1月24日(土)
テレビを見ていたら、巣鴨の商店街を紹介していた。
なんかおもしろそう。
「わたしここ行ったことあるよ・・」
ボクはない。
ボクの通勤定期の範囲内だ。
じゃあ行こう。定期もあと1年有効活用。
▲ ということで、朝11時頃出発。JR巣鴨駅に降り立った。
駅の前を下ったところに、すぐその商店街があった。
巣鴨地蔵通商店街。
歩行者天国になっていた。
通りの商店街の両脇にお店がずらりと並んでいる。
のぞいていく人垣でどこもびっしり。
▲ だいふく屋。「東京すがも園」。ここは開運塩大福がウリのようだ。
▲ 八つ目うなぎの「にしむら」。 たべたいな。
持ち帰り用もあったけれど・・
▲ ごまの専門店「ごま福堂」。
炒るのではなく、杵(きね)ですりつぶした「杵つき金ごま」が試食できる。
香りが特に、こおばしい。トルコ産の金ごまを使っているとある。
さあ、次は通りの中心に有り、やはりこの通りの中心的存在の「とげぬき地蔵尊・高岩寺」にきた。
▲ もう、多くの善男善女が押し寄せている。
煙りをかぶって、ナムアミダブツ。「あたまが良くなるように」「無病息災で・・」
▲ なかでも列が長~くて、何をみなさん待ってられるのかと、その先を行ってみると。
この1mぐらいの小さな観音様↑を拝んで拭くための順番待ち、だったのであります。
この「洗い観音(聖観世音菩薩)」に水をかけて自分の悪いところを洗うとそこが治るという信仰がある。今は水ででなくて布で洗うように拭くと良いらしい。
▲ 洗い観音の横では「幸福だんご」を売っていた。
お腹がすいていたので、1本食べると、少ししあわせな気持ちになった。
「いつもこんなにお寺は混んでいるの?」と売り子さんに尋ねると、1月(初詣)と7,8月(お盆)は参拝者が特に多いらしい。
▲ 「巣鴨で北海道」さん。
北海道産の昆布を中心にした水産加工品を売っているようだ。
▲ 「羅臼産磯のりとろろ汁」の実演試食販売。
地蔵通りはとにかく試食販売が多い。そして多くの特定年齢・特定性別の方達(^^)が集まっておられる。
ボクも試食をいただく。
▲ 「さあ、これが磯海のりとろろ汁ですよ!!」
思わず見上げるツレ。
そして買ってしまった。
▲ さあお次は、「赤パンツ」屋の「マルジ」だよ。
ここも人がごったがえしている。
マルジは赤パンツを中心に、赤い下着衣料品を売っているユニークなお店。
▲ なぜ赤パンツ?
それは赤パンツの力。ヘソ3~4cm下の丹田(たんでん)と呼ばれるところは全身のパワースポット。
ここが赤色に反応するのさ。だから赤いパンツを履いていると、いつも元気でいられるのさ。
知らなかった?
▲ 「どのパンツがいいかな」
還暦のお祝いに贈ることが多い。
ツレ は双方の同い年のお母さんが還暦の時に、ここで赤パンツを買って贈ったとか。
それもう、何十年も前の話だね。知らなかった。
で、自分がその歳になった。誰も贈ってくれないので彼女は自分で買ってたよ。
赤い腹巻。
さあこれでキミの気力充実まちがいなし。
次は、お腹を充実させよう。
今までの地蔵通り商店街の終わりには、都電荒川線が横切っている。
▲ 一両車だ。荒川線・庚申塚駅横のこの踏切を越えて少し歩く。
その右側に。
▲ 「ファイト餃子店」さんがあった。
1時過ぎだけど、5組以上お待ちの列が。
結局、ボク達も40分ぐらい待ったかな・・
▲ 「稲荷寿司餃子」(正式名ではない)20個。
稲荷寿司みたいな大きさの餃子が出てきた。
かぶりつくと、バリッ、ザクッ。中の1/3ぐらいが空洞で、中に閉じ込められていた蒸気が一気に出てくる。
あちっ。餡は十分にジューシー、スパイシー。ふおっ、ふぉっ!と食べる。
鍋に餃子をぎっしり敷き詰めて、大量のお湯と油でじっくりゆで揚げた、と壁の説明書に。
主食としての餃子を目指した、ファイト餃子だ。
10個で450円。これは忘れられない味だ。
▲ 合わせて、チャーハンも一皿頼んだ。720円。
これは味付けは軽い。これが濃いと餃子とけんかをしてしまうからだろう。
もう、お腹いっぱい。満足いっぱい。
ファイト餃子店でUターンして地蔵通りへまた戻る。
今度は、お土産を買って買えろう。
(お土産といっても自分達で食べるだけだが)
▲ 「御菓子司 松月堂」さんで、「厄除け地蔵最中」を。
”お体の痛いところからお召し上がり下さい”と書いてある。
具合の悪い箇所が治癒されるとか。
▲ 餃子のあと、なにか甘いモノが食べたかったので早速食べる。
ツレはお地蔵さんの頭からかじった。
で、オマエあたまが悪いのか? と冗談で言ったら、本気で怒った。
