猫五郎の写真日記

なんか、写真よりも文章がメインになってます。しかも、くどい。要改善。でもなかなかねぇ。

2014/07/12 満月。レジスタックス初挑戦!

2014-07-13 20:44:26 | 天体観測

田んぼでニホンアマガエルを撮り終え、疲れたところで、月が雲の間から覗きました。
梅雨に入ってから月をとんと見ていません。
久々の月です。
いったいいつ以来でしょう。

速攻家に帰り、SD-80ALで撮影しました。



さて、お次ぎはGINJI-250FNのお出ましです。
なぜ?
レジスタックスに挑戦する具材を用意するためです。
レジスタックスはWindowsのソフトです。
今までなかなか踏み出せなかったのは、僕のパソコンがWindowsを乗せていないためです。
このたび、とうとう重い腰を上げました。
Windows7を購入し、パソコンにインストールしました。
いの一番に入れたのが、というか、インストールした唯一のソフトがレジスタックスです。

レジスタックスは画像処理ソフトで、固定撮影した大量の画像から、きれいな画像を作ってくれるソフト、とでも申しましょうか。
現時点ではその程度の認識です。
天体撮影の世界ではよく知られたソフトです。
例えば、土星や木星などの惑星の写真をレジスタックスで処理すると、信じられないようなキレイな画像に仕上げてくれます。

この夜は、満月を100枚ほど撮影しました。

一枚撮りがコレ。



68枚を処理した画像がコレ。




好みの絵にはなりませんでしたが、今までに手にしたことのない精細な画像です。
どのような処理をしているのか存じませんが、多数の画像から、より詳細な情報を得て、画像に反映させてくれるみたいです。
一枚撮りだと大気の揺らぎなどの影響で、ボヤッとした画像になりますが、多数の画像から得た情報から、より詳細な画像を組み立ててくれるみたいです。
より、自分の好みの画像を吐き出させられるように、少しずつ勉強してゆこうと思ってます。

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2014/07/12 近所で生き物探し

2014-07-13 12:26:28 | 両生類・は虫類

ここに引っ越ししてきた当初から、やりたいと思っていたことがあります。
それは、近所の小動物たちの徹底的な洗い出しです。
写真に収められる限りの生き物を写真に収めて、この地域の生態について知る。
ここは原生林と違い、人間活動による制約が生態系に大きくのしかかった場所。
でも、そんな場所にたくましく適応した生き物たちがいる。
それをコツコツ写真に収めてゆきたい。

しょぼいけど、やろうと思うとなかなか壮大な計画です。
未だ、どうアプローチして、どうまとめればよいのかわからないけれど、最近、やっと重い腰が持ち上がってきた感じがしています。

例えどこに住もうと、僕は同じことをするような気がする。
こんなことなら、地質学ではなく、生態学を学んでくるべきだったかもしれない。
まあ、今から学べばよいのではないでしょうか。


というわけで、芝川沿いの田んぼに出かけました。
できれば、ニホンアマガエルの鳴き声なぞ確認したいところです。
ところがカエルの声一つしない。
まあ、昼間だし、そんなものでしょう。
モンシロチョウがヒラヒラ飛んでいる。
カメラを向けようとするが、ヒラヒラとして落ち着かず、まったくファインダーに納められない。
蝶々撮影はかなり難易度が高いですね。

河原上空をトンボが飛んでいる。
これまた休まず飛んでいる。
飛行ルートに大まかな規則性を認めるものの、ファインダーに捉えることはほとんどあたわず、諦める。

水が打つ音がする。
田んぼの水を芝川に導く水路に落ちる水が打つ音。
山の沢の音だなぁ。。。
なんか、生き物はいないだろうか?

深さ1.5mほどの水路を覗き込むと、なんと、カニがいる!
しかも大きい。
甲羅長4cmくらいありそう。
足を合わせれば幅8cmくらいありそう。
しかも、どこかで見かけたような顔。



水路に降りてゆくと他に2匹確認。




このカニの巣と思われる穴もあり、この幅1m、長さ2mの水路のよどみが彼らの住む世界である模様。
ここから半径5m以内のみに棲息し、その外に行き来のある仲間はいなさそう。
家に戻ってネットで調べると、クロベンケイガニである模様。
数は少ないものの、芝川沿いに確認できるらしい。
100年も前であれば、ここら辺に当たり前に棲息していたに違いありません。
家の近所の小学校に、果たしてクロベンケイガニを見たことのある小学生は一人でもいるかな?(怪しい)


芝川沿いに直径1mはあろうかという立派な木が何本か並んでいる。
木の幹を見ると、ナメクジがいる。
ヤンバルヤマナメクジみたいに萌えるものを感じないものの、撮り慣れている被写体なので、とりあえずパシャりと一枚。
ナメクジにも種類があるらしい。
とりあえず、甲羅がないので、外来種のチャコウラナメクジではないらしい。




ついでにその木に登ってみた。




木漏れ日と樹皮の触感が心地よい。
木に登ったのは久しぶりだ。
平衡感覚はもとより、四肢・体幹の位置覚をフルに使う。
落ちるのは簡単。
でも、落ちたらダメージは甚大。

日に透けて見える葉脈がきれい。




よく見たら木の実がなってました。




帰って、木の本をネットで注文してしまいました。
後日、この木の名前がわかることでしょう。
(エノキでしょうか?)

木から降りて、薮に入ると、ヤブガラシが花を咲かせている。
僕のヤブガラシのイメージからはちょっとかけ離れた可憐な花でした。







PENTAX Q +EF-S 60mm Macroで画面いっぱいに撮影してみようかと思ったのですが、手持ち撮影では無理でした。


ヒメウラナミジャノメが付近をヒラヒラ飛んでました。
普通種。



裏と表で羽の模様が全然違う。
裏(それとも表?)は撮りそびれました。

田んぼにはオタマジャクシがたくさん。
ちょっとホッとしました。



しかし、日中はカエル、全く鳴き声一つしませんな。
そんなものだったろうか。


夜になり、再び田んぼに出向きました。
ニホンアマガエルが目的です。

鳴いている田んぼと、鳴いていない田んぼの差が激しい。
これはなぜ?
また、鳴いている田んぼでも、数はそんなに多くない。
鳴いていても、写真に撮れるとは限らない。
なんとか見つけたものの、こんな感じ。



数がいないわけではないが、田んぼという立ち入るわけに行かない場所にいるため、アプローチが大幅に制限される。
農家の人にしたら、畦にも絶対踏み込んでほしくないはず。
一社会人としてはそこは守らねば。

しかし、そうなるとニホンアマガエルの被写体としての難易度はググッと上がってしまうのであった。。。
これは、モノにしたければお百度を踏むしかないわけね。
それか、もっとたくさんいる場所に行くか。
奥さんの実家の田んぼはものすごい密度でニホンアマガエルがいました。。。

休耕田ならと思って探しました。
いました。
元気に鳴いている。



しかし、長靴で来るのを忘れてました。。。
また次回に期待しましょう。


この夜、トウキョウダルマガエルも相当な数が鳴いていましたが、前回と違って、一匹も視認することができませんでした。
前回のはビギナーズ・ラックだったようで。

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