青い空とわたし

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夏山っ2 尾瀬・至仏山登山

2013年08月10日 17時34分33秒 | 同上 (山歩き)
8月9日(金)

赤城高原SAにて車中泊の朝。5:30AM 起床

6時にはSAを出て鳩待峠に向かう。朝はたいていクルマの中でゆっくりする私がこんなに早く出発するのは珍しい。尾瀬入り口の鳩待峠の駐車場(120台)は、8時頃には満車になると管理先から聞いていたからだ。



▲ 甲斐あって(笑)駐車場には7時AMに到着。ここで、朝食、山歩きの準備をした。8時前には満車になってロープが張られた。




▲ 鳩待峠の入り口は駐車場から上へ歩いてすぐのところ。
この峠から、どんどん下ると45分ほどで尾瀬ヶ原へ出るのだ。8:20AM出発。




▲ まもなく下のロッジ、山荘へ食料品等を運ぶ歩荷(ぼっか)さんに出会った。「お疲れさんでーす」
朝早いうち、涼しいうちに運ぶのだろう。3人のぼっかさんを追い越した。




▲ 最初の15分ほどは下り坂だが、あとはほぼ平坦な木道を歩く。
水芭蕉は遅くとも7月初めまでで、今は大きな葉っぱだけが群生している(右写真)。


鳩待峠~山ノ鼻までで見かけた、名も知らねど花シリーズ;







▲ 1段左と2段左の紫の花は同じかもしれない。下に向かってラッパ状に開いているのと、つぼんでいるのと違う種かもしれない。この花が尾瀬ヶ原でも、最もこのシーズンよく見られる花のようだ。
3段右の、白い花は先週の西穂独標登山時にも見かけた。




▲ 今まで左横に流れていた川上川を横切る橋を渡ると、もう山ノ鼻に近い。
流れる水はきれいだ。水浴びしたいくらいだ。




▲ 尾瀬ヶ原の西の拠点、山ノ鼻に到着。9:00AM
ここには、ビジターセンターと、この至仏山荘のほかに2つのロッジがある。
平日だからか人気(ひとけ)は少ない。明日はごった返しているだろう。



▲ かけてあった温度計を見ると22.5度。歩くと暑いという感じか。


さあ、尾瀬ヶ原を歩こう。



▲ ここ西端の山ノ鼻から東端の見晴(みはらし)まで6kmまでの湿原地帯、それに北部の東電小屋の辺りをいれた湿地帯が、尾瀬ヶ原とよばれて尾瀬の中心地だ。

山ノ鼻から見晴まで歩けば2時間かかる。ここは本州最大の高層湿地帯なのだ。




▲ 東端に向かって歩くと、正面に見えるのが燧ケ岳(ひうちがたけ)2346m だ。今は、遠くでかすんでいるが。
尾瀬の景色の写真は、たいていこの方角を撮ったもの。本当に「遥かな尾瀬」だと思う。

そして、山ノ鼻から今歩き始めた背後に拡がるのが、



▲ そうこれ、至仏山(しぶつさん)2228m だ。今日は、このあとこの山に登るぞ!




▲ 尾瀬の池塘(ちとう)。湿原の泥炭層にできる池沼のこと。尾瀬にはこの大小の池塘があり、水芭蕉が咲くことが多い。池塘の中で切り離されたのが、唱歌にもあった浮島(うきしま)♪。




▲ 食事をする人たちも。


さて尾瀬ヶ原での、名も知らない花シリーズ2;



▲ 左と右は違う種。左のハーブ状の濃い紫。右のは、あっちこっちで一番群生していた。


東電小屋へ向かう牛首分岐まで尾瀬ヶ原を歩こうかと思ったけれど、9時半になったし。



▲ 至仏山を振り向くと、最初山頂に少しかかっていた雲もとれた。
登り始めるのが遅くなると、西穂独標の時みたいに山頂に到達したときには、何も見えなかったりして・・ ほら、今なら山肌に登山道も茶色に見えるじゃないか。



▲ 至仏山をズームアップすると、ほぼ直線的に山頂に向かう赤茶けた山道が見える。
標高差841mある。あんなところ登れるのかよ。登れたらたいしたもんだ(笑)。

とにかく山ノ鼻に戻ろう。

山ノ鼻から登り始めたらもうここへは戻ってこない。山頂からは直接、今度は鳩待峠へ向かうからだ。
で、山ノ鼻山荘の売店で買い求めたのが、コレ。花豆ソフトクリーム



▲ どっちがホンモノのソフトか? (左は売店前の張りぼてだよ)
でも、山へ登る前からソフトクリームを食べてどうするんだよ。普通は、アトだろう?

花豆(べにばないんげん豆)を練り込んだソフトは、ここでしか食べれないと思って食べたのですが・・。ソフトにざら付きがあって、割とあっさり系のソフトでいいんじゃないですか。500エンは高いと思うけれど。

さあ、ソフトも食べて(笑)準備がととのった。いよいよ、至仏山へ登ろう!
そして、尾瀬ヶ原を上から眺めよう!


【続く】