猫五郎の写真日記

なんか、写真よりも文章がメインになってます。しかも、くどい。要改善。でもなかなかねぇ。

天体観測(野外活動)におけるポータブル電源について  その8(ひとまずの結論)

2015-01-25 23:25:09 | 天体望遠鏡

ここのところ二回の観測で、一晩中オートガイドをしていて、スゴイバッテリー、電池切れになりませんでした


また、MPB-52800でEQ6proを駆動させましたが、一晩中使って、残量がだいたい60%程度でした。
つまり、余裕のよっちゃん


リチウムバッテリーの魅力はとにかく軽いこと。
スゴイバッテリー、取っ手に小指をひっかけて持ち歩けます。
MPB-52800は取っ手がないので小指一本で持てませんが、スゴイバッテリーより軽いです。
充電時間がスゴイバッテリーが8時間、MPB-52800が5時間程度と、鉛蓄電池と比較して短い。
過放電、過充電防止装置が付いている。



手に入れるときは痛い出費となりますが、軽さと扱いやすさで幸せになれます。
この手軽さを知ってしまうと、カーバッテリーに戻れません。
カーバッテリーは重すぎですし、充電に時間がかかりすぎですし、使っていて過放電してないか、気を使います。



ただ、気温が-5℃を下回ると、MPB-52800は動作を停止しますので、そのときはMPB-52800を温める工夫をするか、鉛蓄電池に切り替える必要があります。
スゴイバッテリーは、-10℃近くでも動作し続けました。


天体観測の時のポータブル電源の現時点での結論は、スゴイバッテリーとMPB-52800で行く!です。

(万一、バッテリー切れになったら、予備で持って行くSG-3500LEDでしのぎ、それでもダメなら自動車を発電機として使う)
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2015/01/25 星空観察会ボランティア

2015-01-25 22:01:39 | 天体観測

とうとうこの日が来ました。
学生時代以来、実に7年ぶりのボランティアです。

琉球大学ボランティアサークル員だったんです、僕。

ボランティアでの人との交流が、とても好きです。

いつかきっとまたボランティアをする日が来る。

そう思ってましたが、がむしゃらに走り続けた6年間で、とてもそんな余裕はありませんでした。

近所の知的障害者の作業所を2ヶ所ほど見つけてはいたのですが、当たり前ですが、土日が休業。
ボランティアできませんでした。

7年目になって、やっと少し、生活にゆとりが出てきました。

(その証拠に、このブログの更新回数もうなぎ登りです。)


今回のボランティアは、小学校で開催された星空観察会です。
所属する天文同好会が公民館の依頼を受けて開催しました。
50名弱の親子が集まってくれました。
それに対して望遠鏡も10台くらい集まりました。

こんな感じです。





準備をしているときは曇ってましたが、暗くなってから雲がどきました。

月を見せても、木星を見せても、「わぁ!」と歓声があがりました(^^)
こんなに喜んでくれると、こちらもうれしくなります。

参加者の許可を得て、星空を観察している子どもたちの写真も撮りたかったのですが、今回は初参加ということで、見送りました。
回数をこなしたら、折をみて参加者にお願いしようかと思ってます。


オリオン大星雲も見せましたが、あまりウケがよくありませんでした。
モヤッとした小さな雲にしか見えませんから。

でも実は、オリオン大星雲を眼視するのは、僕自身、これが初めてだったんです(^^;)
今まで撮影だけで手一杯でしたから。


このボランティアを継続することで、僕自身が成長できる余地がたくさんあります。
自分自身のために、続けようと思ってます。

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2015/01/23 ラブジョイ彗星リベンジ失敗。M81、M101

2015-01-25 19:55:34 | 天体観測

金曜日の朝、疲れてました。

「今夜の遠征は体力的にあり得ないな。」


しかし、16時半に開放されました。
こんな珍事はそうあるものではありません。
体は重くとも、心が軽かった。。。

上司より先に職場を去りました。
子どもを保育園に迎えに行き、夕飯の支度をして、家族で夕食を済ませてから、子どもに絵本を2冊読んで、それから栃木の山の上へ行ってきました。


