青い空とわたし

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群馬小野上・十二ヶ岳登山

2013年06月09日 22時13分23秒 | 同上 (山歩き)
6月8日(土)

朝6時半に目を覚ます。夜中には少し雨が降ったようだ。

まだ雨がぱらついているので、ゆっくり川面を見ながら朝食を食べているうちに、雨はあがった。



▲ 9時前に駐車場を出発。隣接するグランドにゲートボールをする人の乗用車が並んだ。




▲ 小野上温泉駅からスタート。原三叉路というところから、十二ヶ岳登山道を山へ向かって北上する。 しばらくはこんな農道が続く。

向かいにこれから登る三つの山、小野子三山が目に入る。
先ず、真ん中の中ノ岳1153mへ、そのあと右側の小野子山1208mへ向かう、そして中ノ岳へ戻って、
左の十二ヶ岳1200mへ進む。 その後同じ道を下山してくるというコ―スだ。





道端には、野仏(のぼとけ)もポツポツとある。その中で興味深かった仏(道祖神)を二つ。



▲ 左側:右の男神が酒盃を持ち、左の女神が酒壺を持って立ち並ぶ。1762年の銘。
  右側:男神と女神が、互いに肩に手をかけている。ほとんどすり減って判読しにくいが、肩の辺りを触ってみると、確かに手で盛り上がっているのだ。
ほのぼのとする、道祖神だ。 「仲良きことは美しき哉」(武者小路実篤)だ。




▲ だいぶ歩いて、浄水場を過ぎるところから山道らしくなる。このあとずっと杉並木が続く。



▲ 水場で、私を追い抜いていったトラックが停まっていた。年輩のご夫婦が湧水を、アサヒの生缶に汲んでいた。生缶といっても、あの大きいアルミ缶に何本も。
お聞きすると、元この村の方。この水で煮炊きをするとおいしいのだとか。ご飯はいつまでも、テカテカなんだって。 ためしに飲んでみると、無味無臭の水だけど、水のアト口がつるっと舌先に残って喉に入った。帰り汲んで帰ろうか。




▲ うっそうとした杉林を過ぎるて、中ノ岳山頂に近くなると山ツツジが咲いていた。花びらが山道に散ってきれいだ。




▲ 中ノ岳山頂に到着。見通しはない。12時を過ぎ、出発から3時間超たっていた。数名の方がグループで食事をされていた。小野子山からここへ来たようだ。私もはらぺこ、昼食だ。



▲ グループの方が、余分がありますので、と言って私にトン汁をくれた。山で、汁モノを食べるのは初めて。若干固い昨日のコンビニ弁当と、熱いトン汁は相性がいいね。おいしかった。

食事後、小野子山の方へ進む。しかしグループの方に言われたように、いったん下へ相当下ったあと、また小野子山へ登攀する地形が前方に見えた。ここを往復するのは気が萎える。ダメだ。止めた。

小野子山は止めて、このまま十二ヶ岳へ向かおう。小野子三山でなく二山にしとこ。




▲ 30分ほどで、十二ヶ岳山頂に到着。ここは、パノラマの見晴だ。




▲ 今、来たところの山を振り返ってみる。
右から行き損ねた、小野子山。中ノ岳。そして背後に子持山も見える。


そして、この山頂の南側には、榛名山の山並みが広がる。



▲ 山の左側の上のすそには、伊香保温泉街が固まって、うっすら見える。




▲ 山頂の北東には、奥白根、武尊山、谷川岳と連なるのが見えた。


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▲ ご満悦の人。ほどなく到着したグループの方が撮ってくれた。


さあ、下ろう。帰りは来た道ではなくて、大回りだがこのまま左側を進行して、下ろう。



▲ 帰りは、ブナの樹が現れた。この時期、若葉でいっぱいのブナ。




▲ 上を見ると、ブナの若葉から木漏れ日が・・。
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登山口の駐車場に到着。



▲ グループの方は、ここにワゴンを予め停めていた。乗ってきませんか、とお誘いをいただいた。 ありがとうございます。
しかし、まだ歩き足りないと思ったのか、気恥しかったのか、ま前者だが、「まだ寄るところがありますので」と、歩いて下山することにした。
目指した「古城台散策道」もコースを間違えて、結局さらに1時間歩くのだが。



▲ この登山口の駐車場に絵地図があった。ここは左上の「現在地」。ここから左下の小野上温泉駅までくだるのだ。結局、小野上温泉駅出発で、逆時計回りに周ったのだ。ごくろうさん。


午後4時過ぎに、河川敷の駐車場に戻ってきた。朝、9時出発だから7時間の山行か。下りが多かったからか、トン汁を食べたからか、たいして疲れてないなあと、強がってみせるSoraだった。


おう、皆さんいっぱい集まっているじゃあないか!!



【続く】