猫五郎の写真日記

なんか、写真よりも文章がメインになってます。しかも、くどい。要改善。でもなかなかねぇ。

2014/06/21 トウキョウダルマガエル

2014-06-26 20:16:58 | 両生類・は虫類

夜は曇りのち雨の予報でした。
近所の公園の池に向かいました。
ニホンアマガエル狙いです。
ウシガエルが鳴いていました。
正直、ウシガエルはあまり好きではありません。
強力な捕食者で、こいつがいるだけで生態系が一変してしまうようなイメージがあります。
日本在来種なら納得なのですが、移入種なので。。。
池を覗き込むと、淡水性の小さなエビがたくさんいます。



へぇ~、埼玉南部に淡水性のエビなんていたんだぁ。
今まで知りませんでした。
ネットで調べてみると、日本在来の淡水性のエビにはテナガエビ科の4種類と、ヌマエビ科の7種類がいるとのこと。
とりあえず、手が長くないので、ヌマエビ科でしょう。



分布からミナミヌマエビとシナヌマエビは否定的。
埼玉県南部が分布域に含まれるのが、ヌマエビ、ヌカエビ、ヤマトヌマエビ、トゲナシヌマエビ、ヒメヌマエビ、ミゾレヌマエビ。
しかし、ヒメヌマエビは模様が明らかに違うので除外できる。
大きさはせいぜい30mmだったので、ヤマトヌマエビにしては小さい。
ので、ヌマエビ、ヌカエビ、トゲナシヌマエビかミゾレヌマエビなのではないかと思われます。
にしてもエビ、赤いLEDライトの光を認識できてます。




アメリカザリガニもいました。




公園の池の周りを歩くと、体長3-5cm程度のカエルが池に飛び込むのを確認できるのですが、視認できず。
また、鳴き声は確認できず。

近くの田んぼに場所を移しました。
ニホンアマガエルが遠くで鳴いているのですが、アプローチしやすい個体がいない。
あぜのところで、別のカエルが鳴いている。
新兵器、赤いヘッドランプでアプローチをかけます。

いたぁ~!



上の写真一枚のみがEOS 60Daで撮影。
残りはすべてXZ-1にて撮影。


柄から、トウキョウダルマガエルだと思われます。
不覚にもスニーカーで来てしまったため、こんな苦しい角度でしか撮影できず。




脇の水路にもう一匹確認。
赤いLEDでアプローチしたので、カエルの瞳孔が開いたまま、撮影できました。




左腕が隠れてしまったのが残念。
でも、こんな写真を撮ったのは久しぶりです。

このあと、雨が降ってきてしまったので、ニホンアマガエルの撮影は持ち越しとなりました。
次の機会が楽しみです。
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2014/06/14 月 月齢16

2014-06-22 20:17:50 | 天体観測

新たな機材を試したい。
しかし、予報は曇り。
ダメかもしれないと思いつつ、家から15分ほどの畑の中に来ました。

急いでEQ6proをセットアップ。
北極星が見えない。
雲が途切れるのを待つしかない。
雲が途切れたときに極軸望遠鏡をのぞいて見えた北極星で、手早く極軸を合わせました。

アライメントをしようとしましたが、雲が邪魔でできません。
仕方がないので、月齢16の月に望遠鏡をマニュアル操作で向け、光軸調整をするためにEOS 60Daを外して、レーザーコリメーターを取り付けました。
カメラとレーザーコリメーターでは重さがだいぶ違うので、バランスが崩れて、EQ6proが悲鳴を上げるのではないかと心配してましたが、そんなことはありませんでした。
月を追尾しながら、無事、光軸修正を終え、月を撮影。
GINJI-250FNとEOS 60Daで。




今度はPENTAX Qで月を撮影。
次々と通り過ぎる雲の切れ間から撮影。
複数の画像をつなぎ合わせて一枚にしてみました。



反射望遠鏡であるためか、画像がよくつながります。
屈折望遠鏡だと球面収差?とかあって、こうはうまく行かないのではないのか?

そのまま土星にGINJI-250FNを向けました。
やはり、光軸がズレました。
再び光軸修正を行い、土星を撮影。
GINJI-250FNの向きを変えるたびに光軸修正を行うのは、思ったほどの手間ではなさそうです。



うっすらと土星の縞が一本見えます。
カッシーニの間隙は・・・見えないかなぁ。
薄雲越しとは言え、GINJI-250FNとPENTAX Qの組み合わせではこれが限界なのでしょうか?