▲ 「杉養蜂園」。
アセロラ入りの蜂蜜入りを買っていた。夜、眠る前に飲むのだとか。
普通は、ここの蜂蜜入りソフトクリームを食べるのだが。(TVではそうだった)
今日は寒いからね。
▲ 「元祖塩大福みずの」店さん。
やっぱり塩大福は買って帰らねば。
さあ、これで食べたし買ったし帰ろうか。
おっと、ひとつ重要なこと。
人混みでごった返す「巣鴨地蔵通り商店街」だったが、ここで顕著な特徴にお気づきでしょうか。
そう、女性客が多い。しかも高齢者の方が多い。杖を突きながら歩いている方に何度も道を譲った。
そう、ここは別名「おばあちゃんの原宿」と呼ばれるのだ。
ツレのレポによると、先の赤パンツ店内でトイレ待ちをしているとき、前のおばあちゃんが「あなた、急いでいるのなら先に行っていいよ」と言ってくれたところから、少しお話を。
この70代がらみの杖をついて歩くおばあちゃんは、週に3回ぐらいこの「原宿」に来るのが楽しみなんだとか・・・
「ぶらり・お参り・ゆったり・巣鴨」 (商店街のパンフ)
巣鴨地蔵通りは、生活空間として日々活況にあふれた商店街、と同時に人々の安らぎ空間でもあるようだ。
**********
ツレの希望で、JR巣鴨駅から一つ先のJR駒越駅へ移動した。
歩いて15分ほどのところに。
ここに学生時代の思い出の地がもう一つあるのだとか。
三人でルームシェアをしていた学生時代。
卒業の時その記念にと、プロのカメラマンに依頼して写真をとってもらったところ。
▲ 旧古河庭園(国指定名勝)。
陸奥宗光の邸宅 ⇒ 古河財閥所有 ⇒ 東京都所有・管理
現在の洋館と洋風庭園の設計者は鹿鳴館、ニコライ堂(おう、御茶ノ水)を手がけた英国人建築家コンドル。
▲ この洋館を背景に、3人の若き乙女達がポーズをとっている記念写真、ボクも見たことあるよ。
みんな、ずいぶん、背伸びした気取った顔をしていたが(^^)。
▲ この庭園はバラ園としても有名。
あの時も冬で、バラは咲いておらず今日のように閑散としていたとか。
○○さん、△△さん、ツレは40年後の今、またここを一緒に歩いてみたいと申しておりました。
了
付録;
テレビを見ていたら、巣鴨の商店街を紹介していた。
なんかおもしろそう。
「わたしここ行ったことあるよ・・」
ボクはない。
ボクの通勤定期の範囲内だ。
じゃあ行こう。定期もあと1年有効活用。
▲ ということで、朝11時頃出発。JR巣鴨駅に降り立った。
駅の前を下ったところに、すぐその商店街があった。
巣鴨地蔵通商店街。
歩行者天国になっていた。
通りの商店街の両脇にお店がずらりと並んでいる。
のぞいていく人垣でどこもびっしり。
▲ だいふく屋。「東京すがも園」。ここは開運塩大福がウリのようだ。
▲ 八つ目うなぎの「にしむら」。 たべたいな。
持ち帰り用もあったけれど・・
▲ ごまの専門店「ごま福堂」。
炒るのではなく、杵(きね)ですりつぶした「杵つき金ごま」が試食できる。
香りが特に、こおばしい。トルコ産の金ごまを使っているとある。
さあ、次は通りの中心に有り、やはりこの通りの中心的存在の「とげぬき地蔵尊・高岩寺」にきた。
▲ もう、多くの善男善女が押し寄せている。
煙りをかぶって、ナムアミダブツ。「あたまが良くなるように」「無病息災で・・」
▲ なかでも列が長~くて、何をみなさん待ってられるのかと、その先を行ってみると。
この1mぐらいの小さな観音様↑を拝んで拭くための順番待ち、だったのであります。
この「洗い観音(聖観世音菩薩)」に水をかけて自分の悪いところを洗うとそこが治るという信仰がある。今は水ででなくて布で洗うように拭くと良いらしい。
▲ 洗い観音の横では「幸福だんご」を売っていた。
お腹がすいていたので、1本食べると、少ししあわせな気持ちになった。
「いつもこんなにお寺は混んでいるの?」と売り子さんに尋ねると、1月(初詣)と7,8月(お盆)は参拝者が特に多いらしい。
▲ 「巣鴨で北海道」さん。
北海道産の昆布を中心にした水産加工品を売っているようだ。
▲ 「羅臼産磯のりとろろ汁」の実演試食販売。
地蔵通りはとにかく試食販売が多い。そして多くの特定年齢・特定性別の方達(^^)が集まっておられる。
ボクも試食をいただく。
▲ 「さあ、これが磯海のりとろろ汁ですよ!!」
思わず見上げるツレ。
そして買ってしまった。
▲ さあお次は、「赤パンツ」屋の「マルジ」だよ。
ここも人がごったがえしている。
マルジは赤パンツを中心に、赤い下着衣料品を売っているユニークなお店。
▲ なぜ赤パンツ?
