青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

北帰行 被災地へ

2011年11月26日 21時28分16秒 | 青い空の日は旅立(全般)
(続き)

津波被災の状況を、自分の目で知りたいと思いました。

伊豆沼から西へ進むと、南三陸町に出ました。一面、瓦礫です。ポツンと営業しているコインランドリーの駐車場にクルマを置いて、1時間弱歩き周りました。
 南三陸町
病院と後ろのスーパーは、廃墟です。

潮の香りが漂ってきます。海岸に出ます。

壊れた防波堤
防波堤には、「汚すまい この海 この浜 この港」の文字が。
当時は、海も私たちが支配できる(と思える)自然だったのですが。。

作業員さんが、ポツポツと見られる他は、人は歩いていません。行きかうクルマもまばら。戦地のやけ跡。
しかし、残った鉄筋の建物以外の瓦礫は整理が進んでいるようです。

南三陸町を後に、海岸沿いにくねくね道を進みます。修復は終わっていますが、ところどころに盛り上がって段差ができた箇所があります。

女川町の漁港付近も一帯が廃墟になっています。

石巻は、南三陸町よりももっと広範囲に廃墟になっています。
 石巻市
しかし、地続きの石巻市でも、無傷のところもけっこうあり全市壊滅というわけではありません。何がこうも明暗を分けるのかわかりません。

海岸沿いはどこもそうかもしれませんが、水没した地域では、海面と地面の高さに殆ど差がありません。これは津波がきたらひとたまりもない。その意味では、ここには住居は、残念ながらもう建てるわけにはいかないでしょう。

そうこうしていると、奥松島、松島市街へ。4年ぶりです。
 松島
松島の空と海は、どこまでも、ただ青い。


仙台市内に入りました。
 仙台市
定禅寺通はそのまま。また、歩いてみたい。

仙台市街を通過して、市の南西にあるスーパー銭湯へ来ました。
 今晩の私のネグラ
えらい派手目の複合レジャー施設です。
「フロの日」ということで、通常600円のところ、本日は390円です。

今日は、バードウオッチング、被災地へと忙しかった。今晩はここでゆっくりしたいと思います。

そして、明日一路帰ろう。

はぐれマガンにも、帰る場所があるのは良きこと哉。


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北帰行 伊豆沼マガンの飛び立ち

2011年11月26日 08時32分39秒 | 青い空の日は旅立(全般)
11月26日(土)
マガンの飛び立ち観察ブログの中には、「夜明け前にマガンは鳴いていた」と書いてあります。しかし正確には、マガンは夜明け前どころか、夜中じゅうクエー、クエー鳴いています。

昨晩は、沼に隣接した駐車場で寝ました。暗くなっても鳥が鳴きやまない。「今日の餌場の話で盛り上がっているのだろう」と感心していました。ところが、真夜中に目が覚めたときも相変わらずないているのですね。もちろん全員ではないでしようが、数種の鳴き声が絶え間なく聞こえてくるのです。

朝の5時ごろ、いっそう鳥の鳴き声があふれる中、沼の西側堤防へ行きました。


夜明けを待つ白鳥

堤防の左端には丸くなった、白鳥の影が数多く見えました。

まだ、薄暗いときに昨夕の水門あたりの遠くで、グオーという地響きみたいな音とともに、一斉にマガンが飛び立つおびただしい鳥影が見えました。


マガンの飛び立ち

これは、西側堤防に近いほうから、飛び立ったときです。このときも羽音が響きわたりました。生命の乱舞ですね~。
しかし、そのあとは三々五々の飛び立ちに終始しました。(文句を言っても、マガンに責任はありませんが)





どこへ、どこまで飛んで行くのだろうか~。はぐれずに戻ってこいよ~。


冒頭の白鳥たちです。きれいですね。ここでの越冬中にカップルが成立し、ロシアに戻って繁殖するということです。


皆さん、大きなレンズのカメラを据えて、ズラーっと並んで撮ってました。
首からコンパクトデジカメをぶら下げて、ぷらぷら堤防を歩いているのは私だけでした。

8時前には切り上げて、駐車場に戻り、ようやくゆっくりコーヒーが飲めました。


伊豆沼サンクチュアリーセンターの外観と内部

9時の開館を待って、サンクチュアリーセンターへ再度出向き、また昨日のスタッフの方に色々教えてもらいました。
このQ&Aは、帰宅後記しましょう。


さあ、三陸海岸へ行こう。自分の目でみてみよう。


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