案の定、駐車場はアスファルトがまったく見えないほど一面雪でした。

それだけならよかったのですが、風が強くて積もった雪が舞い上がって撮影できる状況じゃなかった。
なので、早々に諦めて山を下り、麓で撮影してきました。

冬に雪が積もる山なので、登る途中にタイヤチェーンを付けるための広い場所があったりするんです。
そういう場所の一つで、望遠鏡のセットアップをしました。


GINJI-250FNをラブジョイ彗星に向けたときはすでに山の稜線に近く、風が強くて望遠鏡が小刻みに揺れました。

鏡筒が揺れてないときは、こんな感じ。
撮って出しです。




鏡筒が小刻みに揺れるとこんな感じです。




何はともあれ、尾が写る!
稜線に近く、モヤがかかっているにもかかわらず、撮って出しでここまで写ってくれたのですから、運が良かったというべきでしょう。
なんとか8枚コンポジットできるだけ、撮影できました。


ラブジョイ彗星。
風で望遠鏡がブレまくって、使えない画像の大量生産をしたので、星が点線になってます。
小刻みに揺れた画像でも目をつぶって使っているので、星の線の太さが不均一です。
それでも、なんでも、彗星の尾が写った。
最低限のノルマをこなせました。




明日は、小学校で開催される星空観察会のボランティアがあるので、再挑戦というわけに行きません。
明後日は日勤当直なので、不可。
月齢を考えると、これが、ラブジョイ彗星の撮り納めかもしれません。


ラブジョイ彗星が稜線に沈んだあと、スバルを撮影したかったのですが、道路で撮っている都合、空が狭くて木の陰でした。
オリオン大星雲も木の陰。
夜空高く登ってきたのは、北斗七星。
もう決まりですね。

M81 渦巻き銀河。
EOS 60Da + GINJI-250FN, 3分間露出を16枚コンポジット。




M101 回転花火銀河。
EOS 60Da + GINJI-250FN, 3.5分間露出を16枚コンポジット。



回転花火銀河、16枚くらいじゃ、まだまだノイジーです。
せめて64枚くらいコンポジットしないとダメか?
3.5分露出で、失敗作含めて80枚撮るとすると4.7時間。
一晩、M101に捧げないとダメですね。



今回は山麓での撮影ということで、秩父の夜ほど寒くはなかった(-4℃前後)ですが、それでも装備の不足を改めて認識させられる夜でした。
撮影の合間にネットで、雪山登山用のテント内シューズと、電熱ジャケットのバッテリーを自作するための材料を購入しました。

電熱ジャケットは便利なのですが、付属のバッテリーでは容量が小さく、しかも高価なんです。
手持ちのバッテリーで自作すれば、2倍の容量のものを千円ほどで作れます。

ガラクタがまた増えたと、奥さんに怒られそうですが。。。

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2015/01/17 EF-S 55-250mm F4-5.6 IS STMで、ラブジョイ彗星・オリオン大星雲 再挑戦  回転花火銀河 初撮影

2015-01-22 17:21:09 | 天体観測

先週のプチ遠征で、明るい夜空はダメだということがわかりました。


行くなら、暗い夜空です。
天気図やGPV予報をみて、秩父の三峯神社に行き先を定めました。


16:30過ぎに出発。
秩父市内は路肩に雪がありました。
普段、雪を見慣れていないので、違う世界へ来てしまった感がありました。
秩父市内で途中夕食をとって、再出発。


秩父市街地を過ぎると、雪がパラついてました。
これは大丈夫なのだろうか?との不安がよぎりますが、ここまできて戻る手もないでしょう。
現地に行って、後悔することにしました。


山には入ると路面が「白い」。
路面が凍結しています。
うちの車はラジアルタイヤ(夏タイヤ)。
しかも転がり抵抗が低いエコタイヤ。
凍結路面との相性は最悪の部類でしょう。
しかし、ラジアルタイヤもナメたものではありません。
雪面でも実はけっこうイケます。
スノータイヤとか、スタッドレスタイヤの存在すら知らなかった学生時代、真冬に夏タイヤのレンタカーで名古屋を出発、豪雪の白川郷に行ったことがあります。
今思うと、無知がなせる技ですが、実は、一度も困った場面に遭遇しませんでした。
雪の深みにタイヤを取られたり、下りの凍結路面でスリップしたりするのを避ければ、ラジアルタイヤでもそこそこ走れるんです。
「怖ぇぇ」と思いながら運転すれば、なんとかなる場面がほとんどです。
むしろ、スノータイヤを履いていることへの慢心の方が怖いんじゃないかと思います。