それは赤パンツの力。ヘソ3~4cm下の丹田(たんでん)と呼ばれるところは全身のパワースポット。
ここが赤色に反応するのさ。だから赤いパンツを履いていると、いつも元気でいられるのさ。
知らなかった?
▲ 「どのパンツがいいかな」
還暦のお祝いに贈ることが多い。
ツレ は双方の同い年のお母さんが還暦の時に、ここで赤パンツを買って贈ったとか。
それもう、何十年も前の話だね。知らなかった。
で、自分がその歳になった。誰も贈ってくれないので彼女は自分で買ってたよ。
赤い腹巻。
さあこれでキミの気力充実まちがいなし。
次は、お腹を充実させよう。
今までの地蔵通り商店街の終わりには、都電荒川線が横切っている。
▲ 一両車だ。荒川線・庚申塚駅横のこの踏切を越えて少し歩く。
その右側に。
▲ 「ファイト餃子店」さんがあった。
1時過ぎだけど、5組以上お待ちの列が。
結局、ボク達も40分ぐらい待ったかな・・
▲ 「稲荷寿司餃子」(正式名ではない)20個。
稲荷寿司みたいな大きさの餃子が出てきた。
かぶりつくと、バリッ、ザクッ。中の1/3ぐらいが空洞で、中に閉じ込められていた蒸気が一気に出てくる。
あちっ。餡は十分にジューシー、スパイシー。ふおっ、ふぉっ!と食べる。
鍋に餃子をぎっしり敷き詰めて、大量のお湯と油でじっくりゆで揚げた、と壁の説明書に。
主食としての餃子を目指した、ファイト餃子だ。
10個で450円。これは忘れられない味だ。
▲ 合わせて、チャーハンも一皿頼んだ。720円。
これは味付けは軽い。これが濃いと餃子とけんかをしてしまうからだろう。
もう、お腹いっぱい。満足いっぱい。
ファイト餃子店でUターンして地蔵通りへまた戻る。
今度は、お土産を買って買えろう。
(お土産といっても自分達で食べるだけだが)
▲ 「御菓子司 松月堂」さんで、「厄除け地蔵最中」を。
”お体の痛いところからお召し上がり下さい”と書いてある。
具合の悪い箇所が治癒されるとか。
▲ 餃子のあと、なにか甘いモノが食べたかったので早速食べる。
ツレはお地蔵さんの頭からかじった。
で、オマエあたまが悪いのか? と冗談で言ったら、本気で怒った。
▲ 「杉養蜂園」。
アセロラ入りの蜂蜜入りを買っていた。夜、眠る前に飲むのだとか。
普通は、ここの蜂蜜入りソフトクリームを食べるのだが。(TVではそうだった)
今日は寒いからね。
▲ 「元祖塩大福みずの」店さん。
やっぱり塩大福は買って帰らねば。
さあ、これで食べたし買ったし帰ろうか。
おっと、ひとつ重要なこと。
人混みでごった返す「巣鴨地蔵通り商店街」だったが、ここで顕著な特徴にお気づきでしょうか。
そう、女性客が多い。しかも高齢者の方が多い。杖を突きながら歩いている方に何度も道を譲った。
そう、ここは別名「おばあちゃんの原宿」と呼ばれるのだ。
ツレのレポによると、先の赤パンツ店内でトイレ待ちをしているとき、前のおばあちゃんが「あなた、急いでいるのなら先に行っていいよ」と言ってくれたところから、少しお話を。
この70代がらみの杖をついて歩くおばあちゃんは、週に3回ぐらいこの「原宿」に来るのが楽しみなんだとか・・・
「ぶらり・お参り・ゆったり・巣鴨」 (商店街のパンフ)
巣鴨地蔵通りは、生活空間として日々活況にあふれた商店街、と同時に人々の安らぎ空間でもあるようだ。
**********
ツレの希望で、JR巣鴨駅から一つ先のJR駒越駅へ移動した。
歩いて15分ほどのところに。
ここに学生時代の思い出の地がもう一つあるのだとか。
三人でルームシェアをしていた学生時代。
卒業の時その記念にと、プロのカメラマンに依頼して写真をとってもらったところ。
▲ 旧古河庭園(国指定名勝)。
陸奥宗光の邸宅 ⇒ 古河財閥所有 ⇒ 東京都所有・管理
現在の洋館と洋風庭園の設計者は鹿鳴館、ニコライ堂(おう、御茶ノ水)を手がけた英国人建築家コンドル。
▲ この洋館を背景に、3人の若き乙女達がポーズをとっている記念写真、ボクも見たことあるよ。
みんな、ずいぶん、背伸びした気取った顔をしていたが(^^)。
▲ この庭園はバラ園としても有名。
あの時も冬で、バラは咲いておらず今日のように閑散としていたとか。
○○さん、△△さん、ツレは40年後の今、またここを一緒に歩いてみたいと申しておりました。
了
付録;