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野口里佳 写真展 / 夜の星へ

2016年01月17日 15時50分00秒 | 文芸・アート
1月16日(土)

スキーにも行けず。どうしょうか。

小説家平野啓一郎が日経アートレビュー欄で、また新しい写真展を紹介していた。

「野口里佳写真展 夜の星へ」 (2月8日まで)

じゃあ、久しぶりに写真展に出かけてみるか。



▲ ということで、池袋駅から山手線に乗ってここJR品川駅に来た。

品川駅周辺が大きく変わった、ということはもう何年も前から聞いていた。
しかし、1970年代のイメージしか持ち合わせていないボク。
どんなになったのだろう・・
品川駅 港南口から出る。



▲ WAO!

巨大なビル群が目の前に現れた。




▲ インターシティというのか。

これはオフイスビル街だな。
今日は土曜日で企業は休みだから、サラリーマンもいなくて閑散としている。

そういうビル街で、きょうの写真展はある。
キャノン本社ビルのキャノンSタワー1階だった。




▲ キャノンギャラリーS

常時写真展を入場無料でやっているようだ。

野口里佳(のぐちりか)は、1971年生まれ、埼玉県出身。ベルリン在住。

中にはいってみる。

ベルリンの夜、二階建てバスに乗って眺めた町の写真が30枚ほど展示されている。
一番奥のコーナーには、彼女が同じくバスから撮った夜の町のフイルムが、延々と流されている。



▲ 展示ポスターにもなっている一枚。




▲ パンフレットから転写した展示写真。

一見して分かるように、写真に共通するのは街の灯り、車のライトの灯りがボヤーとした光を放っていることだ。
雨上がりの夜なのだろう、道路が濡れたように光を反射する。
その光は都会の星、人工的な夜の星。
そうであってもそれに照らされる夜景からは、
暗闇の安らぎと、同時に街の華やかさが、かすかに温かみを持って伝わってくる。

外国のビルの車の夜景には、かなりの時期そこに住んだボクは、忘れていたあの時の思い、郷愁のようなものを感じてくる。


もし白内障になれば、こんなに光も丸くボヤーっとして、物体もかすんで見えるのだろうか。
それはかなわん、と思いつつも、これはこれでいい世界なのだ。
全部がくっきりはっきり見えればいいわけでは無い時もあろう・・・


とかなんとか、よく分からないまま、タダで見たのだからそれでも良かろう(笑)、という思いになって写真展を出た。




▲ キャノンのショールームも当然併設されていた。

新型のカメラ、コピー機の展示がある。




▲ ライブラリーには、昔からの歴代のキャノンカメラが。

ボクなんかは、コンデジ(カシオ)で満足している者だからほとんど関心は無いが・・。


昼食をどこで食べようか。
品川駅に戻る。



▲ アトレ品川のビルに入って。

トライベッカ品川という店で。
もう2時半だったので、ラストオーダーに近い中で。



▲ T-SHOCK とかいうセット1180円 を注文。

サラダバー、ドリンクバー込みで、ゴボウと鶏肉のシチュー?
ドリンクフリーだから、時間をつぶすのには良さそうではあったが。


deco さんからはパンを買ってきて、と言われているのでベーカリーにも寄る。

とにかく、いつもの近所のスーパーのパンでは買えないモノをと、



▲ はい。当店1位の「プレッツエルクロワッサン」280エン を。

プレッツエルの硬みと塩味を表面に保ちつつ、中はクロワッサン生地で。




▲ 第3位の「カラメルアップル」300エン も。

中にはリンゴ片を散りばめ、甘く柔らかく焼いたもの。
これは味が容易に想像つく。

それに、右上端にのぞく緑色のグリーンティースコーン280エン も。

これで田舎のパン屋とは十分差別化されたパンを買ったから満足してもらえるだろう。


~・~・~・~・

池袋駅へ戻ってきた。

すると地下コーンコースに行列が



▲ なんで、こんな通り道の真ん中に列を作るのか?




▲ ちょっと離れたところの店の行列の続きだ。




▲ シュークリームだ。シュクリム・シュクリという店。

なに、なに・・ 皮に栗がコーティングしてある のがウリのシュークリームだな。
甘い、いいにおいが漂ってくる。

オレも並ぼうか。
アホ、並んでるのは女ばかりだぞ。

大都会の際限のない消費生活に惑わされてはいかん(笑)。
今日はこのまま帰ろう。