パソコンを立ち上げ、ガイド鏡に取り付けてあるQHY5L-2のピントを合わせようとしました。
ところが薄雲でなにも見えない。
仕方がないので、月でピント合わせをしました。
薄雲と月明かりで空が明るすぎるためか、QHY5L-2で星を捉えることができない。
なので、オートガイドをテストすることができない。

暇なので、代わりに、ガイド鏡80mmFL700mmに取り付けたQHY5L-2で月を撮影してみました。



薄雲がひっきりなしに通り過ぎる中での撮影でした。

最後には完全に曇ってしまったため、あえなく撤退となりました。

早く梅雨が終わってほしいものです。
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2014/06/15 紫陽花と楓とドクダミ

2014-06-15 20:55:48 | 雑草

夜はすっきり晴れてくれないのに、昼はピーカンだという。。。
なかなかうまくいきませんなぁ。

いつのまにか紫陽花が盛りを過ぎています。
急いで近所の紫陽花を撮ってきました。



EOS kiss X3で撮影。
レンズはシグマ 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM。
ズームレンズでありながら、しっかり背景がボケてくれますね。
いいレンズだと思います。
が、実はこの写真、ピントを外しました。
ピントが合っている水色の花の下にある赤みがかった花にAFフレームを合わせたはずが、何度やっても水色の花にピントが合ってしまいます。

試しにEOS 60Daで撮影してみました。
すると、思った通りの花にピントが合います。




EOS 60DaがオールクロスAFセンサーなのに対し、EOS kissは中央のAFフレーム以外がクロスセンサーでないことが、この差となって現れているのでしょう。


にしても、EOS kiss X3と60Daの写真を見比べて目につくのは、フォーカスポイントよりも色でしょうね(^^;)
ローパスフィルターの違いがよく出ていると思います。

EOS kiss X3では意図した場所にフォーカスが合わず、60Daだとフォーカスは合っても色が変。

となると、やはりもう一台一眼レフが欲しくなりますなぁ。。。

天体望遠鏡への付け替えをストレス・フリーにできるように、できたらEOS 60Daと同じ重量のカメラがいいなぁ。
そうなるとEOS 70Dがちょうど同じ重量なんだけど、ボディのみで10万円かぁ。。。


てくてく歩いてゆくと楓がありました。
楓の葉の間に見慣れぬものが見えます。
寄ってみると、楓の実のようです。

EOS kiss X3 + シグマ 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM 、F2.8 50mm



EOS 60Da + EF-S 60mm F2.8 Macro


緑がずいぶん違って写ります。
EOS kiss X3の方が肉眼に近いです。
60Daの緑は鮮やかですね。


ドクダミも旬を過ぎてきてしまってますね。
開きかけの花を撮りたかったのですが、ひとつも見当たりませんでした。
EOS 60Da + EF-S 60mm F2.8 Macro

F4


F5



季節がとめどなく流れて行きますねぇ。。。
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2014/06/07 望遠鏡のフード自作 PENTAX Q用バランス・ウェイト自作

2014-06-08 07:36:08 | 天体望遠鏡

冬からずっと「作りたいなぁ」と思っていたものがありました。
それは、結露防止のためのフードです。
冬の寒空のもと、天体撮影をしていて、何度も夜露に泣かされました。

最初はニクロム線で結露防止策をしようかと思っていたのですが、フードだけでもそこそこ効果があることを知り、いずれは作ろうと思っていたのです。

参考にしたのは「親子で星見」さんの作り方。
巻き段ボールと薄い銀マット、そして、100円ショップでたまたま見かけた習字の下敷き、結束バンドです。



2時間弱で二つ完成。




正円にはなりませんでした。
中に貼りつけた習字の下敷きがなかなか良さげです。
思ったよりずっと真っ黒です。
植毛紙だと値が張りますが、この習字の下敷きは100円です。






