【続き】
8月9日(金)
花豆ソフトを食べてますます元気が出てきた。出発!
▲ 研究見本園に入っていく。ここから至仏山へ向かうのだ。9:45AM
▲ 研究見本園の湿原の向こうには至仏山。その登り口はしばらく樹林帯が続くようだ。
樹林帯をくぐって、山肌を登攀していくということか。
▲ 左写左:樹林帯の登山口。登り専用と掲示がある。このルートは岩の急坂、下る時に滑りやすく下りは禁止されている。しかし、まもなく下りてくる3人組に出会った。聞いてみると、具合の悪くなった仲間を山腹で救助のヘリに乗せたあと下ってきたのだとか。
そういえば、1時間ほど前からヘリコプターが山腹でホバリングをしていたので、自衛隊かなんかの訓練だろうと思っていたが、救助ヘリだったのだ。(気をつけねば。どう気を付けるの?)
写真右:私は今日はいたって軽装で来ている。decoの町中リュックに、500mlペットボトル3本と朝買ったコンビニ弁当と上下の雨具ウェアとストック1本、ケータイだけだ。至仏山をなめているわけではないが、今日は天気の急変はない。ルートも単純、初めてだけど間違えない。という判断?があったから。それに、ここは人気(にんき)があるから人がいる(笑)。
薄暗く、前日の雨でうっとおしい樹林帯は抜けた。
▲ ここからは岩が露出した、急坂がずっと続く。
でもそれなりの高さまで上がってきたので、下を振り向くと、尾瀬ヶ原が眼下に見える!!
▲ 正面の山はもちろん、燧ケ岳。いつかあそこも登ってみたい。
▲ 尾瀬ヶ原を少しズームアップする。
手前が山ノ鼻。中途に狭まった牛首。はるか向こうに(燧ケ岳を見晴らすという意味での)見晴。見晴の山小屋が白い点になって見える。あそこまで6km。2時間の道のりだ。白い木道がえんえんと続いているのも見える。
9月になれば、この湿原は薄緑色が全部、赤茶色に模様替えするはずだ。
▲ だんだん森林限界っぽく、低木だけになってきた。
▲ この蛇紋岩という、蛇の皮というか亀の甲羅みたいな、薄緑色した岩が滑りやすいのだ。要注意。
▲ もう2/3ほど上がってきただろう。木の階段に変わってきた。
▲ 至仏山の頂上らしいところが見えてきた。
▲ このあたりで、ピンク色のずいぶん可愛らしい花が群生している。
▲ 尾瀬ヶ原を見やるだけでなく、左側の横にはこんな緑の草原状のところが広がっていた。浅間山の草すべりみたいだ。
さあここで、山腹でみかけた名も知らねど花シリーズ3を;
▲ 1段左と3段左の丸い花が、優美だった。
▲ 頂上まであと少しだ。
▲ 至仏山頂上トーチャコ。12:45PM ちょうど3時間要した。
方位確認。ここでは、四方のパノラマが楽しめる。
▲ 東にはもちろん、尾瀬ヶ原。
▲ 西は水上町の方面。向こうに、奈良俣(ならまた)ダム湖が見える。渇水で半分くらいしか水が無いはずだ。
頂上には3,4組の人達が思い思いの弁当を広げて、パノラマ風景とともに楽しんでいた。
私も、おにぎりセット弁当を、ゆっくりゆっくり食べましたよ。
風もなく、暑くもなく、リラックス。30分ほど滞在。
さあ、下山しようか。リュックがずいぶん軽くなってしまった。
下山は登りとは別ルート。
小至仏山、オヤマ沢田代というところを経由して、巻くようにして鳩待峠へ戻る。
登りはほぼ直線で、2.9kmの道のりだったが、下りは5.5kmのう回路だ。距離は長くなるが降りるのは楽になるはずだ。
出発。
▲ まず、前方の小至仏山2162mを目指して下る。
▲ 下りの中途で振り向くと、至仏山の丸いピークが見える。ここはホント山全体の眺望がいい。
▲ ほどなく、小至仏山の頂上に。ここは狭い岩場だ。
そのまま通り抜ける。
▲ 岩場が終わって、木道になってきた。左側に白い花が群生している。
▲ ズームしてみると、こんな白い穂状の花だ。
▲ 尾瀬みたいな小湿原も通った。
▲ これはワタスゲだ。白い果穂が風になびいている。
あとは、ただひたすら緩い坂を歩くだけ。でも、時間はあるから急がない。
▲ 鳩待峠の登山口に戻ったのが、15:19PM。
至仏山自体の山行は5時間半ほど。尾瀬も入れて、朝出発して7時間ほどの歩きとなった。
体調も問題なし。今回もよくやりました。
▲ おっ、なんだここにも花豆ソフトがあるじゃないか。
▲ 鳩待山荘前のこの駐車場は、登山者用のバスの発着所になっている。7月のマイカー規制期間中は、戸倉からこのバスに乗らざるをえない。今日は、マイキャンピングカーだから楽だ。このまま帰ればよい。
白沢の道の駅で温泉に入って、明日帰ろうかと思ったが、今日は早いし近い。直帰しよう。
午後8時ごろ無事帰宅。
今回の行程;
鳩待峠 ⇒ 山ノ鼻 ⇒ 尾瀬ヶ原 ⇒ 至仏山 ⇒ 鳩待峠
A自宅 ⇒ B赤城高原SA ⇒ 鳩待峠
了
関連過去日記 : 薫る 尾瀬沼・水芭蕉・燧ケ岳 2012年6月8日
夏の思ひ出1(尾瀬)2011年7月1日
8月9日(金)
花豆ソフトを食べてますます元気が出てきた。出発!