(「怖ぇぇ」を通り越して、「無理」と思ったらすぐに履けるようにチェーンは持ってきてあります。)


現地到着が19:30くらい。
雪がパラついていても、幸い、星空が見えました。
しかし、雲が止めどなく流れてゆく。
そして寒い!
車の気温計は-6℃の表示。
エンジンが温かいことを考えると、あと1, 2℃低いのではないでしょうか。


何はともあれ、GINJIを外気になじませるために外に出し、EQ6のセットアップ開始。


先週の撮影で焦点距離1000mmではちょっと拡大しすぎる感があったので、最初にEF-S 55-250mm F4-5.6 IS STMで撮影することにしました。
ズームレンズなので、広角で彗星を探して、ズームすれば、撮影がスムーズですしね。


ラブジョイ彗星自体は簡単に見つかりました。
試し撮りで、尾が写ることがわかりました。
ところが。。。雲がひっきりなしに流れていて、なかなかまともな撮影ができない。

オリオン大星雲の方が雲間からよく見えている。

例によって、オリオン大星雲に浮気しました。


トリミングなし。
EOS 60Da + EF-S 55-250mm F4-5.6 IS STM, f6.3, 124sec, ISO 3200, 16枚コンポジット。


さすがに周辺部は星が丸く写らない。

トリミングしたのがコレ。

画面のかなり中心部であっても、星が丸く写らないということはありますが、それでもコレ、なかなかイケます。
実売3万円弱のレンズにしてはなかなかの写りではないですか(^^)
まあ、これで真剣勝負する気にはなれませんが。。。





続けてEF-S 55-250mm F4-5.6 IS STMで馬頭星雲。
トリミングなし。




馬頭星雲。
トリミングあり。




うーん。
これはイケてないです。
馬の頭があまり形になっていない。
250mm(400mm相当)で馬頭星雲はちょっときびしいようです。



やっと雲が少し減ってきたので、お目当てのラブジョイ彗星。
EF-S 55-250mm F4-5.6 IS STMで、55mmで撮ってみました。




250mmで撮影。
一枚撮りのコンポジットなし。
トリミングしてます。





まもなくラブジョイ彗星が木の枝の陰になってしまったので、AM2時過ぎにいよいよGINJI-250FN登場。


高々と上がってきた北斗七星に望遠鏡を向けます。
まずは久々の子持ち銀河。




子持ち銀河のトリミング。
トリミングすると星のシャープさが今ひとつです。
星の輪郭がキリッとした写真が撮りたいのですが、今まで僕がGINJI-250FNで撮った写真は、ことごとくシャープさに欠けます。





光軸があっていない?
撮影中に風などで鏡筒が微妙にぶれている?
オートガイド精度が悪い?
大気の状態が悪い?(大気の揺らぎがひどければ、どんなに頑張ってもシャープには写らない)
ピントが合っていない?
反射望遠鏡の写りは、もともとこういうもの?



大気の状態が原因であることを期待したいですが、今まであまりシャープな画像を得ていないことを考えると、それを原因としてしまうと、「あきらめろ」というのが結論になってしまうので悲しい。

今、ピント合わせは適当に微動つまみでやっているので、今度、バーティノフマスクでも手に入れてみるかな?


