 120sec 色温度4100 G9
ヒストグラムの具合も写真の色合いも、割といいのではないでしょうか。



今度はブルー(B)-アンバー(A)方向の調整をかませてゆきます。
まずはアンバー(A)側に振ってみました。
ISO 3200 120sec 色温度4100K A3 G9
Redのヒストグラムが右側に出てきました。
写真も赤かぶりしています。


今度はブルー(B)側に振ってみます。
ISO 3200 120sec 色温度4100 B3 G9
今度はブルー(B)のヒストグラムが主張してきて青被りしてしまいました。



ISO 3200 120sec 色温度4100 B1 G9
若干青被りしているように見えます。
結局、ブルー(B)-アンバー(A)方向の調整はせず、ISO 3200 120sec 色温度4100 B0 G9が一番いいように思います。


次は、ISO 3200 120sec 色温度4000K G9
大きくは変わらないような。。。


ISO 3200 120sec 色温度4000 B1 G9
青被りがひどくなった

ISO 3200 120sec 色温度4000K A1 G9
一番まし?

ここで再び露出時間を180秒に延してみました。
ISO 3200 180sec 色温度4000 A1 G9
悪くないが、若干黄色がかっているような。。。

ISO 3200 120sec 色温度3900K A1 G9
悪くはないが。。。

気分を変えて、球状星団M3に向けてみました。
ISO 3200 120sec 色温度4000K A1 G9

ISO 3200 90sec 色温度4000K A1 G9

ISO 3200 40sec 色温度4000K A1 G9

この夜撮ったオリオン大星雲の撮って出しがこれ。
ISO 3200 75sec AWB


Adobe Camera RAWでRAW画像を開いた時の画面がこれ。
撮影時のAWBの色温度は4250K
色かぶり補正は、グリーン(G)-マゼンダ(M)のようです。


RAW現像してみたのがこれ。
色温度を3550Kにして、グリーン(G)寄りに補正するとRGB3色のヒストグラムが見事に重なりました。


このオリオン大星雲をいつもの画像処理してみたのがこれ
(もうちょっと全体を明るくした方が良かったか)


ん〜、色温度4000K A1 G9ではないのか?
EOS 70Dの色温度は100K単位でしか調整できないので、色温度3550Kは無理。
だけど、次の機会に色温度3500Kと3600Kは試さないわけにはいかないでしょう。

ちなみに、Adobe Camera RAWで現像したのが2024/03/17なので、色温度3550Kを試すのは4月以降になりそうです。

なお、ステッピングモーターを17HS8401に交換してパワーアップしたVixen GPですが、オートガイドが大暴れでした。
レデューサを使ってf=384mmだったのであまり目立ちませんが、少なくとも、モーターがパワーがない17HS3401Sだった時より酷い。
それともウォームギアとホイールの調整の問題か?

あと、BLANCA-80EDTと笠井の×0.8レデューサ、相性がイマイチですね。
四隅の星が僕の許容限度を超えて伸びてます。
次回はKenko Close-up lens No.4で自作したレデューサで撮ってみるか?
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腹筋を鍛えるとランニングが安定する

2024-03-02 13:54:24 | 健康・身体

2023年9月頃から、毎朝の出勤前筋トレに上体起こし(いわゆる腹筋運動)20回を加えました。

体幹を安定させるためです。

 

脊柱(背骨)は椎骨が積み上がってできた柱です。

積み木(椎骨)を積み上げて高さ1mのを作ってみてください。

非常に不安定です。

人間の脊柱は、脊柱起立筋が主に背側からガッチリ支えています。

普通に立ったり歩いたりする分にはこれで十分です。

 

しかし、激しく運動すると、脊柱起立筋だけで脊柱を安定させるのが難しくなります

脊柱が前屈み方向に不安定になる分には、脊柱の背側にある脊柱起立筋が頑張ることで姿勢を立て直すことができます。

しかし、背中が反る方向の不安定性を拮抗するには、脊柱起立筋だけでは不十分です。

脊柱(背骨)が反る方向の不安定性が生じたとき、脊柱の前方にある腹筋が踏ん張ると、脊柱が安定します

つまり、脊柱を安定させるためには、脊柱の前後に支えを設けてやる必要があるのです。

 

腹筋が収縮すると、それ以外にもちょっといいことがあります。

腹筋が収縮すると腹圧が上がります。

腹腔は、前方と側方を腹筋背側を脊柱と腰背筋群下側(尾側)を骨盤上側(頭側)を横隔膜によって囲まれています。


背側と骨盤は圧を逃す余地がないです。

腹筋が収縮して前方と側方から発生した腹圧は、上方(頭側)の横隔膜方向へ逃げ場を求めます

上方(頭側)に向かった力は、腰を伸ばす方向に働きますので、腰にかかった上下方向(頭尾側方向)の圧を軽減してくれます。

もっと細かくいうと、固くて丈夫な椎骨にかかる圧が軽減されても何も恩恵はありません。

恩恵があるとしたら、圧を逃すためのクッションである椎間板にかかる負担を軽減するのに、腹圧が役立ちます。

腹圧なんて大した圧ではありませんので、椎間板にかかる圧力が軽減されるといっても、ほんの少しだと思われます。

しかし、無ではありません

 

