青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

Hakuba47/五竜の青い空

2015年01月21日 00時19分27秒 | 同上 (スキー)
1月18日(日)

関越道・高坂SAでの車中泊の朝。4時15分起床。

この二人↓が私を4時45分頃に迎えにきた。
彼等の乗用車に乗り換えて高坂SAを5時出発。

今日は、新潟も信州も晴れだが、より西側の方が晴天率が高いだろうと、車内会議で白馬方面に行くことに。




▲ 7時半ごろにHakuba47/五竜スキー場の、47側へ到着。
空はまだ雲っており、小雪がチラホラと舞っていた。

同僚紹介。右が31歳のI君。左がY君40代。
Y君とは昨シーズンは八海山へ行った。その前は志賀。毎年どこかへ一緒に行っている。





▲ I君はまずスキーレンタルショップへ。ウェアもスキー道具も全部借りた。
毎年3,4回はスキーに行くのに自前のものは持っていない。
身長が187cmもあるI君、小さい時から「この子は何を着せてもすぐ着れなくなってしまう」と嘆かれながら育ったようだ。そのトラウマでか、ウェア、道具を買ってもすぐ使えなくなるのではと思うらしい(笑)。

毎回約8千円のレンタル料を払うくらいなら、買えよ。31歳ならもうこれ以上は大きくならんだろうに。

一方、スポーツ万能のY君も身長176cmで大きい。
私なんか、彼らのあいだでは子供みたいなものだ。

さあ、準備はできた。いくぞ。



▲ 空はまだ雲っている、太陽も山影だ。

寒いねー。




▲ まず中腹あたりで、足慣らしだ。私は今シーズン3回目の滑走だが、彼らは初回だ。

もっとも、Y君にとってはスキーは自転車と同じで、初滑りであろうがなかろうが関係ないが。




▲ 二人には先に行ってもらう。

初級だというI君も、全くの初心者ではないようだ。それなりに降りていったよ。




▲ 雪は前日そんなに降らなかったようだが、ホロホロ雪でもちろんイイ。

調子にのると、どんどんスピードがあがる。




▲ まもなくI 君がこけた。

空は曇天から、青空に変わってきた。

気持ちがいいなあ。




▲ ゲレンデ右横に見える五竜、白馬の山並みは、最初上がってきたときは雲がかかって全くみえなかった。

が、ようやくその白い美しい姿を少しづつ現してきた・・・・




▲ ルート3・最上級・Expertだって。

ふむ、ふむ。

行くよ。





▲ 要は不整地だ。コブもまだできていないし、滑りにくいだけだ。




▲ 調子よく滑っていたY君もこけた。


******


頂上のレストランで食事するつもりだったが、頂上へ上がるリフトが「風で」ということでいつまでたっても動かない。
しょうがないので、中腹のレストランへ11時ごろに入った。




▲ 二人は、ゲレンデ定番カツカレーとビール。私は、ジャンボバーガーみたいなもの。

実は、我々はまだ朝食を食べてなかった。のでこれはブランチだ。
来るときコンビニで朝食を調達のつもりだったが、コンビニがなかったので・・ 食べなかった。
(バカだねー)



▲ 外が眺められる良い席だった。

11時過ぎなのに、レストランは全く混んでこない。
楽でいいけど。


ゆっくりブランチをとったあと、外に出てみると、すっかり雲はとれてピーカン青空。



▲ Ohhh・・・ゴツゴツと男性的な山容の上に、五竜岳が見えていた。

Y君は昨年の夏、ここのスキー場の頂上から出発してあの五竜岳に奥さんと登ったそうな。

その奥様は? きょうはマラソン大会に出てるとか・・ウムー。




▲ その五竜岳から視線を少し右にずらすと・・白馬三山の頂が並んで顔を出している。

そしてその頂の左から右へ流れる白い稜線が、そう八方尾根。リーゼンのコースそのものだ。
あのリーゼンから、先月はこちらの五竜の山並みを眺めていたんだよなあ・・
納得と感動。


ようやく動き始めた山頂へ行くリフトに乗って、47から五竜側ゲレンデへ移動する。



▲ 山頂1676mにきた。




▲ ヨシッ。五竜ゲレンデを滑るか。

少し降りたところに、チャンピオンエキスパートコースが。
五竜側の上級コースだ。

ここでY君とI君の師弟コンビの特訓が始まった。

【涙の特訓】



▲ I君(上方)「え~・・、ここを滑るんですかあ??」

  Y君(下方)「あたりまえだよ。かんたんダヨ」
        「みてろ」






▲ と、Y君はスイスイと降りていくのであった。




▲ 「えーっ、こんなところ・・やだな」

と言ってたかどうかは聞こえないが、I君は降りてきた。




▲ 「ああー、こけてもた」




▲ と、この師弟関係の特訓はこの雪坂道で延々と続いた・・・


昨夏は、北岳に登ってテント泊したというI君だから脚力はありそうでナントカ耐えた。



【新雪】

五竜側の頂上にはこんなところもあった。
まだ、踏み荒らされていないバージンロードが残っている!



我々が滑ったのは言うまでもない。



▲ しかしパフパフにはほど遠い、重めで固めの新雪だった。





▲ 五竜側には他にも未圧雪コース↑が47より多くあったが、もう皆さんに食い荒らされたグシャグシャ雪面だった。

最初に五竜から入ればよかった・・(涙)


しかしそれはそれ。

みなさん、ブランチで休んだだけで午前、午後と滑り通しで(笑)。



▲ 2時半になった。「明日は仕事だから」とは誰も言わなかったが、ボチボチ帰るか。

師弟の二人とも、満足の笑みをみせた。




▲ Y君の高級ヨーロッパ車の前に戻る。


ここから少し走って、私の定宿・八方尾根第三駐車場に移動。




▲ 隣接する郷の湯へ。ここで汗を流したあと出発。

さらば白馬。

私はそのあと寝入ってしまって、すみません。

横川SAで夕食。




▲ 高坂SAに戻ってきたのは、午後8時ごろ。

キャンカーを運転しなかったが、長~い一日。

私を下ろして、二人はそのまま都心へ帰っていった。


二人は初滑りだったが、私達だれもケガ・不調はなく楽しく滑れてよかったねー。
運転も追い越し車線の連続走行だったが、危ない目にも合わずY君ありがとう。

またね。





綴じ込み付録:


誰だ、このトロトロ滑っているヤツは

ゆっくり滑ってくれないと撮れない、とIクンにいわれたので
錫杖さん、悪しからず・・

【期間限定開示】