「屈折望遠鏡で撮影したら、実はシャープに写ったりするのか?」などという根拠のない誘惑が心の片隅でささやいてます。




iPhoneのStar Walkで近くを探ると、回転花火銀河M101なる銀河が近くにある。
しかも8等級と銀河にしては明るい。
早速、望遠鏡を向けます。




こ、これは・・・美しい!
しかも、デカイ!
この画像、トリミングなしです。
時刻が進み、空が明るくなってしまったため、8枚しか撮れなかったので、画像処理耐性が低く、ノイジーな画像になりましたが、コレは次回が楽しみです(^^)


月が上がってきました。
月齢26
ピントが合っていないわけではありません。
大気の揺らぎがひどいんです。




久しぶりに地球照に挑戦してみましたが、大気の揺らぎがひどく、期待した写りにはなりませんでした。






撤収中の光景。




帰りはチェーンを付けて山を下りました。

いやぁ、しかし、寒い夜でした。

温かいココアを飲むために、ガスコンロを持って行きましたが、ガス缶が凍り付いて、火が出なくなりました。
こぼした水が数分で氷になってました。
リチウムバッテリーMPB-52800が、機能を停止しました。
家に帰って取り扱い説明書を読むと、使用温度は0-40℃とのこと。
-10℃では動作を停止してしまうようです。
EOS 60Daのバッテリーも、いつになくもちが悪かった。
その中で一人息を吐いたのがスゴイバッテリー。
一晩中、オートガイドを継続してもバッテリー切れになりませんでした。
コレはうれしい誤算でした。



今回の防寒対策です。

上半身
・ユニクロのヒートテックのTシャツ
・ヒートテックのハイネック長袖
・Goldwinのヒートテックみたいな保温機能が付いた長袖(中に着るバイクウェアです)
・電熱ジャケット(ぬくさに首ったけ)
・ユニクロのライトダウンジャケット
・ユニクロのダウンジャケット
・モンベルのゴアテックスのカッパ。
・白金カイロ6つ。

下半身
・ユニクロのヒートテック・エクストラウォーム・タイツ
・ナンガのダウンパンツ
・モンベルのゴアテックスのカッパ

これで、寒さに耐えかねて、自動車の中に退避したくらい寒かった。

突っ立ってると、地面の冷たさがスニーカーの足底から伝わってきて、足から冷えてくる感じでした。

-10℃ちかくまで下がっていたかもしれません。

装備を誤ると、死ねる寒さでした。

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2015/01/10 ラブジョイ彗星

2015-01-11 20:35:45 | 天体観測

職場の手違いで(?)下っ端の僕に3連休が与えられました(^_^;)
ただ、残念なことに、愛車の車検でした。

代車がきましたが、N box(軽自動車)でした。
GINJI-250FNを縦置きで乗せるのは厳しい。
というか、横置きでもちょっと厳しいかもです。
この通り、後ろをフルフラットにしても、宿泊しない装備ですら荷物でいっぱい。
この上GINJI-250FNを乗せるのは、ちょっと苦労しそう。



代車かつ、GINJIなしとあっては、遠征する気力が湧きません。
しかし、ラブジョイ彗星のピークがそろそろ過ぎてしまう。
今まで満月が邪魔して見えにくかったですが、やっと月の出が遅れてきて、見やすくなってきたというのに。。。

仕方がないので、SD80ALを持ち出しました。
あと、星野撮影の機材でどう写るか、試してきました。

行き先は渡良瀬遊水池。
一時間弱でたどり着けます。

現場に19時ころ到着。
渡良瀬遊水池、やはり空が明るいですね。
ラブジョイ彗星、5等級だと聞いていますが、肉眼ではまったく見えません。
彗星を見るなら、もっと暗い夜空でみたいな、と思いながらのスタートでした。

まずは、EOS 60Da + EF-S 55-250mm f4.0-5.6 IS STMでオリオン大星雲を写してみました。
こんなに空が明るいのにCLSフィルターがEF-Sレンズと干渉してしまって取り付けられませんでした。




思ったよりは写りました。
これだけ写るなら、暗い夜空でどんな写りをするか、ちょっと期待してしまいます。

さて、次はラブジョイ彗星。

空が明る過ぎて見えないので、位置が今ひとつわからない。
が、今、取り付けているのはズームレンズです。
だいたい牡牛座の方向にレンズを向け、55mmでまず撮影し、彗星を画面中心に持ってきて、250mmにして撮影しました。
ズームレンズは単焦点に比べて画質が劣るのかもしれませんが、こういうときは便利ですね。