ランニングであれば、着地の際に発生する上下方向(頭尾側方向)の衝撃が脊柱を不安定にします。

ランニングの着地で足首や膝にかかる衝撃は体重の2.4倍と言われています。

足底筋膜膝関節股関節椎間板の弾力、そして腰部脊柱の生理的湾曲がランニングの着地の衝撃を和らげて吸収すべく機能します。

(脊柱とは直接関係ありませんが、人間の足関節、膝関節や股関節は、四足歩行動物と比較して関節面が非常に大きくなっています。これも関節にかかる大きな衝撃を分散させるための工夫です。)

腹圧による椎間板への圧力軽減作用は、そうしたさまざまな工夫の一つだと言えます。

(これだけ長々と説明していますが、実は、腹圧が椎間板へのストレス軽減となるとする根拠を示した論文を僕自身はまだ読んでません。整形外科医からの受け売りです。ごめんなさい)

 

長々と説明しましたが、とにかく、激しい運動をする場合、体幹を安定させるために腹筋力が必須の要素となります。

そうしないと腰を痛めるし、体幹が不安定だとそれを相殺するために他の部分が頑張ることになるため体力の消耗が進みやすくなります。

崩れた体幹バランスを回復させるより、そもそも体幹バランスが崩れないようにすることが最もエネルギー効率がよいです。

持久系スポーツであろうと、格闘技のような瞬発系のスポーツであろうと、これは共通です。

 

僕の場合はランニングがメインなので、ランニングベルトなる物にも手を出してみました。

CHRIOのパフォーマンスアップ腰用ベルト

腰痛ベルト、腰痛サポーターを最小限に細くした物だと考えればいいと思います。

腰痛ベルト・腰痛サポーターは腰部に巻くことで、腹圧が前に逃げることを防ぎます

腹筋がない人に、人工的に腹筋を与えるように働きます。

(ハードタイプだと直接腰の上下方向を支える機能も持ち合わせます)

腹筋がまだ弱かった頃にこのパフォーマンスアップ腰用ベルトをつけて走ったら、体幹が安定するのを感じると同時に、走り終わった後の疲れが軽減するのを感じました。

現在は、腹直筋が盛り上がり、腹筋が割れているので、パフォーマンスベルトを必要としなくなりましたが、多分、今でも装着して走れば楽に感じると思います。

だから、ランニングを開始したばかりの人たちにおすすめです。

走り続けさえしていれば必要最小限の筋肉がついてきますが、筋肉がつくまではランニングで腰痛を発症するリスクがあります。

ある程度、ランニングに必要な筋肉がつくまでの間、ちょっとしたサポートに利用するといいと思います。

ただ、これ、¥8,800とかなり値が張るのが難点です。

上体起こしですが、腹筋があまりない人がいきなり回数をこなすと腹筋以外の筋肉が頑張ることとなり、無理がかかって、かえって腰を痛めます。

「腹筋運動」は腰痛の原因 バスケ協会「推奨できない」

上体起こし腹筋運動と腰痛発生との関連について

 

椎間板のダメージを蓄積するようなので、膝を立てて、20回という上限を設けて続けています。

しかし、改めてこれらの記事を読んで、上体起こしの体幹屈曲の前半と、体幹伸展の後半部分だけでもいいかな?とこの記事を書きながら思い直しているところです。

つまり、上体起こしの、上体を起こす直前(背中が床を離れる直前)まででやめておく、ということです。

(その際、足は空中に持ち上がってしまって問題ないです。)

実際やってみると、これだけに絞って行い、回数を増やした方が腹直筋の収縮幅が大きく、鍛えられそうです。

 

 

出勤前の筋トレを開始してからまもなく丸8年間が経過しようとしています。

始めた当初は出勤前の心の余裕のなさから、1分間のみで始めたことでしたが、その後、筋力が付くにつれて、それ相応の筋トレにどんどん切り替えて、内容を増強してきました。

アラフィフにして、まさか自分の腹筋が割れる日が来ようとは、夢にも思ってなかったです。

これからも少しずつ、その時点の自分に最適な筋トレに調整していきたいと思っています。

 

 

現在の出勤前筋トレ

・仰臥位での足上げ運動 左右100回ずつ

・上体起こし20回 (明日からは上体起こしの初動部分のみを30回にするかも)

・スタンダード・スクワット100回

・30度の傾斜をつけたストレッチボードの上で、閉眼片足立ち 左右100秒ずつ(平衡感覚を鍛える目的)

 

(これらが終わったら5kgの通勤カバンを背負って1.1kmジョギングして出勤)


(追記)
早速、新しい方法をやってみました。
今までの上体起こしは、足が持ち上がらないように掃き出し窓の下枠に足のつま先を引っ掛けて行っていましたが、それをやめました。

足が浮くようになると、当然上体が起き上がりません。
つまり、腹筋を収縮させても背中が地面から離れません。
僕の場合、足が浮いてしまいますが、ネットサーフィンをしていて、一番近いのは「クランチ」と呼ばれている腹筋運動だと思います。

やってみての実感ですが、これはキツイ!
(直前に足上げ運動を左右100回やっているというのがありますが)
今までより腹直筋の収縮幅が大きく、今まで以上にギューっと収縮させるため、あっという間に筋力が限界に達して、攣りそうになります。
一回あたりの腹直筋収縮時間をまだ模索中ですが、一回2秒でもキツイです。
3-5回やる毎に休憩を10秒ほど置かないと続けられない。
上体起こし以上の効果が期待できそうだと感じています。

以後はこの方法でやっていこうと思います。
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