▲ 研究見本園に入っていく。ここから至仏山へ向かうのだ。9:45AM
▲ 研究見本園の湿原の向こうには至仏山。その登り口はしばらく樹林帯が続くようだ。
樹林帯をくぐって、山肌を登攀していくということか。
▲ 左写左:樹林帯の登山口。登り専用と掲示がある。このルートは岩の急坂、下る時に滑りやすく下りは禁止されている。しかし、まもなく下りてくる3人組に出会った。聞いてみると、具合の悪くなった仲間を山腹で救助のヘリに乗せたあと下ってきたのだとか。
そういえば、1時間ほど前からヘリコプターが山腹でホバリングをしていたので、自衛隊かなんかの訓練だろうと思っていたが、救助ヘリだったのだ。(気をつけねば。どう気を付けるの?)
写真右:私は今日はいたって軽装で来ている。decoの町中リュックに、500mlペットボトル3本と朝買ったコンビニ弁当と上下の雨具ウェアとストック1本、ケータイだけだ。至仏山をなめているわけではないが、今日は天気の急変はない。ルートも単純、初めてだけど間違えない。という判断?があったから。それに、ここは人気(にんき)があるから人がいる(笑)。
薄暗く、前日の雨でうっとおしい樹林帯は抜けた。
▲ ここからは岩が露出した、急坂がずっと続く。
でもそれなりの高さまで上がってきたので、下を振り向くと、尾瀬ヶ原が眼下に見える!!
▲ 正面の山はもちろん、燧ケ岳。いつかあそこも登ってみたい。
▲ 尾瀬ヶ原を少しズームアップする。
手前が山ノ鼻。中途に狭まった牛首。はるか向こうに(燧ケ岳を見晴らすという意味での)見晴。見晴の山小屋が白い点になって見える。あそこまで6km。2時間の道のりだ。白い木道がえんえんと続いているのも見える。
9月になれば、この湿原は薄緑色が全部、赤茶色に模様替えするはずだ。
▲ だんだん森林限界っぽく、低木だけになってきた。
▲ この蛇紋岩という、蛇の皮というか亀の甲羅みたいな、薄緑色した岩が滑りやすいのだ。要注意。
▲ もう2/3ほど上がってきただろう。木の階段に変わってきた。
▲ 至仏山の頂上らしいところが見えてきた。
▲ このあたりで、ピンク色のずいぶん可愛らしい花が群生している。
▲ 尾瀬ヶ原を見やるだけでなく、左側の横にはこんな緑の草原状のところが広がっていた。浅間山の草すべりみたいだ。
さあここで、山腹でみかけた名も知らねど花シリーズ3を;
▲ 1段左と3段左の丸い花が、優美だった。
▲ 頂上まであと少しだ。
▲ 至仏山頂上トーチャコ。12:45PM ちょうど3時間要した。
方位確認。ここでは、四方のパノラマが楽しめる。
▲ 東にはもちろん、尾瀬ヶ原。
▲ 西は水上町の方面。向こうに、奈良俣(ならまた)ダム湖が見える。渇水で半分くらいしか水が無いはずだ。
頂上には3,4組の人達が思い思いの弁当を広げて、パノラマ風景とともに楽しんでいた。
私も、おにぎりセット弁当を、ゆっくりゆっくり食べましたよ。
風もなく、暑くもなく、リラックス。30分ほど滞在。
さあ、下山しようか。リュックがずいぶん軽くなってしまった。
下山は登りとは別ルート。
小至仏山、オヤマ沢田代というところを経由して、巻くようにして鳩待峠へ戻る。
登りはほぼ直線で、2.9kmの道のりだったが、下りは5.5kmのう回路だ。距離は長くなるが降りるのは楽になるはずだ。
出発。
▲ まず、前方の小至仏山2162mを目指して下る。
▲ 下りの中途で振り向くと、至仏山の丸いピークが見える。ここはホント山全体の眺望がいい。
▲ ほどなく、小至仏山の頂上に。ここは狭い岩場だ。
そのまま通り抜ける。
▲ 岩場が終わって、木道になってきた。左側に白い花が群生している。
▲ ズームしてみると、こんな白い穂状の花だ。
▲ 尾瀬みたいな小湿原も通った。
▲ これはワタスゲだ。白い果穂が風になびいている。
あとは、ただひたすら緩い坂を歩くだけ。でも、時間はあるから急がない。
▲ 鳩待峠の登山口に戻ったのが、15:19PM。
至仏山自体の山行は5時間半ほど。尾瀬も入れて、朝出発して7時間ほどの歩きとなった。
体調も問題なし。今回もよくやりました。
▲ おっ、なんだここにも花豆ソフトがあるじゃないか。
▲ 鳩待山荘前のこの駐車場は、登山者用のバスの発着所になっている。7月のマイカー規制期間中は、戸倉からこのバスに乗らざるをえない。今日は、マイキャンピングカーだから楽だ。このまま帰ればよい。
白沢の道の駅で温泉に入って、明日帰ろうかと思ったが、今日は早いし近い。直帰しよう。
午後8時ごろ無事帰宅。
今回の行程;
鳩待峠 ⇒ 山ノ鼻 ⇒ 尾瀬ヶ原 ⇒ 至仏山 ⇒ 鳩待峠
A自宅 ⇒ B赤城高原SA ⇒ 鳩待峠
了
関連過去日記 : 薫る 尾瀬沼・水芭蕉・燧ケ岳 2012年6月8日
夏の思ひ出1(尾瀬)2011年7月1日