慣れない撮影の仕方をしたせいか、F値が14になっているのに気付かず。。。



よぉぉぉくみると、シッポが少し見えます。

できたら、派手にシッポを引いてほしかったなぁ。。。。

お次ぎはSD-80AL。




こちらはシッポがまったく見えず。




結局車検が終わって車が手元に戻ったのが1/11の20時近く。
月の出が22時半なので、もはやタイムオーバー。
1/12は、翌日に仕事を控えているので遠征は無理。。。


来週末に賭けますか。。。。
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2015/01/02 月 (撮り初め)

2015-01-03 21:35:30 | 天体観測


月。
SD-80ALとEOS 60Daにて撮影。




SD-80AL(アクロマート)。
バーダープラネタリウム製フリンジキラーとムーン&スカイグローフィルター

今年の取り初め。
今年はどんな写真が撮れるか、楽しみです。

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2014/12/31 GINJI-250FNの主鏡洗浄、初挑戦!

2015-01-03 19:19:57 | 天体望遠鏡

GINJI-250FNを購入して、1年と半年が過ぎました。

さすがに、主鏡にゴミが目立つようになりました。

普通にみただけでは、そんなに汚れが目に付かないにせよ、真っ暗な夜空の元、懐中電灯で主鏡を照らすと、かなり目に付きます。

でも、主鏡を取り外すなんて、ちょっとハードルが高そうに感じてました。

あるとき、そのことを天文同好会のメンバーに言ったら、

主鏡を取り外さなくてもよい。
鏡筒周囲のネジを外せば、主鏡を支えている部品ごと取り外せるので、その状態で洗えばよい。


と言われました。

そのことを思い出し、その通りにしてみました。



この通り、簡単に外れました。




元に戻せるよう、ネジのところにマジックでマーキングしてから、外しました。

主鏡ユニットを外した後の鏡筒。




外した主鏡ユニット。
実はこれ、洗浄前です。
パッとみ、キレイです。
(汚れのように見えるのは、天井の壁の模様です)




主鏡を支えている部品が水や洗剤で濡れるのはイヤだったので、洗面台の端にたたんだタオルを敷いて主鏡ユニットをその上に起き、主鏡面を洗面台の底に向けて傾けて洗いました。
用いた洗剤は、皿洗い用の中性洗剤。
うちの洗面台の蛇口は、引っ張るとホースで伸びるタイプなので、鏡面を斜め下に向けて洗うのが楽でした。


それでも主鏡を支える部品が少し濡れたので、主鏡洗浄後にヘアドライヤーで乾燥させて、あとは元に戻すだけでした。

意外なほど、簡単に終わりました (^_^)



大晦日に念願の主鏡洗浄をこなし、気持ちよく一年を終われたのでした (^^)



(洗浄直前に撮影した)月。



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2014/12/30 月の撮影と、月光下のオリオン大星雲

2015-01-03 15:42:34 | 天体観測

EQ6proに乗せたGINJI-250FNとEOS 60Daで撮影。
川口市の自宅アパート前



これが撮りたかったわけではないんです。
(撮りたくなかったわけでもないのですが。。。)

月の表面の動画をQHY5L-2で撮影してみたかったんです。

動画撮影して、それをレジスタックスで処理したら、どんな絵になるのか

もしこれがうまくいけば、次は同じ手法を用いた木星撮影が控えています。


ところが、雨上がりとあって、ものすごいゆらゆら画像になりました。

これはいくらなんでも厳しい。

今夜は運がなかったか。。。


でも、EQ6proをセットアップしたのに、このまま撤退するのも悲しい。

オリオン座が高く登っている。

月明かりの元でオリオン大星雲がどんな画像になるかは、知っているつもりです。

が、画像処理で試してみたいことを思いついたので、月光バリバリの夜空のオリオン大星雲を撮影してみました。


撮って出しを8枚コンポジットしたのがコレ。




あれこれフォトショでいじってみた結果が、コレ。




試してみたかった画像処理というのは、以下の通りのものです。

コンポジットした画像の端っこの夜空の色をスポイトツールでゲット。

新しいレイヤーを作り、スポイトツールでゲットした色一色で塗りつぶします。

次に、元画像と、「差の絶対値」のレイヤー処理をする。


そのあとにトーンカーブをいじる。


こうすると、月光の影響をある程度キャンセルできないか?と、ふと思ったんです。

が、結果はこの通り、普通のオリオン大星雲にはなりませんでした。

それでもまあ、今まで撮った、月光下のオリオン大星雲の中では、最もマシな写りのような気がします (^_^;)

んー。

一応、光害地、埼玉県川口市でこれだけ写るんですね。

川口市で、新月の時に撮影したら、どうなるんだろう?


