アメリカン・ブルーです。
仏教でいう所の「七回忌」
私の友人の中で、
早くにご主人様を亡くされた方々が居ります。
七回忌までは話の折々に涙して来た彼女たちが、
そこを境に涙を見せなくなりました。
諦め、自立、祈り・・・
故人が「仏さま」になって行く時間がその年月かと、
私なりにそう想っています。
昨日の岩手県盛岡市の最高気温は27℃
母が眠る松園にある霊園は、
目の前に岩手山がそびえるジオラマのような場所にあるので、
風が渡り、薄曇りの中・・・
心配していた礼服で程よい気温となりました。
東北自動車道を北へおよそ200km
その沿道は、ツタが紅葉し始め、
ススキの広がりが、
仙台よりも一歩早い秋を演出していました。
10時半の法要の予定に間に合うように、
3時間(余裕を見て)前に家を出たのですが・・・
途中、何か所もの工事に阻まれて、
最後は紫波辺りから、
4kmの対面通行渋滞に20分ほどを割かれて(>_<)
この時点で・・・
姉に連絡を入れて
「間に合わない、先に進めてください。」
姉から、「10時40分まで待ってもらうように段取りしたので・・・」
そんな返事が届きました。
大事な法事に遅れてしまって・・・
申し訳なかったのですが、
ギリギリの10時40分
無事に到着出来ました(*´▽`*)
直ぐに和尚様が来られて・・・
法要が始まり、
何とか、母の供養を行うことが出来ました。
和尚様は、父の教え子だった方で、
まだお若いのですが、
4年ぶりのお経は、
一段とそのお声が良い響きとなられていました。
法要に後、車をお寺に置かせてもらい、
甥の車で、お墓参り、
その後、食事会をしてきました。
コロナ禍だったので、皆で会うのは母の3回忌以来4年ぶり。
義兄の「コロナ太り」?と聞く体型と、
姪の娘の成長が一番の驚き。
小学生だった姉の孫も今年は受験生だそうで、
その彼女、私を見て曰く
「おばあちゃんが二人いるようだ~笑笑♪」
若い頃はあまり似ていなかった姉妹ですが、
年々、歳を重ねるごとに似てくるようで・・・
それも良し~ そう思いました。
この日は、盛岡市に秋の訪れを告げる「盛岡秋まつり」の最終日
盛岡八幡宮例大祭の山車が5年ぶりに10台の巡り、
かけ声と笛や太鼓のおはやしが響き渡っていました。
いつも目的あっての盛岡入りなので、
市内を車で走ることもあまりないので、
甥の車で、懐かしい場所を走ってもらい、
母校の前や、勤めていた職場だったり、
親しんだお店など・・・
どこも大きく変化して、
もう一人では歩けない街になっていました。
一方では・・・
アメリカのニューヨークタイムズ紙
「2023年に行くべき52か所」
1位のロンドンに次いで2位に盛岡市が選ばれました。
ニューヨークタイムズのホームページには、
秋の紅葉の時期に盛岡城跡公園で撮影したと見られる動画とともに、
盛岡市は「東京から新幹線で短時間で行ける距離にあり、
人混みを避けて歩いて楽しめる美しい場所」などと紹介されているそうです。
夫と、次回は新幹線で行こうかぁ~
時間に遅れず、最短39分?
私が大学生の頃は、
急行列車でおよそ2時間40分ぐらい・・・
今の高速道路の車時間とほぼ一緒でしたね~"(-""-)"
帰りの車から微かに姿を見せた岩手山。
数年前に撮った、
母が眠る場所から見える景色です。
私の中の原風景・・・
また、ここ訪れる日
美しいふるさとの山に会えますように~(*´▽`*)