望遠鏡から取り外すとフニャフニャです。
が、望遠鏡に取り付けるとそこそこしっかりしてます。

正直、あんまよいデキではありません。
まあ、一回目の試作品と言うことで。


続いてPENTAX Q用のバランス・ウェイト自作です。

僕が望遠鏡をセットアップするとき、EOS 60Daを取り付けた状態で行うことが多いです。
銀河・星雲・星団の撮影ならEOS 60Daでよいのですが、こと惑星撮影となると力不足です。

惑星撮影ならPENTAX Qの方が望ましい。
ところが、EOS 60Daの重量が755gに対して、PENTAX Qは重量180g。
EOS 60DaをそのままPENTAX Qに取り替えると、望遠鏡のバランスが変わってしまいます。
EOS 60DaからPENTAX Qに乗せ替えるのに、望遠鏡のバランスを取り直さねばならないとなると、これは一大事です。
このストレスを無くそうという作戦です。

ネット検索でいろんな重りを調べたのですが、僕のお眼鏡にかなったのがコレです。

釣具屋で扱っている板重りです。
本来はどんな目的に使うのか、まったく存じません。



ホームセンターで適当に手に入れた金具に、板おもりをコツコツ巻いてゆきます。




EOS 60Daの重量を量り、




PENTAX Qが同じ重さになるように調整します。




これで、今度からは気軽にEOS 60DaとPENTAX Qを付け替えれるようになったというわけです(^^)


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2014/05/31 三日月と地球照

2014-06-01 13:45:45 | 天体観測

二日月撮影と千葉遠征のドタバタのあと、朝10時前に起床。
4歳のこどもがプールへ連れて行けと言う。

先週も行けなかったしなぁ。
しかたがない。
行くか。

重い身体にむち打ってプールに連れて行きます。
帰ってきて、昼飯を食って、僕はバタンキュー。

昼寝から起きたのが16時過ぎ。

もう一日が終わってしまうではないか。

子どもが駆け寄ってきて、「走りに行こうよぉ」。

この前、帰宅後に近くの小学校の周りをランニングに行く僕についてきて、2周できたことがうれしかったらしい。

「疲れたから走るのはやめて。散歩にしようか。」

散歩に出かけます。

しかし、子どもは走り出します。

仕方がない。
走るか。

700mほど走ったところで、子どもが公園に寄るという。
やれやれ。

公園でしばし戯れる。

今夜はいい天気になりそうだなぁ。
遠征するなら今夜がよかったなぁ。
でも、明日、仕事だしなぁ。


公園から帰ると日が沈みかかってます。

近所の小学校の駐車場へ行って、三日月を撮りましょう。

出がけに、子どもが「私も行く」とのこと。

奥さんは、ちょっと調子を崩して横になっている。

じゃあ、一緒に行こうか。

小学校の駐車場でEQ6proのセットアップにかかる。
極軸望遠鏡をのぞくと、まだ明るくて北極星は見えてこない。

適当にセットアップします。
あまり時間もかけられそうにないので、望遠鏡は屈折のSD-80ALです。

まずは三日月の通常撮影。



いいねぇ。
やっぱ、経緯台による撮影と違って、電動赤道儀での撮影は楽ちんだし、ISOを下げられるから画質もいい。
(まあ、そうはいっても、地表に近いのでシャープには写らないんですけど。。。)

そうこうしているうちに、極軸望遠鏡で北極星が確認できるようになりました。
極軸合わせをして、今度は地球照撮影です。

しかし、空が明るくて、おそらくそんなに期待できないだろうな。

もう少し暗くなるまで待つか?

でも、空が暗くなっても、月が地表に近づけば近づくほど、街明かりで空が明るくなるので、待つ意義もそれほどないだろう。
今が写しどきでしょう。




うーむ、やはりな。
月の陰の像が、シャープさにかけます。
僕が撮りたい地球照の写真は、こんなのじゃないんです。

明日の月齢3の月なら、おそらく僕の満足がいく写真が撮れるでしょう。

でも、明日の夜は仕事。。。
なかなかうまく行きませんなぁ。


じゃぁ、せめて、新しく手に入れたガイド用のCCDで今が見頃の土星や火星を撮りましょうか。
パソコンを立ち上げて、CCDを取り付けようかとおもっていると。。。

「帰りたい」
こどもが限界のようです。

ふぅ。
仕方がない。
帰ろうね。

この夜も不発に終わったのでした。。。。

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