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2014/12/29 EQ6proで星野撮影をする準備

2015-01-03 14:25:10 | 天体観測


この年末年始、7連休を頂きました。
夏休みを除くと、これほどの大型連休を頂いたのは、学生時代以来の出来事です。
ああ、幸せ。。。


初日は技能資格試験だったのですが、それも無事に終わりました。

来年の専門資格試験に向けて、足固めができて、気持ちよく連休に突入したのでした。

奥さんが、僕の連休が始まる前日から5日間、子どもを連れて旅行に出かけてました。


これは、チャンス到来です!


が、天体観測するには、月が明るい。
おまけに、なかなかスッキリと晴れてくれない。


じゃあ何をするか。


沖縄へ行こう!
今年は沖縄へ行っていない。
行きたい!

しかし、そこまでの体力・気力がありませんでした。



そこで、普段、なかなかできなかったことをまとめてやりました。



まずは、行こうとしてなかなか行けてなかった、散髪!

次に、念願のズボンとヒートテックの下着購入!

ここ数年、iPhoneで撮りためた子どもの写真の印刷!

提出期限が迫った書類作成!

歯科受診!
もう丸5年、歯科を受診していない!
歯石がたまっているに違いない!
が、年末年始で、これは結局、お預け。

1999年に購入したノートパソコンの廃棄!
(パソコンのリサイクル法が施行されて、それ以前に購入した古いパソコンを捨てるには手続きが必要になりました。なかなかその暇を確保できずに数年が経過していました。。。)

手に入れる屈折望遠鏡の選択。
(あまり進みませんでした。)

次に買う、フルサイズ一眼レフの検討。
D750みたいにチルト液晶もしくはバリアングルがよい。
しかし、キャノンにそれに当たる機種がない。
EOS 6Dはスマホでピント調整ができるとのことだが、天体望遠鏡のピント合わせに使えるかというと、やはりちょっと心許ない。
ネットのうわさでは、2015年に発売予定(正式発表ではない)EOS 6D mark2は、チルト液晶になるという。
これが発売されたら、買うことに決定しました。


あと、ノートパソコンのステラナビゲータでEQ6proをコントロールするユニットのテスト。
(結局、うまく機能してくれませんでした。)

そして、星野撮影の機材セットアップ!

EQ6proで星野撮影するための機材を組んでみたいと前々から願いながら、その時間を確保できずに過ごしてきてたんです。

そのチャンスがやっと訪れたというわけです。

星野撮影ですので、オートガイドは基本的に必要ないような気もするのですが、最初に試したいレンズが暗いEF-S 55-250mm F4.0-5.6 IS STMなので、一応、オートガイドもつけたい。

機材は、今あるもので何とかしたい。
(これ以上、機材を増やしたくない)

最初に組んでみたのがコレです。



しかし、これだと前後のバランスがとれない。

ので、もう一度組み直したのが、コレ。




これなら、前後左右、バランスがとれます。

QHY5L-2のUSBコードが自由雲台と干渉してしまうため、L型 USB B端子をこのあとに購入しました。

また、結露防止対策のために、EF-S 55-250mm F4-5.6 IS STMのフード、ET-63と、EF 50mm F1.8のフード、ES-62も購入しました。
純正フードだけでは、結露防止効果はおそらくおまけ程度なので、このフードに付ける延長フードを自作しようと思ってます。


このシステムには問題があります。

カメラのレンズを正面に向けると、自由雲台QHD-33Qの高さが足りず、ガイドスコープリングの調整ネジが、レンズの視野に入ってしまうんです。



EF-S 55-250mm F4-5.6 IS STMならいざ知らず、EF 50mm F1.8のときは、レンズをそれなりに上に向けてやらないといけません。

まあ、それでもなんでも、このシステムでどんなものが写るのか、楽しみです(≧▽≦)

早く、次の新月期、来いやぁぁ!

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